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2026.01.20

【保育実習完全ガイド】準備から日誌・お礼状まで、流れを6ステップで解説

保育実習は、事前の準備から実習期間、そして終了後の振り返りまでがひとつの大きな流れとして進みます。実習を実りあるものにするためには、それぞれの段階で「何をすべきか」をあらかじめ把握しておくことが大切です。

この記事では、保育実習の全体像をステップごとに分け、準備の進め方や現場での関わり方、実習後に必要な対応までをわかりやすく解説します。関連する解説記事とあわせながら、実習に向けた準備に役立ててください。

ステップ1|保育実習の「全体像とスケジュール」を知る

保育実習は、実習期間中だけで完結するものではありません。実習先が決まってからの事前準備、園での実習期間、終了後の振り返りまでを一続きの流れとして捉えることが大切です。保育実習全体の流れをあらかじめ把握しておくことで、今どの段階にいるのかがわかり、落ち着いて実習に臨みやすくなります。

  • 事前準備:園への連絡やオリエンテーションの依頼
  • 実習期間:日々の活動と実習記録の作成
  • 実習後:お礼状の送付や学校への提出物作成

まずは全体像を理解しておきましょう。

ステップ2|事前準備(オリエンテーションと持ち物の確認)

保育実習は、実習先が決まった時点から少しずつ準備が始まります。実習先の園が決まると、学校から今後の流れや必要な対応について案内があるので、その内容をもとに、園への連絡や日程調整を進めていきます。連絡の方法や時期は学校ごとに異なるため、指示を確認しながら対応しましょう。一つひとつを丁寧に確認し、わからない点は早めに整理しておくことが大切です。

園への連絡

園に連絡し、実習開始日やオリエンテーションの日程を確認します。

オリエンテーション

オリエンテーションでは、実習の進め方や園での過ごし方など、実習に関わる基本事項を確認します。

保育実習のオリエンテーションについては、「保育実習のオリエンテーションとは?流れ・服装・あいさつのポイントまとめ」でも解説しています。あわせてご覧ください。

持ち物の準備

園に指定された持ち物について、事前に用意します。リスト化してチェックすると漏れがありません。

保育実習の持ち物については、「【保育実習の持ち物リスト】準備のコツとNGアイテムを徹底解説」でも解説しています。あわせてご覧ください。

ステップ3|身だしなみ・言葉遣いのマナーを確認する

保育実習では、日々の関わり方や立ち居振る舞いも実習の一部として位置づけられます。服装や言葉遣いは、実習期間を通して意識すべき基本事項です。

服装・身だしなみの考え方

保育実習の服装は、学校や園から示される指示を基本とします。指定がない場合でも、活動に支障が出ないことや清潔感を意識し、園の方針を大切にした身だしなみを整えます。細かな基準は、園ごとの考え方に沿って確認します。

保育実習での服装については、「動きやすさ×好印象!保育実習の服装これでOK」も解説しています。あわせてご覧ください。

挨拶と言葉遣い

挨拶や言葉遣いは、実習初日だけでなく実習期間を通して求められる基本的なマナーです。園の職員や保護者、子どもとの関わり方を意識し、明るくはっきりとした挨拶を心がけます。実習生としての立場を意識し、正しい敬語や場面に応じた適切な表現を使うことが、現場での円滑なコミュニケーションと信頼関係につながります。

保育実習での挨拶については、「【例文あり】保育実習の挨拶の基本|場面別の伝え方とポイント」でも解説しています。あわせてご覧ください。

ステップ4|実習に取り組む

実習期間中は、園の一員として保育の現場に関わりながら実習に取り組みます。この段階では、園での指導のもとで主体的に動くことと、その経験を日誌で整理することが実習の軸になります。

保育実習中のポイントについては「【保育実習】実習担当の先生が見ているポイントは?評価で大切にされる5つの姿勢」でも解説しています。あわせてご覧ください。

園の方針と指導を踏まえた行動をとる

実習中の行動は、園の方針や職員からの指示をもとに進めます。活動内容や子どもとの関わり方は、その都度説明を受けながら行うのが基本です。もし「何をすれば良いかわからない」という場面があれば、そのまま待つのではなく、「何かお手伝いできることはありますか?」と自ら声をかけて確認しましょう。また判断に迷う場面では自己判断せず、必ず職員に確認を取りましょう。

実習中に守るべきルールと情報の扱いを徹底する

実習中は、園内での情報の扱いなどに厳重な注意が必要です。写真撮影や私的な記録、保育内容のSNSなどへの外部発信は絶対に行わないよう、園のルールを徹底して守りましょう。

実習日誌による振り返りを行う

実習期間中は、実習日誌を通して日々の経験を振り返ります。日誌には、活動内容だけでなく「なぜその時先生はそう動いたのか」「自分はどう感じたか」という気づきを整理しましょう。振り返りを重ねることで、実習中の経験が次の学びにつながっていきます。

実習日誌の書き方については、「実習日誌の書き方完全マスター|項目別のポイントと注意点」「【例文あり】保育実習の目標|書き方のポイントをわかりやすく解説」でも解説しています。あわせてご覧ください。

ステップ5|実習後の手続きとお礼状の送付

保育実習が終わった後も、いくつかのやるべきことがあります。実習の締めくくりとして、一つひとつ丁寧に対応しましょう。

お礼状の送付

実習終了後には、速やかに園へ感謝の気持ちを伝えます。お礼状を送付する場合は、実習終了から1週間以内を目安に届くよう準備するのがマナーです。

園へのお礼状の書き方は「保育実習のお礼状の書き方|基本マナーとすぐ使える例文集」でも解説しています。あわせてご覧ください。

学校への提出物(日誌・レポート)の整理

実習後には、実習日誌や振り返りレポートなど、学校へ提出する書類があります。提出物の内容や期限を改めて確認し、遅れないようにまとめます。

ステップ6|実習経験を次につなげる

保育実習で得た経験は、その場限りで終わるものではありません。実習を通して感じたことや気づいたことを整理しておくと、これからの学習や進路を考えるヒントになります。

実習で得た気づきを整理する

実習中や実習後に記録した実習日誌や振り返りをもとに、自分がどのような場面に関心を持ったのかを整理します。子どもとの関わりや保育の進め方など、印象に残った点を整理することで、自分の得意なことや学びたいことが見えてきます。

次の実習・学習に活かす

実習で得た気づきは、次に行う実習や学習につなげられるよう、「うまくいった点」や「難しかった点」をまとめておきます。それらを整理して、次に意識したいポイントとして書き留めておくことで、これからの実習や授業に活かしていくことができます。

進路を考える

保育実習は、現場の様子を具体的に知ることができる貴重な機会です。実習を通して感じたことをもとに、どのような環境で働きたいか、どのような保育を目指したいかなど、自分の進路を考える際の参考にしましょう。

保育実習に関するQ&A

保育実習の準備から振り返りまで、よくある疑問にお答えします。

Q.保育実習は、いつ頃から準備を始めれば良いですか?

A.実習先が決まった段階から準備は始まります。園への連絡やオリエンテーションの日程調整などについては、学校からの案内に沿って進めます。

Q.保育実習では、どこまで自分で判断して行動して良いですか?

A.実習中の行動は、園の方針や職員の指示を優先して進めます。判断に迷う場面では自己判断をせず、確認を取ったうえで行動することが基本です。

Q.指示がない時間は、どのように過ごせば良いですか?

A.周囲の状況を見て、自分にできることがないか近くの先生に声をかけて確認します。

Q.保育実習で注意が必要な行為には、どのようなものがありますか?

A.実習中は、子どもの安全に関わる行為や、個人情報の扱いなどに注意が必要です。写真撮影や私的な記録、園内の様子を外部に発信する行為などについては、園ごとのルールを確認し、それに沿って行動します。

Q.実習日誌には、どのような内容を書けば良いですか?

A.実習日誌では、その日の活動内容だけでなく、関わりの中で気づいたことや考えたことを整理します。

Q.保育実習の経験は、その後どのように活かせば良いですか?

A.実習で得た気づきは、次の実習や学習、進路を考える際の材料になります。実習中の記録や振り返りをもとに、関心を持った点や学びを整理していきます。

まとめ

保育実習は、事前の準備から実習期間、そして事後の振り返りまでがすべて一続きの学びです。各段階でやるべきことをあらかじめ把握しておけば、実習全体の見通しが立ち、落ち着いて本番に臨むことができます。

実習での経験は、その場限りで終わるものではありません。一つひとつの段階を大切に積み重ねていくことが、これからの学習や自分に合った進路を考えるための確かな土台になるはずです。

保育実習を通して、多くの経験ができます。ライクキッズが首都圏を中心に150園以上運営している「にじいろ保育園」では、保育実習を受け付けています。保育実習を通して、たくさんの大切なことを学んでみましょう!


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