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2025.07.29

【保育実習の持ち物リスト】準備のコツとNGアイテムを徹底解説

保育実習を控えて「何を持っていけばいいの?」と不安に感じていませんか?実習に必要なアイテムは意外と多く、選び方にもポイントがあります。この記事では、基本の持ち物リストから園の種類ごとの違い、避けたほうがよいアイテム、持ち物をスマートに管理するコツまで、わかりやすくご紹介します。

【チェックリスト】保育実習に必要な持ち物一覧とアイテム選びのポイント

保育実習では、毎日の活動を円滑に進めるために、基本的な持ち物をしっかり準備しておくことが大切です。以下は多くの園で必要とされる持ち物の例です。実習前に園から配布されるしおりや指導要領などと照らし合わせながら、漏れなく揃えましょう。

筆記用具(黒・赤ボールペン、シャープペン)

実習記録や連絡帳の記入に使います。シンプルなデザインで書きやすいものを選びましょう。

メモ帳・記録用ノート

子どもの様子や保育内容をこまめに記録するために必須です。実習で着用するエプロンのポケットに入るサイズだと、使い勝手が良く便利です。

ファイル・クリアケース

提出書類を整理・保管するために使用します。無地で透明なA4サイズのものが一般的です。

名札(ネームプレート)

子どもや職員に名前を覚えてもらうために必要です。園の指定を確認して、手作りまたは市販のものを用意しましましょう。読みやすく、清潔感のあるデザインが好まれます。

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ハンカチ(複数枚)・ポケットティッシュ

手洗い後や子どものケアの際にすぐ使えるよう、ポケットに入れて携帯します。毎日清潔なものに取り替える習慣を。

室内用上履き

滑りにくく、脱ぎ履きしやすいスニーカータイプがおすすめです。派手な柄は避け、落ち着いた色味を選びましょう。

エプロン

活動時に汚れを防ぐために使います。無地で装飾の少ないものが好ましく、2~3枚用意しておくと安心です。

腕時計(アナログ)

保育中にスマホを確認するのはNGなため、時間管理用に必要です。通知機能付きのスマートウォッチは避け、視認性が高いアナログタイプを選びましょう。

ビニール袋(汚れ物の持ち帰り用)

汚れた着替えなどを入れる際に役立ちます。小さく折りたたんで常に持っておくと便利です。

健康保険証

体調不良やケガなど緊急時に備え、マイナ保険証(マイナンバーカード)か健康保険証を持参しましょう。

保育実習日誌

毎日必ず持参し、その日の保育内容や反省を記録します。

印鑑

実習日誌や出勤簿に押印が必要な場合があります。

要事前確認!実習先によって異なる持ち物

保育実習で必要な持ち物の中には、園の方針や季節、当日の活動内容によって必要かどうかが変わるものもあります。以下のアイテムは、実習前に園に確認しておくと安心です。

コップ

実習中は水分補給のために、自分専用のコップを持参するよう求められることがあります。落としても割れないプラスチック製やシリコン素材の、取っ手付きで安定感のあるデザインがおすすめです。派手な柄は避け、シンプルで清潔感のあるものを選びましょう。

お弁当

給食がない園や遠足など特別な日のために、お弁当が必要な場合があります。実習生は子どもたちの補助や片付けを優先するため、自分の食事時間は短くなりがちです。あらかじめ食べやすい大きさにカットしたおかずや、手を汚さずに食べやすいものにするのがポイント。汁漏れしにくい容器を使い、保冷対策も忘れずに行いましょう。

水筒

外遊びや園外保育の際に必要とされることがあります。子どもと一緒に活動するため、軽くて片手で開け閉めできるものが便利です。

雨具(レインコート・長靴・折りたたみ傘など)

雨天時の屋外での活動など、雨具の持参が求められる場合があります。安全性と実用性を重視したものを選びましょう。

実習前には必ず園から配布される実習要項やしおりを丁寧に読み込み、不明点があれば早めに担当教員や園に確認することが重要です。特に、季節や天候によって必要なもの(帽子、防寒具、水筒など)も変わってくるため、柔軟な準備を心がけましょう。

持っていかないほうがいいもの・避けるべきもの

保育実習では、「必要なものを持つ」ことだけでなく、「持っていくべきでないもの」を知ることも大切です。園の方針や安全面、実習生としての立場をふまえ、以下のようなアイテムは避けましょう。

  • キャラクターグッズ・派手なデザインの文房具やエプロン
    子どもが気を取られたり、取り合いの原因になったりすることがあります。実習生は目立ちすぎず、保育環境を乱さない配慮が必要です。
  • 香りの強いアイテム(香水・ハンドクリーム・柔軟剤など)
    匂いに敏感な子どもや職員がいる可能性があります。香水は使用せず、ハンドクリームや日焼け止め、洗濯洗剤や柔軟剤を無香料・微香タイプの製品に切り替えるなどの工夫をしましょう。
  • アクセサリー類(指輪・ピアス・ネックレスなど)
    子どものけがや誤飲につながるリスクがあります。たとえ小さなものでも、実習中は付けないことが基本です。
  • スマートフォン(頻繁な使用)
    連絡手段としてバッグに入れておくのは問題ありませんが、保育中に操作するのはNGです。メモや時間確認もスマホで行わないようにしましょう。
  • 高価なアイテムやお気に入りの私物
    汚れたり破損したりするリスクがあるため、思い入れのあるものは持ち込まないようにします。実習では実用性と管理のしやすさを優先しましょう。
  • 必要以上の現金
    交通費、昼食代など必要な金額を把握し、それ以上の不要な現金はあまり持ち歩かないようにしましょう。

持ち物管理のコツと当日の準備術

実習中は毎朝慌ただしくなりがちですが、持ち物の管理をしっかり行うことで余裕を持って1日をスタートできます。前日の夜には持ち物を一式確認し、チェックリストを活用して忘れ物を防ぐのが効果的です。紙やアプリで自分専用のリストを作っておくと安心です。
実習期間が数日間にわたる場合は、替えのエプロンやハンカチ、ティッシュを複数セットにして小分けのポーチに収納しておくと、毎朝の準備がスムーズになります。また、使ったアイテムは帰宅後すぐに補充・洗濯し、翌日に備える習慣をつけましょう。
バッグの中も整理整頓を心がけ、よく使うものはすぐに取り出せる場所に入れておくと便利です。メモ帳や筆記用具、名札などは上着やエプロンのポケットにあらかじめ入れておくのもおすすめです。
そして自分の持ち物には、しっかり名前を書きましょう。
持ち物が整っていることで心にも余裕が生まれ、子どもや保育者との関わりにも集中できます。準備力は信頼にもつながる大切なスキルです。

まとめ

保育実習は、学びと成長の貴重な機会です。事前に必要な持ち物を揃え、園の方針や実習内容に合わせて準備を整えることで、安心して実習に臨むことができます。シンプルで清潔感のあるアイテムを選び、持ち物の管理もしっかり行うことが、実習先での信頼にもつながります。不安や緊張があるかもしれませんが、しっかり準備しておけばきっと大丈夫。笑顔とやる気を忘れずに、充実した実習期間を過ごしてくださいね。

事前に実習先の園を訪問する機会があれば、先輩保育士たちの持ち物を見て、参考にしましょう。

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