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2025.12.19

保育実習のオリエンテーションとは?流れ・服装・あいさつのポイントまとめ

保育実習前に行うオリエンテーションでは、日程調整や面談の進め方をどうすれば良いのか迷いやすい場面がいくつもあります。この記事では、オリエンテーション実施依頼の方法から当日の流れまで、必要なポイントを整理しました。服装や持ち物、質問のまとめ方を確認しながら、落ち着いて臨める形を整えていきましょう。

保育実習のオリエンテーションとは

保育実習のオリエンテーションは、実習内容を事前に確認するための訪問です。実習先が決まった段階で、学生が園へ連絡し、オリエンテーションの実施を依頼し、日程を調整します。

オリエンテ―ション当日は、実習担当者との面談を通して、実習当日の動き方やクラスの流れ、園の方針を把握します。あわせて、学生がどの場面に関わるのか、どの時間帯でどのように動くのかといった具体的な役割を確認します。

オリエンテーションは、園と学生が認識をそろえるためのプロセスです。実習前に基本的な流れを共有しておくことで、お互いに初日の負担が減り、実習全体を進めやすくなります。

オリエンテーションの依頼方法とマナー

オリエンテーションは、学生が園に依頼して実施してもらうものです。園は通常業務の中で日程を調整するため、依頼のタイミングや連絡方法には一定の配慮が必要になります。適切な時期に連絡し、必要な情報を整理したうえで依頼を進めることで、その後の準備がスムーズになります。

依頼する時期

オリエンテーションの依頼は、実習が始まる1か月前から2週間前までを目安に進めます。この期間であれば、園側も担当者の予定やクラスの動きを踏まえて日程調整を行いやすく、学生側も準備に十分な時間が確保できます。

連絡前に準備をすること

依頼をする前に、以下の項目を整理しておきましょう。

・実習期間
・訪問可能な日程の候補
・園の連絡先(実習要項に記載されているもの)
・学校から共有されている基本情報

依頼する時期と時間帯

依頼は実習開始の1か月前から2週間前を目安に行います。電話で依頼をする場合は、午睡の時間や降園後など、園の業務が落ち着く時間帯にかけるようにします。

依頼時の会話例と進め方のポイント

準備しておくことで、必要な内容をスムーズに伝えられます。ここでは、実際に使いやすい会話の流れをご紹介します。

最初のあいさつ

「○○大学〇〇学科◯年の△△と申します。○月○日から実習で伺います。実習前にオリエンテーションをお願いしたく、ご連絡させていただきました。ただいま、お時間を頂戴してよろしいでしょうか。」

日程調整の依頼

「○日から○日の間でオリエンテーションのお時間をいただきたいのですが、ご都合のよろしい日はございますか。」

指定の日時で決定した場合

「ありがとうございます。では○日◯時にお伺いいたします。」

指定日時の都合が悪い場合

「大変申し訳ありません。◯時は授業内で試験があるため、お伺いできません。ほかの候補時間をいただけますでしょうか。」

事前に確認したいことがある場合

「当日までに必要な準備や持ち物はございますか?」

締めのあいさつ

「では、〇月〇日〇時にお伺いいたします。当日はどうぞよろしくお願いいたします。お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。失礼いたします。」

オリエンテーションの服装・持ち物のポイント

オリエンテーションは実習前の面談にあたるため、清潔感のある服装を心がけてください。園によって服装や持参物の指定がある場合もあるので、実習要項や事前の案内を確認したうえで準備しましょう。

服装のポイント

基本はリクルートスーツで訪問します。園から服装の指定がある場合は、その案内に従い、清潔感のある落ち着いた印象の服装で訪問しましょう。迷ったときは学校に相談して判断すると安心です。

髪は顔まわりがすっきり見えるように整え、アクセサリー類は付けません。靴は歩きやすく、控えめなデザインを選びます。

服装の考え方は「動きやすさ×好印象!保育実習の服装これでOK」でも紹介しています。

持ち物のポイント

面談内容を記録できるように、筆記用具とメモ帳は必ず持参しましょう。学校から配布されている実習要項や依頼書など、園とのやり取りで使用する可能性がある書類も持参してください。

持ち物のポイントは「【保育実習の持ち物リスト】準備のコツとNGアイテムを徹底解説」でもご紹介しているので、参考にしてください。

保育実習のオリエンテーションの流れ

オリエンテーションでは、園に到着してから面談が終わるまで、緊張しやすい場面が続くかもしれません。落ち着いて、一つ一つに丁寧に対応しましょう。

  1. 園に到着・受付で名乗る

    指定時刻より5分ほど前には園へ到着し、受付で名前と訪問の目的を伝えます。

  2. 面談の開始

    担当者と対面したら、まずはあいさつと自己紹介を行います。名前、学校名、学科・学年、実習期間を簡潔に伝えれば十分です。長い自己PRは必要ありません。

  3. 実習に関連する基本事項の確認

    園の概要や方針、登園時間、服装、連絡方法、記録や提出物など、実習に必要な基本項目についての案内を受けます。説明された内容はメモを取り、質問があればこのタイミングで確認します。

  4. 園内の案内がある場合

    園によっては、保育室や園庭、職員室など、実習で利用する場所を簡単に案内してもらうことがあります。位置関係を把握しておくと、実習初日に動きやすくなります。

  5. 面談の終了

    説明が終わったら、実習初日の集合時間や基本事項を再確認し、丁寧にお礼を伝えて退出します。

事前に確認しておくことと園への質問例

オリエンテーションの前に、確認したい項目をまとめておきましょう。

  • 1日の流れと活動のタイミング

    「実習初日の集合時間と、到着後の動き方を教えてください。」

    「実習生が入る予定の活動や時間帯があれば教えてください。」

  • 子どもとの関わり方のルール(抱っこ・介助・けが対応など)

    「抱っこや生活面の介助など、実習生が行って良い範囲を教えてください。」

  • 実習記録・指導案の提出方法

    「実習記録や指導案の提出方法とタイミングを教えてください。」

  • 保護者対応の扱い

    「保護者の方に声をかけられた場合、どのように対応すれば良いでしょうか。」

  • 緊急時の連絡方法(遅刻・欠席時の連絡先)

    「もし実習当日に連絡が必要になった場合は、どのようにすれば良いでしょうか。」

保育実習のオリエンテーションに関するよくある質問

オリエンテーションで迷いやすい点を中心に、実習生からよくある質問をまとめました。

Q1. オリエンテーションには必ずスーツで行くべきですか。

園から指定がある場合はそれに従います。指定がない場合はスーツで訪問する学生が多いものの、必ずしもスーツでなければならないわけではありません。迷うときは学校に相談するか、園へ確認します。

Q2. 当日は園のどこで声をかければ良いですか。

園に到着したら、受付や事務室で名前と訪問目的を伝えます。案内があるまでその場で待ちましょう。

Q3. オリエンテーションでは子どもとの関わりはありますか。

面談が中心のため、保育活動に入ることはほとんどありません。園内を案内してもらうこともありますが、活動支援や子どもと関わる場面は実習開始後になります。

Q4. オリエンテーションではどのくらい時間がかかりますか。

園によって異なりますが、30分〜1時間程度が多いようです。説明内容や質問の有無により前後します。

Q5. 実習内容はオリエンテーションでどこまで決まりますか。

担当クラス、入る時間帯、記録や指導案の扱いなど、実習の基本事項が説明されます。活動の細かな内容は、実習初日以降のやり取りで決まることもあります。

Q6. オリエンテーションでは何を持っていけば良いですか。

筆記用具とメモ帳は必ず持参します。実習要項や依頼書など、学校から配布された書類も一式持っていきましょう。園独自の指定がある場合は案内に従います。

Q7. 実習の様子をSNSに投稿しても良いですか。

投稿してはいけません。園児・保護者・職員に関する情報は個人情報にあたるため、写真や動画だけではなく、園名や状況が特定できる内容も含めて公開はできません。

まとめ

オリエンテーションは、実習の第一歩として園との信頼関係を築く大切な機会です。服装や言葉遣い、質問内容といった細かな部分を丁寧に整えておくことで、落ち着いて面談に臨めます。完璧さを求める必要はありません。学ぶ姿勢を持ち、誠実に向き合うことが実習の良いスタートにつながります。

ライクキッズが首都圏を中心に150園以上運営している「にじいろ保育園」では、保育実習を受け付けています。保育実習を通して、たくさんの大切なことを学んでみましょう!


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