2025.12.25
【保育園の2月壁面アイデア】季節感たっぷり!かわいい装飾ネタ帳
寒さの中にも少しずつ春の気配が感じられる2月。節分やバレンタインなど、伝統的な季節行事や心あたたまるイベントがあるこの時期は、子どもたちが喜ぶ壁面作りにぴったりのモチーフがたくさんあります。
この記事では、そんな2月ならではの壁面アイデアをご紹介します。
2月の壁面モチーフのヒント
節分やバレンタインのような行事はもちろん、冬の寒さや雪遊びの楽しさを感じさせる自然のモチーフも、2月の壁面のテーマに最適です。親しみやすいデザインで季節を表現して、子どもたちの感性を育てるきっかけにしましょう。
2月の行事
節分、建国記念の日、バレンタインデー など
2月のモチーフ
鬼、豆まき、恵方巻き、ハート、雪の結晶、チョコレート、梅の花、てぶくろ、雪だるま など
壁面で表現したい行事からモチーフを決めたり、テーマカラーを決めてからモチーフを決めたり…さまざまなアプローチから壁面作りに取りかかりましょう。
2月の壁面デザインのヒント
毎月の壁面作りは保育士の腕の見せどころ!
2月らしい行事や自然のモチーフを使って、子どもたちが楽しめる壁面をデザインしましょう。
おにさんもいっしょ!ゆかいな節分

2月の節分に向けて、福を呼び込み、無病息災を願う明るい壁面です。本来「豆をまいて鬼をやっつける」という行事ですが、鬼を怖がる子にも親しみやすくかわいらしいデザインに仕立てました。赤鬼と青鬼、いわしとひいらぎの魔除けなど、節分ならではのモチーフと、2月らしい梅とうぐいすがにぎやかに並び、季節感が伝わります。
丸く切った折り紙を豆に見立てて全体に配置することで、楽しく元気いっぱいの豆まきの雰囲気を表現しています。鬼の表情を「笑顔」「びっくり顔」「泣き顔」などに変えてアレンジしたり、トラ柄のパンツを別のものに変えたりして楽しむこともできます。
「どうして節分に豆をまくの?」「いわしとひいらぎって何のため?」など、行事の由来について話し、日本の季節行事への興味を自然と育むきっかけにもなります。
「おにはそと!」「ふくはうち!」と元気な声が聞こえてきそうな、楽しい節分の雰囲気が部屋いっぱいに広がる壁面です。
あったかハートのバレンタインパーティー

バレンタインをテーマにした、かわいくてあたたかい世界を表現した壁面です。暖色系の色使いとやさしいブラウンの組み合わせのデザインが、お部屋をやわらかい雰囲気で包み込みます。
ガーランドが飾られたテントの下には、うさぎ・くま・りすが大きなハートのプレゼントを抱えてにっこり。まわりに並ぶカラフルなハートの風船が、楽しいパーティーの雰囲気を盛り上げます。
風船の模様にシールを貼ったり、柄物の折り紙を使ったりすると、簡単にポップな印象に仕上げることができます。また、全体の色味を淡いパステル調にしたり、メタリックな色紙を使ったりすると雰囲気ががらりと変わります。
「だれにあげるのかな?」「中身はなんだろう」など、まだバレンタインには子どもたちとの会話が自然に広がる楽しい壁面です。「バレンタイン」をまだよく知らない子どもも、形や色のかわいさそのものが楽しめるデザインです。
雪の森のそりレース

冬の雪あそびがテーマの、にぎやかで楽しい壁面です。真っ白な雪景色の中、ペンギンのそりとうさぎのそりが勢いよく走り出し、「そりレース」がスタート!かまくらの中に仲よく並んで座るくまたちが、レースのゆくえを見守ります。
冬らしさをさらに伝えるモチーフとして、雪をかぶった木々や雪だるまたちをあしらっています。木に積もった雪の部分や雪原に綿やフェルトを使うと立体感が増し、動物たちのほっこりとした雰囲気を表現できます。そりを増やしたり、ほかの動物を乗せたり、にぎやかな壁面アレンジが楽しめます。
キャラクターたちが生き生きと描かれ、レースの熱気や歓声が聞こえてくるようなデザインです。
2月の壁面アイデア
雪や冬ならではの自然をテーマにした壁面のひとつとして、静かに降り積もる雪や、そこで過ごす動物たちの姿などの風景を取り入れることで、より深く季節を感じられる空間になります。ここでは身近な材料を使ったうさぎと雪だるまの壁面や雪の結晶モチーフを、作り方も合わせてご紹介します。
2月の壁面

雪が降り積もり、楽しく跳ねるうさぎのきょうだいと、それを見守る雪だるまを描いた壁面です。
ビニール袋や紙皿など、身近な材料を使って、簡単に作ることができます。子どもたちと一緒にいっしょに雪だるまの顔を描いたり、スポンジをちぎった雪を貼り付けたりして、真っ白な冬景色を作り上げましょう。
用意するもの
毛糸、割り箸、ビニール袋、ガムテープ、色画用紙、メラミンスポンジ等身近ないろいろな素材
作り方


1:身近ないろいろ素材を活用して、表現する。ビニール袋も工夫次第でいろいろと変化する。


2:空き容器等は、雪だるまに変身。ビニール袋の持ち手をしばり、うさぎのように整えて、目には毛糸を利用。
3:メラミンスポンジを小さく切って、壁面に貼ると、そこは雪の世界。
詳しくはこちら(No.391 2月の壁面)
2月の壁面モチーフのヒント[雪の結晶飾り

2月の壁面飾りに使える、雪の結晶飾りを紹介します。
包装紙(白や銀色、金色など)を使い、小さく折りたたんで切り込みを入れると、透かし模様が美しい、雪の結晶のようなモチーフができあがります。たくさん作って壁面デザインの一部として使ったり、窓辺で上から吊るしたりして楽しみましょう。
はさみの入れ方で模様が変わるのも面白く、いろいろな切り方を子どもたちと試してみるのも良いですね。
詳しくはこちら(No.1357 雪の結晶飾り)
まとめ
鬼や雪だるま、ハートなどの親しみやすいモチーフを使った壁面は、子どもたちの興味や会話を自然に引き出してくれます。寒い季節だからこそ、素材の組み合わせや色の工夫で、やさしさとあたたかみを感じさせる壁面作りを楽しんでみてくださいね。












