2026.01.16
【新入園児の保護者面談マニュアル】保育士の対応ポイントを解説!
新入園児の保護者面談は、保育士にとって緊張しやすい場面の一つですよね。特に保護者面談の進め方や面談中に具体的に何を聞けば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では現場の保育士さんが安心して新入園児の保護者面談に臨めるよう、面談の重要ポイントをわかりやすく解説します。また、面談で聞いておくべき項目や面談の事前準備もまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
新入園児の保護者面談の目的とは?

新入園児の保護者面談には、重要な目的があります。今章では、新入園児向けに保護者面談を行う理由を解説します。
目的を理解しておくことで、面談の進め方や聞く内容が整理しやすくなりますよ。
保育士と保護者間の情報共有
子どもは家庭と園での生活が大きく異なるため、入園初めは不安定になることが予想されます。新入園児の保護者面談では、家庭での様子や生活習慣を保護者から聞くことで、子どもが園生活に馴染めるよう援助することができますよ。
一方で、新入園児の保護者面談で園の生活リズムや保育方針を伝えることで、保護者も安心できる情報共有の場となります。
保護者との信頼関係づくり
入園初めは、保護者も不安を感じやすい時期。 保護者面談を通して「話を聞いてもらえた」「不安な気持ちを受け止めてもらえた」と感じてもらうことが、信頼関係づくりにつながります。
この信頼関係は、入園後の相談や園と家庭の連携をスムーズにする土台となるでしょう。
保護者に保育内容を理解してもらう
園でどのような保育を大切にしているのか、どのような関わりを行っているのかを伝えることで、保護者の理解が深まります。新入園児の保護者面談で保育内容を知ってもらうことで、家庭と園で連携して子どもを支えることができますよ。
新入園児の保護者面談で保育士が事前に準備しておきたいこと

新入園児の保護者面談を落ち着いて進めるためには、事前準備が欠かせません。ここでは面談の準備で大切なポイントを確認しておきましょう。
面談の流れ・時間配分を確認しておく
面談の開始から終了までの流れや、聞きたい内容の時間配分をあらかじめ決めておくことで、面談をスムーズに進めやすくなります。限られた時間の中でも、必要な情報を聞き取れるよう予め準備しておくことが大切です。
面談中に聞くべき項目を整理する
その場で考えながら質問をすると、聞き漏れが起こりやすくなる原因につながります。事前に必ず聞くことと必要に応じて確認したいことを整理しておくと、落ち着いて面談に臨めますよ。
個人情報の扱いや面談内容の記録方法を確認する
面談で得た情報は、個人情報として慎重に扱う必要があります。何に記録するのか、誰と共有するのかなど、園内のルールを事前に確認しておきましょう。
新入園児の保護者面談で聞いておきたいこと

新入園児の保護者面談では、事前に必要な情報を把握しておくことで、入園後の子どもへの関わりや保護者への配慮をスムーズに行うことができます。中でも、以下の5つの項目を事前に確認しておくと安心です。
1.家庭での生活リズム(睡眠・食事・排泄)
家庭での生活リズムを知ることで、園生活への移行をスムーズに支援できます。
特に睡眠時間や排泄のタイミングは、子どもの体調管理にも関わる大切な情報なので、必ず聞くようにしましょう。
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2.子どもの性格や好きな遊び
子どもの得意なことや好きな遊びを知ることで、園での関わり方のヒントになります。安心できる遊びや関心のある活動を取り入れることで、登園時の不安軽減にもつながりますよ。
3.健康面・アレルギー・既往歴
健康面の情報は、安全に保育を行う上で欠かせません。アレルギーの有無や過去の病気については、具体的に確認しておきましょう。
4.苦手なこと・集団生活で配慮が必要な点
子どもの苦手なことや配慮が必要な点を事前に知ることで、子どもに寄り添った関わりがしやすくなります。困りごとがあれば、園と家庭で共有するという姿勢を伝えることも新入園児の保護者と信頼関係を築くうえで大切なポイントです。
5.保護者が不安に感じていること・園への要望
保護者の不安や要望を聞くことは、信頼関係づくりに直結します。すぐに対応できない場合でも、受け止める姿勢を示すことが重要です。
今後の対応や相談の機会を伝えることで、保護者の安心感につなげることができますよ。
新入園児の保護者面談で保育士が気をつけたい対応ポイント

新入園児の保護者面談では、話す内容だけでなく、保育士の姿勢や対応も大切です。今章では新入園児の保護者と良い関係を築くため、保育士が面談前や面談中に意識すると良いポイントをお伝えします。
保護者が安心できる対応を心がける
話しやすい雰囲気づくりを大切にし、笑顔でのあいさつや落ち着いた声のトーンを意識することで、保護者の緊張も和らぎます。安心できる雰囲気が整っていることで、保護者も日頃の子どもの様子や悩みを話しやすくなるでしょう。
保護者の言葉を受け止める姿勢を大切にする
保護者の話を途中で遮らず、最後まで話を聞く姿勢は保護者との信頼関係につながります。あわせて共感の言葉を添えることで、保護者は安心して気持ちを伝えやすくなりますよ。
わかりやすく、丁寧な言葉で伝える
保育の専門用語はできるだけ避け、わかりやすい言葉で説明することを心がけましょう。面談中も相手の理解を確認しながら話すことで、伝え間違いを防ぐことができます。
園でできること・難しいことは丁寧に説明する
園としてできること・難しいことは、正直にわかりやすく伝えることが大切です。そのうえで、代替案や今後の相談の機会を示すことで、保護者の安心感につながります。
面談場所の環境を整える
安心して話せる空間づくりも、面談の大切な要素です。面談場所の空調管理や周囲の音や視線が気にならないよう、保護者が落ち着いて話ができる環境を整えましょう。
新入園児の保護者面談はポイントを整理して不安を減らそう
新入園児の保護者面談は、保育士にとって緊張しやすい場面ですが、事前にポイントを整理しておくことで不安は軽減できます。面談の目的を理解し、聞くべきことや対応のポイントを押さえておくことで、落ち着いて保護者と向き合うことができますよ。
面談を丁寧に行うことは、新入園児の保護者との信頼関係づくりにつながります。子どもと保護者が安心して園生活をスタートできるよう、面談の時間を大切にしてくださいね。
執筆:原島円












