保育士のひきだし
2025.06.16
【保育園の8月誕生日カード】子どもが喜ぶ手作りアイデア
夏まっさかりの8月。プール遊びや夏祭りのようすに子どもたちの笑顔がはじける季節です。
そんななかで迎える誕生日は、特別な思い出の1ページに。季節感たっぷりのモチーフとしかけで、お祝いの気持ちを楽しく届けましょう。
誕生日カードを作るときのポイント(毎月共通)
- 子どもの名前、年齢、身長、体重の記録を添えると、思い出に残ります。
- そのときに好きな食べ物や遊び、将来なりたいものを記入すると、その子らしさが伝わります。
- 保育士や園からのあたたかいメッセージに、その子らしい微笑ましいエピソードを添えると特別感が加わります。
- 写真や手形・足形をとってカードに載せると、おうちの方も成長を感じられ、喜ばれます。
8月生まれさんデータ
星座
しし座(~8月22日)/おとめ座(8月23日~)
誕生花・花言葉
グラジオラス「ひたむきな愛」「誠実」「勝利」
※誕生花や花言葉は諸説あり、ここでは代表的なものをご紹介します。
※誕生日カードのワンポイントモチーフやメッセージのヒントに。
8月の誕生日カードに使えるアイデア
8月の誕生日カードにぴったりなモチーフやカードのしかけ、色使いのヒントなどをご紹介します。年齢別のメッセージ例も参考にしてくださいね。
8月の誕生日カードに使えるモチーフと演出の工夫
風車が回る!くるくるカード
縁日や涼しさを連想させる風車をモチーフに。画用紙で作ったカラフルな風車をカードに取りつけ、指先で回せるように割りピンで固定。動きのあるしかけで、見た目にも楽しいカードになります。
花火のポップアップカード
8月のお誕生日カードには、中から花火などが飛び出すポップアップカードもオススメ。インパクトがあり、子どもに大人気です。
ひんやり♪かき氷カード
土台となるカードに、画用紙や折り紙でかき氷をデザイン。シロップの部分はキラキラ光るホログラムの紙を使うと、子どもが喜びそうです。カードを見て「これは何味かな?」「先生はいちご味が好きだよ!」などと会話が弾みそうなカードです。
あおげる!うちわ型カード
丸いうちわの形に切った厚手の台紙に、スイカ・かき氷・虫取り網など夏のモチーフをデコレーション。持ち手部分を付けて、実際に“あおげる”ようにすると子どもも楽しく遊べます。親しみやすく実用性もある夏ならではのカードです。
星空のライトアップカード
黒や紺の画用紙に、星型に切った金銀の折り紙やホログラムシールを貼ることで、“光っている星空”を表現。カードを傾けるとキラキラ光る演出が楽しく、夏の夜空の雰囲気を味わえます。流れ星はキラキラのモールを貼り付けると立体感も出てゴージャスに。ちょっと大人っぽいカードですが、0〜2歳児も視覚的に楽しめます。
8月らしい色づかい・素材選び
- 赤×緑×黒:スイカ、夏の果物の元気な色合い
- 水色×白:風鈴や波、涼しげな印象
- 紺×黄色×橙:花火や夜空のコントラスト
- 透明素材(セロファン・ラミネート):光を感じる夏らしい素材感に
※小さい子には原色/ビビッドカラー、年長児にはニュアンスカラーも◎
気持ちが伝わるメッセージ例
乳児(0~2歳)には「成長や存在そのものを喜ぶ」気持ちをこめたメッセージを、幼児(3~5歳)には「これまでの成長を祝い、これからの期待」を込めたメッセージをおくりましょう。
乳児(0~2歳)向け
「ひまわりのように すくすく にこにこ おおきくなあれ!」
「〇〇ちゃん、たいようみたいなえがお いつもありがとう」
「スイカのように まるまると あまいえがおが だいすきだよ」
幼児(3~5歳)向け
「たのしいことが ぎゅっとつまった 8がつにうまれた〇〇ちゃん。これからも たくさんのゆめを みつけてね。」
「おまつりみたいに にぎやかで すてきなたんじょうびになりますように!」
「たいようにまけない 〇〇ちゃんのげんき、みんなをにこにこにしてくれるね!」
まとめ
夏の暑さにも負けない、子どもたちの笑顔がきらきら輝く8月。誕生日カードに季節の色や素材、楽しいしかけを取り入れることで、子どもにとって「自分だけの特別な日」になります。ぜひ、遊び心いっぱいに、思い出に残る1枚をつくってみてくださいね。