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2026.05.30

「保育園だより7月号|おたより文例集」

日差しが強まり、子どもたちの活動もより活発になる7月。園での体験の幅が大きく広がるこの時期は、子どもたちの姿や変化をより丁寧に伝えることが、おたよりづくりの大きなポイントになります。特に夏ならではの遊びや行事は、保護者にとっても関心の高い内容です。園での取り組みや子どもたちの様子を具体的に共有することで、ご家庭とのつながりを深めることにつながります。この記事では、7月のおたよりに取り入れたい内容や文例をご紹介します。

7月ってどんな月?

7月は、梅雨が明けて本格的な夏が始まる時期です。強い日差しとともに気温がぐんと上がり、戸外ではセミの声が聞こえるなど、季節の移り変わりをはっきりと感じられるようになります。一方で、暑さや湿度の影響により、体調を崩しやすい時期でもあるため、こまめな水分補給や休息をとりながら、無理のない生活を心がけることが大切です。
また、水遊びやプール、夏ならではの行事など、子どもたちにとって楽しみが広がる季節でもあります。開放的な気分の中で、思いきり体を動かしたり、友達と関わりながら遊びを深めたりする姿が多く見られるようになります。こうした経験を通して、季節を感じながら意欲的に過ごせる環境づくりを意識していきましょう。
さらに、七夕や海の日など、自然や文化に触れる行事があるのも7月の特徴です。願いごとを考えたり、自然の恵みや安全について話し合ったりと、子どもたちの興味や関心を広げるきっかけとして取り入れていくのもおすすめです。
暑さと上手に付き合いながら、夏ならではの楽しさと学びを大切にできるよう、子どもたち一人ひとりの様子に合わせた関わりを心がけていきましょう。

7月のおたよりづくりのポイント

季節や気候の変化によって、園から保護者に伝えたいことは異なります。また、保育士の目線で最近の園や子どもたちの様子を伝えることは、おたよりの大切な要素です。

7月に保護者に伝えておきたいこと

・水遊びやプール活動の実施状況と準備物について
・熱中症対策(水分補給・衣類・帽子など)
・生活リズムの乱れや睡眠について
・食欲や体調の変化への配慮

最近の園の様子

園庭や施設内の変化、先生たちの近況などについてお知らせしましょう。
・梅雨が明け、外遊びや水遊びなど、夏ならではの活動が増えてきました。
・気温や湿度に配慮しながら、日陰や室内も活用し、安全に過ごせる環境づくりを心がけています。

子どもたちの様子

最近の園における子どもたちの様子、成長が見えるエピソードなどを月齢別に紹介します。

乳児(0~2歳児)

・バケツやじょうろを使った水遊びが大人気です。手でパシャパシャと水をたたいたり、じっと見つめたりと、それぞれのペースで関わる姿が見られます。
・七夕の飾りを見て、手を伸ばして触れようとする姿がかわいらしいです。「きらきらしているね」「お星さまだね」と保育士と一緒に眺めながら、季節の雰囲気を楽しんでいます。

幼児(3~5歳児)

・七夕の短冊に「〇〇になりたい」「△△ができますように」と自分の願いごとを書き、友達と見せ合って楽しんでいます。お互いの思いに触れ、「なれるといいね!」とやさしく声をかけ合う姿に成長を感じます。
・着替えのときに、自分で脱ぎ着をして服をたたもうとする姿が見られます。自分の身の回りのことが少しずつできるようになってきました。

7月のおたより 書き出し・結び<文例>

季節を取り入れたおたよりの例文を紹介します。

書き出し

「夏の日差しがまぶしく、いよいよ本格的な暑さがやってきました。」
「青空が広がる日が増え、子どもたちも元気いっぱいに過ごしています。」
「梅雨も明け、夏らしい天気が続くようになってきました。」

結び

「ご家庭でも、十分な休息と体調管理へのご配慮をお願いいたします。」
「引き続き、園とご家庭で連携しながら、子どもたちの健康を見守っていきましょう。」
「夏ならではの経験を楽しみながら、子どもたちの成長を支えてまいります。」

7月の行事紹介

季節に関する文例

梅雨明け

曇りや雨の日が多かった梅雨の時期が終わりを迎え、夏の天候へと変わる頃を「梅雨明け」といいます。それまでの天候とその先1週間の予報をもとに、「天候が変わり始めた」と気象庁が判断した場合に、「梅雨明けした」と発表されます。日本では南北に長い地形のため、地域によって時期に差が見られます。
「梅雨明け」を指す言葉として、「出梅(しゅつばい)」がありますが、「入梅」のように雑節には含まれておらず、一般的にはあまり使われていません。
梅雨が明けると気温が一気に上がり、体が暑さに慣れていないことで体調を崩しやすくなります。園でも、水分補給や休息をこまめに取りながら、活動時間や環境に配慮して、子どもたちが無理なく過ごせるようにしていきます。また、衣類の調節を促す声かけなどを通して、子どもたちが自分の体調を整える力も育んでいきたいと考えています。
夏ならではの遊びが広がる一方で、暑さとの付き合い方も大切になる季節です。子どもたちが元気に夏を楽しめるよう、生活リズムや体調管理を意識しながら過ごしてまいります。

暦に関する文例

7月7日 七夕

7月7日は「七夕(たなばた)」です。織姫と彦星が年に一度、天の川を渡って出会うという伝説で知られる、日本でも古くから親しまれている行事です。もともとは中国から伝わった風習が、日本の文化と結びついて現在の形になったといわれています。
七夕には、短冊に願いごとを書いて笹に飾る風習があります。笹(竹)は、冬でも青々とまっすぐに伸びる生命力の強さから、邪気を払うと信じられてきました。また、その成長の早さにあやかって、「願いごとが天に届くように」という思いも込められています。提灯や網などの飾りにも、それぞれに「魔よけ」や「豊作・豊漁」などの意味があります。
園でもこの時期には、七夕飾りの製作や歌、絵本などを通して行事に親しむ機会を作っています。「何をお願いする?」「今日の夜はお星さま見えるかな?」といったやりとりを楽しみながら、子どもたちが自分の思いを言葉にする経験や、季節の行事に触れる喜びを感じられるようにしていきます。
また、夜空や星に興味を持つきっかけとして、「空にはどんな星があるのかな?」といった話題を取り上げるなど、子どもたちの好奇心を広げていきたいと考えています。

7月20日 海の日

「海の日」は、海の恵みに感謝するとともに、海に囲まれた日本という国について理解を深めることを目的として定められた国民の祝日です。毎年7月の第3月曜日と決められており、2026年は7月20日です。
日本は四方を海に囲まれており、昔から海の恵みを受けながら生活してきました。魚や海藻などの食べ物だけでなく、海を通じた人や文化の交流も、日本の暮らしに大きく関わっています。
園でもこの機会に、「海にはどんな生き物がいるのかな?」といった話題を取り上げながら、海や自然への興味を広げていきたいと考えています。絵本や図鑑、製作活動などを通して、海の広がりや不思議さに触れる経験を大切にしていきます。
また、夏は海や川で遊ぶ機会も増える季節です。「海ではどんなことに気をつけたらいいかな?」「大人の人と一緒に行動することが大切だね」といったやりとりを通して、水辺の楽しさとともに安全に過ごすための意識についても、子どもたちに伝える機会にしてまいります。

園の行事に関する文例

プール開き

日差しの強さや蒸し暑さを感じるこの時期、園では水遊びやプール活動が始まります。水に触れる心地よさや楽しさを感じながら、子どもたちが無理のないペースで少しずつ水に慣れていけるよう、発達や体調に合わせた関わりを大切にしていきます。「水って気持ちいいね」「パシャパシャ音がするね」といった体験を通して、夏ならではの遊びを楽しめる時間にしていきたいと考えています。
活動を行う日は、気温や天候、子どもたちの体調などを見ながら慎重に判断してまいります。準備や持ち物などについては、別途お知らせいたしますので、どうぞご確認ください。

発表会

新しい環境にもすっかり慣れ、子どもたち一人ひとりの笑顔や元気な声がたくさん見られるようになってきました。今月は、日々の遊びや活動の中で親しんできた歌や表現遊びを披露する「発表会」を予定しています。
4月当初は緊張した様子も見られましたが、友達や保育士との関わりを通して安心して過ごせるようになり、自分らしさを少しずつ発揮できるようになってきています。発表会では、「みんなの前でやってみる」「友達と一緒に表現する」といった経験を通して、自信や達成感を味わえるようにしていきます。
役になりきったり、歌に合わせて体を動かしたりする中で、子どもたちなりの表現の広がりや成長が感じられることでしょう。「できたね」「一緒にやると楽しいね」という気持ちを大切にしながら、無理のない形で取り組んでいきます。
当日は、少し緊張しながらも一生懸命に取り組む子どもたちの姿を、あたたかく見守っていただければ幸いです。新しい環境の中で積み重ねてきた日々の成長を、ご家庭と園とで分かち合える機会となるよう準備を進めてまいります。

お泊まり会

夏の特別な行事として、年長児を対象に「お泊まり会」を実施します。園での生活の延長として、夕食を食べたり、夜の時間を友達と一緒に過ごしたりと、普段とは少し違った体験を楽しみます。
初めて保護者の方と離れて夜を過ごすことに、不安や緊張を感じる子もいますが、友達や保育士と一緒に過ごす中で、「できた!」という自信や達成感につながる大切な機会となります。「みんなと一緒だから大丈夫」「こんなこともできたよ」といった経験を通して、子どもたちの心の成長を支えていきたいと考えています。
当日は、子どもたちが安心して過ごせるよう、無理のないスケジュールと丁寧な関わりを大切にしながら進めてまいります。活動内容や持ち物、スケジュールなどの詳細につきましては、別途お知らせいたしますので、どうぞご確認ください。

7月のおたよりに添えられるネタ

季節の豆知識などをおたよりの1コーナーにすることで、おたよりが保護者にとっても楽しめる、親しみやすいものになります。

・七夕の行事食「そうめん」の由来:なぜ七夕にそうめんを食べるのか、諸説ある由来を紹介。
・セミのひみつ:鳴き声の違いや一生の過ごし方など、子どもが興味を持ちやすい自然ネタを紹介。
・夏の水分補給豆知識:「どのくらい飲めばいい?」「どんな飲み物がいい?」など、家庭でも役立つポイントを紹介。

まとめ

7月のおたよりでは、夏ならではの活動や行事の様子を通して、子どもたちの成長や日々の姿を具体的に伝えることが大切です。特に、水遊びや行事への取り組み、友達との関わりの中で見られる変化はめざましいものがあることでしょう。それらを保育士の目線で捉え、丁寧にご家庭に伝えることで、おたよりを通じた信頼関係がより深まります。
また、暑さの中での過ごし方や健康面への配慮についても触れることで、ご家庭とともに子どもたちを見守る意識を共有することができます。子どもたちの「今」を大切に伝えながら、安心感をもたらすおたよりづくりを心がけていきましょう。


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