2026.04.13
【保存版】春の外あそびアイデア12選!
春は気候が穏やかで、子どもたちの外あそびにぴったりな季節です。特に新年度は、新しい環境に戸惑いや不安を感じる子どもも多く、保育中の関わり方に悩む場面もあるでしょう。
この記事では、春の自然を活かした外あそびや保育士が意識したいポイントをご紹介します。また、新年度に友だちや保育士との関わりが深まる遊びもあわせてお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
春に外あそびを取り入れるねらい

春の外あそびは、子どもたちの心と体の成長を支えるうえで欠かせない活動です。以下では保育に外あそびを取り入れるねらいを詳しく解説します。
季節ならではの自然に触れることができる
春は桜や菜の花、タンポポなど、季節の草花が多く咲き始める時期です。外あそびを通して、子どもたちは五感を働かせながら自然の変化を感じることができます。
「なぜ花が咲くの?」「虫がいた!」などの発見は子どもの探究心や観察力が育まれるでしょう。保育士が一緒に発見したり、子どもの思いに共感したりすることで、子どもたちの自然への興味がより深まります。
新しい環境に慣れるきっかけになる
新年度が始まる春は、新しい保育士や新しい環境に慣れるまでに時間がかかる子どもも少なくありません。室内の環境は緊張してしまう子どもも、外あそびは気分転換をする機会となり、室内よりリラックスして過ごせる場合があります。
「楽しい!」という体験の積み重ねは、新しい環境へ適応していく力にもつながっていくでしょう。
子ども同士の交流が深まる
外あそびでは季節の自然物や天気、気候を遊びに取り入れることで、室内とは異なるあそびが展開されます。「見て!虫がいる!」「一緒にお花をあつめよう」などと友だちと一緒に発見したり体験したりする経験は、子ども同士が会話をするきっかけになるでしょう。
春に外あそびを取り入れることは、新しい友だちとの関係づくりをするうえでも大切な機会です。
春の外あそびアイデア12選

春の外あそびには、子どもたちの興味や発達を引き出すあそびがたくさんあります。ここからは、保育に取り入れやすい外あそびを3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
ぜひ保育に活用してみてくださいね。
春の自然を楽しむ外あそび
春は気候が暖かくなり、冬に比べると花が咲いたり虫が飛び始めたり、自然の変化を感じやすい季節です。身近な自然を使ったあそびは、子どもの好奇心や探求心を引き出すきっかけになります。
1.お花見散歩
春には、色とりどりの草花がたくさん咲いています。花が咲いていることで園から目的地への散歩もいつも以上に楽しくなるでしょう。
「白い花を見つけよう」「花びらを10枚集めてみよう」などのようにテーマを決めて散歩に出かけると、子どもたちの観察意欲が高まります。また、見つけた植物や生き物をノートに描いて「春の図鑑」を作るのもおすすめです。
保育士がサポートしながら、子どものペースにあわせて楽しんでみてくださいね。
2.花びらキャッチ遊び
花びらが散る時期に楽しめる外あそびです。舞っている花びらを手のひらでキャッチすることに挑戦します。
花びらをキャッチするためにじっくり観察することで、集中力や瞬発力も養われるでしょう。落ちた花びらを集めて並べたり、模様を作ったりと、創造的な遊びにも発展することができます。
3.春探しゲーム
「黄色のお花」や「ひらひら飛んでいる虫」など春の特徴があるものを探すゲームです。自然への関心が高まるとともに、友だちと協力したりルールのある遊びを楽しんだりする機会にもなります。
見つけるだけでも十分楽しいですが、年齢に応じて「お花を見つけたら1点」「虫を見つけたら2点」などとポイントを決めるとさらに盛り上がるでしょう。
4.お散歩ビンゴ
お散歩ビンゴは春に見られる自然物や生き物(テントウムシ、タンポポ、桜など)を描いたビンゴカードを作成し、散歩をしながら見つけた項目を塗りつぶしていく遊びです。目的を持って散歩に出かけることで、子どもたちの集中力が続きやすくなります。
ビンゴが完成したときの達成感は、子どもにとって嬉しい経験となるはずです。また保育士が「次は何を見つけようか!」などと声かけをすることで、さらに楽しみが広がります。
友だちや保育士との関わりを楽しむあそび

友だちや保育士と一緒に楽しむあそびは、子ども同士のつながりを深めるきっかけになります。子どもが友だちと楽しく関わるためには、保育士の適切な援助が欠かせません。
保育士がサポートすることで、子ども同士の関わりが広がっていくでしょう。
5.手つなぎオニ
手つなぎオニは、オニに捕まった子が手をつないでオニの仲間に加わり、どんどん人数が増えていくオニごっこです。手をつなぎながら走ることで、協力する楽しさを体験することができるでしょう。
新年度の緊張した雰囲気を和らげるのに向いている外あそびです。保育士もオニ役や逃げる役として参加することで、子どもたちとの距離が縮めることができます。
6.だるまさんがころんだ
「だるまさんがころんだ」と声をかけながらオニが振り返る瞬間に止まる、定番の外あそびです。止まるタイミングを見極めるドキドキ感は、子どもたちを夢中にさせます。
保育士がオニ役になることで、子どもたち同士の関わりが生まれるでしょう。特に新年度の時期は保育士が主導になって遊ぶことで、子どもたちが安心してあそびに参加できます。
7.色オニごっこ
色オニは、オニが「○○色!」と言ったら、他の子どもたちは指定された色のものに触れるオニごっこです。春の外あそびでは、花や草木の色を探せるようにすると、自然とのふれあいも楽しめます。
最初は保育士がオニ役となってあそびをリードし、慣れてきたら子どもにオニ役を任せてみましょう。役割を経験することで、自分から遊びに関わる力が育まれていきます。
8.たんぽぽリレー
お散歩先で摘んだタンポポを使ってリレーをするあそびです。花を落とさないよう走ることで、体をコントロールする力が養われます。
また、リレーには渡す・受け取るというやりとりが欠かせません。やりとりを通して友だちを応援する声が上がり、関係を深めるきっかけとなるでしょう。
自分のペースで楽しむあそび

外あそびには友だちと関わるあそびだけでなく、一人一人が自分のペースで楽しめるあそびもあります。自分の興味や気持ちに合わせてのびのびと取り組める時間は、子どもにとって大切な時間です。
9.シャボン玉あそび
天気の良い日に定番の外あそびです。大きいシャボン玉をつくろうと集中したり、飛んでいくシャボン玉を追いかけたりと、子どものペースで楽しめます。
集団が苦手な子どももあそび込むことができるので、活動に参加するきっかけとなる遊びです。
10.花束づくり
摘んだ花や葉っぱを集めて花束を作る遊びです。春ならではの草花に触れながら、どの花を選ぶか、どのように組み合わせるかを自分で考えることで、創造性や表現力が育まれます。
持ち帰った花束はクラスに飾ったり、制作あそびに使っても良いですね。
11.線路・道づくり
砂場や地面に木の棒や石を使って線路や道を作っていく遊びは子どもたちのイメージする力を養います。一人遊びから始まっても、次第に友だちと協力し合って大きな道を作る場面もみられるかもしれません。
保育士が「もっと長くしてみよう!」などと声をかけることで、遊びへの意欲がより高まります。
12.虫さがし
落ち葉や石の下に隠れているアリやダンゴムシ、テントウムシなどを探す外あそびです。葉っぱや石の下から探していた虫を見つけると、子どもも大人も嬉しいですよね。
虫さがしは観察する力や小さな命を大切にする気持ちを育む機会にもなります。保育士が一緒に観察したり、図鑑を見せたりすることで子どもたちの興味はさらに広がるでしょう。
春の外あそびで気をつけたいポイント

春の外あそびは子どもの成長を支える大切な機会ですが、安全に楽しむためには保育士の配慮が欠かせません。下記では春の外あそびを安全に楽しむために、保育士が意識したいポイントを4つ解説します。
新年度の子どもの気持ちに配慮する
子どものペースを尊重しながら、安心して参加できる環境作りを心がけましょう。新年度は環境の変化から、外あそびへの参加を嫌がる子どもがいることも予想されます。
活動を嫌がる子どもに対しては無理にあそびに誘わず、保育士と1対1で外に出る体験から始めることも大切です。
気温差・体調管理に気をつける
春は1日の気温差が大きく、朝と昼で服装の調節が必要な日も多い季節です。汗をかいたままにしておくと体が冷え、体調不良につながることがあります。
着替えや上着の用意を保護者に呼びかけ、活動前後に子どもの体調確認をする習慣をつけておくと安心です。また脱水を防ぐために水分補給のタイミングも意識しておきたいですね。
安全管理を徹底する
春になって活動量が増えると、転倒や衝突などのケガも起きやすくなります。遊ぶ前に遊具の状態を確認し、危険な箇所がないかチェックする習慣をつけることが大切です。
特に走り回る外あそびでは、広いスペースを確保するなど動線を意識した環境づくりを心がけましょう。子どもたちが安全に遊べるよう、保育士の立ち位置を事前に確認しておくことも重要です。
自然物によるケガ・アレルギーに注意する
草花には、触れるとかぶれや肌荒れを起こすものがあります。花粉や植物によるアレルギーを持つ子どもがいる場合は、事前に保護者へ確認しておきましょう。
また、草や木の実を口に入れる子どもにも注意が必要です。安全に遊べるよう配慮を行いながら活動を進め、外あそびの後は必ず丁寧に手洗いを行います。
保育の中に春の外あそびを楽しく取り入れよう
春は外あそびに最適な季節です。色とりどりの草花や昆虫など、季節の自然に触れながら体を動かすことで、子どもたちの感性や体力が育まれていくでしょう。
外あそびは、友だちや保育士との関係を築くきっかけにもなります。新年度の不安を和らげるうえでも、春の外あそびは効果的です。
今回ご紹介した外あそびを保育に取り入れ、子どもたちが安心して楽しめる時間をたくさん作っていきたいですね。
執筆:原島円












