保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集

あそびのひきだし

2022.07.22

■SDGsへの取り組み【たまねぎの皮染め】

たまねぎの皮染め

子どもたちと、SDGsを身近に感じましょう!
SDGsの目標のうち、目標12「つくる責任・つかう責任」に関わる取り組みです!

保育園の給食でたくさん使うたまねぎ。
玉ねぎの皮むきを食育の一環として行いました。むいた皮を処分するのではなく、染料として使用することで有効活用しましょう。

ねらい・目的

「廃棄したものでも何か作れる!」ということを伝えたい。在籍しているパートさんがやったことがあるとのことで、挑戦しました。※所要時間1時間程度

内容・手順

〔材料〕


玉ねぎの皮(バンダナ位の大きさの布一枚に対し3個分程度)
水(鍋いっぱい)
ゴムまたは紐
茶こし(お茶パック)
割りばし

茶こしに玉ねぎの皮を入れます
お鍋いっぱいに水を入れて、皮と一緒に20~30分煮ます
お鍋に布を入れてさらに25分程度煮ます(ミョウバンを入れると色落ちしにくくなります)
水洗いをして干します

〔模様の付け方〕
ところどころ布をつまんでゴムや紐で縛ると、ゴムや紐で縛った部分のみ色がつかず、丸型の模様になります。

布をくるくると筒形に丸めてからゴムや紐で縛ると、しましま模様になります。

工夫のポイントや作成時の注意点

・布に色々な模様が出せるように、布をねじったり、畳んだり、様々な方法を試した。
・ねじる場所は何か所でもいいと伝えて、個性を出せるようにした。

子どもの学び

・廃棄される皮でも色がきれいに染まったという驚きがあった。
・中身は白でも、色出しは黒だった。白い布が黒く染まっていくが、絞ったところをほどいていくと、きれいな玉ねぎの皮の色になる。
・最初は臭いと言っていたけれど、最後は楽しんでいた。

主任からのコメント

・子どもたちが簡単にできるもの。
・他の野菜(例:ニンジンの皮や葉っぱ)、野菜以外の草花も染められるのでは?と、子どもたちの興味を増やしていきたい。

子どもたちからの声

・「バンダナ、三角巾に使える!」「おべんとうを包める!」などと用途を想像して楽しんでいた。

保護者からの声

・「自分でやったの?すごいね!」などと喜んでいた。


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