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2026.10.23

【なんの音?耳すましゲーム】静かに盛り上がる室内あそび

なんの音?耳すましゲームは、先生が見えないところで音を出し、子どもたちが何の音かを当てる室内あそびです。紙を丸める音、鉛筆を転がす音、ハサミを開く音、本を閉じる音、コップを置く音など、学童内にあるものだけでできます。大きな準備がいらず、静かに盛り上がれるため、室内で落ち着いて遊びたい時に向いています。

この遊びの面白さは、目で見るのではなく、耳だけを頼りに考えるところです。子どもたちは、聞こえてきた音から、何をしているのか、何を使っているのかを想像します。いつも聞いている音でも、見えない状態で聞くと意外と分からないことがあります。その不思議さが、子どもたちの興味を引き出します。

準備

音が出る身近なものです。紙、鉛筆、消しゴム、本、紙コップ、ハサミ、袋、ブロック、積み木、クリップ、定規などが使えます。音を出すものを数種類用意しておくと進めやすくなります。ハサミを使う場合は、切るのではなく開閉する音だけにするなど、安全に配慮します。

進行手順

まず子どもたちに、今から目を閉じて音を聞きます と伝えます。目を閉じるのが苦手な子がいる場合は、机に伏せる、後ろを向く、先生の手元を隠すなどでもかまいません。次に、先生が1つ音を出します。たとえば、紙をくしゃくしゃに丸める、本を閉じる、鉛筆を机の上で転がすなどです。子どもたちは、その音が何の音かを考えて答えます。

この遊びで子どもが興味を持ちやすいのは、見えないものを音だけで当てるクイズ感です。普段は視覚に頼ることが多い子どもたちも、この遊びでは耳を澄ませる必要があります。先生が、「今の音、よく聞いていた人はわかるかもしれません」と声をかけると、自然に集中しやすくなります。

盛り上げるコツ

最初は分かりやすい音から始めることです。本を閉じる音、紙を丸める音、鉛筆を落とす音など、特徴のある音を使うと、低学年でも当てやすくなります。慣れてきたら、鉛筆を転がす音と定規を動かす音、紙を折る音と袋をこする音など、少し似た音を出して難易度を上げると盛り上がります。

答える時は、すぐに正解を言うのではなく、何の音だと思う? どうしてそう思った? と聞くと、子どもたちの考える力を引き出せます。チームで相談して答える形にすると、発表が苦手な子も参加しやすくなります。

この遊びの目的

音に意識を向け、聞く力や集中力を育てることです。学童では、話を聞く、合図を聞く、周りの音に気づくなど、耳を使う場面がたくさんあります。遊びの中で耳を澄ませる経験をすると、聞くことへの意識が高まりやすくなります。

育成に役立つ理由

聞く力、想像する力、判断する力が自然に使われるからです。子どもたちは、聞こえた音を頭の中でイメージし、知っているものと結びつけます。これは、ただ音を聞くだけでなく、情報を整理して考える経験になります。

 

学童で行う時は、静かに聞く時間と、答える時間を分けることが大切です。音を出している途中で話し始めると、聞こえにくくなります。今は聞く時間、あとで答える時間とルールを伝えると、落ち着いて進められます。また、大きすぎる音やびっくりさせる音は避け、安心して楽しめる音を選びます。

ハロウィンの時期には、おばけが出す音を当てようという設定にしても楽しめます。紙をこする音をおばけの衣装の音、コップを置く音をかぼちゃが転がった音、本を閉じる音を魔女の本が閉じた音のように演出できます。普段は、耳すまし探偵、音あてクイズ、音の正体をさがせなどの名前で使えます。

スタッフや施設長が取り入れやすいポイントは、学童内にあるものだけででき、静かに盛り上がれることです。体を大きく動かさないため、雨の日や活動の切り替え前にも向いています。聞く力や集中力を育てながら、子どもたちが楽しく参加できる室内あそびです。

 

ライクキッズ株式会社 指導員 K.Y先生


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