保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集

2026.09.23

【年齢別】秋におすすめの絵本18選

秋は、どんぐり拾いやいもほりなど、自然の恵みにたっぷりふれられる季節ですよね。季節の楽しさを描いた絵本を読み聞かせに取り入れると、子どもたちの秋への興味がより広がります。

この記事では、秋におすすめの絵本を0〜5歳まで年齢別に全18冊ご紹介します。それぞれの年齢の発達に合わせた絵本の楽しみ方もあわせて解説しますので、子どもたちとの読み聞かせの時間にぜひ活用してくださいね。

0歳児におすすめの秋の絵本

0歳児は、心地よい音やリズム、身近な大人とのふれあいを通して絵本を楽しむ時期です。ここでは、音やふれあい遊びのなかで秋を感じられる絵本をご紹介します。

どんぐりころちゃん

作:みなみじゅんこ アリス館

徳島県に伝わるわらべうたから生まれた絵本です。「どんぐりころちゃん」のリズムにのせて、かわいらしいどんぐりたちが歌ったり踊ったりします。

歌とふれあい遊びも掲載されており、読み聞かせからふれあい遊びにつなげることができるので、絵本を通して子どもとのスキンシップを楽しむことができるでしょう。秋の時期にぴったりの一冊です。

もりのどうぶつ

文・写真:おおたけ ひでひろ 福音館書店

木の実をかじるリスや枝の上で眠るフクロウなど、森でくらす動物たちの様子をとらえた写真絵本です。動物たちの姿が写真ではっきりと映し出されているので、0歳児でも楽しく見ることができます。

「たべる」「ねむる」といった動物たちの営みは赤ちゃんの毎日とも重なり、じっと見入る子も多いです。どの動物に興味を示すのか、子どもが絵本に集中する様子もぜひ観察してみてくださいね。

おつきさまこんばんは

作:林明子 福音館書店

夜空に浮かぶ、おつきさまのお話です。明るく笑いかけたり、雲に隠れて泣きそうになったりと、表情がわかりやすく描かれています。

お月見の時期の読み聞かせにぴったりで、「こんばんは」と一緒におじぎをするなど、あいさつのやりとりも楽しめます。午睡前や就寝前の穏やかな時間に読むのがおすすめです。

 

1歳児におすすめの秋の絵本

1歳児は、身近な食べものや自然への興味が広がり、指さしや言葉の真似が盛んになる時期です。ここからは子どもの興味にあわせて一緒に楽しめる絵本をご紹介します。

おいもさんがね‥

作:とよたかずひこ 童心社

土の中から出てきたおいもさんたちが、自分たちでおいも掘りをするユニークなお話です。最後はみんなでほかほかのやきいもに変身します。

リズムのよい繰り返しの言葉は、言葉を話し出す1歳児にぴったりです。実際にさつまいもに触れる体験があると、絵本と実体験が結びつくのでおすすめです。

おいしいおと

作:三宮麻由子 絵:ふくしまあきえ 福音館書店

食欲の秋、食べることへの興味を広げてくれる一冊です。はるまきやほうれん草など、食べものを口に入れたときの音をオノマトペで表現しています。

本物そっくりのおいしそうな絵も魅力的で、読んだあとにはお腹が空いてくるでしょう。食事の際には「どんな音がするかな?」と耳をすませたくなります。

くまさんとどんぐり

作:増田 純子 福音館書店

くまさんの頭にどんぐりが落ちてきて、転がるどんぐりを「まて まて まて」と追いかけます。シンプルな絵と繰り返しの言葉で、追いかけっこの楽しさが伝わるお話です。

お散歩先で追いかけっこをしたり、拾ったどんぐりを転がして絵本の真似をするなど、戸外での楽しい遊びにつながります。

 

2歳児におすすめの秋の絵本

2歳児は、簡単なストーリーを理解できるようになる時期です。次からは2歳の子どもが物語のおもしろさを感じられる絵本、ごっこ遊びにつなげやすい絵本をご紹介します。

にんじん だいこん ごぼう

再話・絵:植垣 歩子 福音館書店

日本の昔話をもとにした絵本です。昔はみんな真っ白だった3つの野菜たちが、どろんこ遊びのあとにお風呂へ入ると…どうなったのでしょう?

それぞれの野菜に個性があり、子どもがワクワクしながら楽しめます。秋から冬においしくなる野菜が身近に感じられ、食育のきっかけにもなるお話です。

あきぞらさんぽ

作:えがしらみちこ 講談社

秋のお散歩に出かけると、どんぐりやみのむし、まっかな落ち葉を見つけます。秋ならではの雰囲気が伝わる一冊です。

読んだあとにお散歩へ出かければ発見が沢山見つかるでしょう。秋の散歩の導入にぴったりの絵本です。

もりのおふろ

作:西村 敏雄 福音館書店

森の奥のおふろにライオンやぞうたちが次々やってきて、お互いの背中を洗いっこします。この絵本を読むと子どもたちも「ごしごし しゅっしゅ」と一緒に絵本に出てくるフレーズを言いながらお風呂ごっこをしたくなるでしょう。

朝晩が肌寒くなり、お風呂が恋しくなる季節に読みたくなる絵本です。

 

3歳児におすすめの秋の絵本

3歳児は、お話の世界をイメージする力が育ち、登場人物に気持ちを重ねられるようになります。ここでは秋の自然や行事を題材にし、物語の展開にわくわくする絵本をご紹介します。

おつきさまこっちむいて

文:片山令子 絵:片山健 福音館書店

男の子がおつきさまに語りかける、あたたかいお話です。日ごとに形が変わるお月さまにも気づくことができます。

読んだあとは月に興味をもち、空を見上げてお月さまの変化を観察したくなるでしょう。お月見の行事の導入にもおすすめです。

さつまのおいも

文:中川ひろたか 絵:村上康成 童心社

ユーモアたっぷりの展開が楽しい絵本です。おいもたちは、土の中でごはんを食べたりトレーニングをしたりして、いもほりに来る子どもたちを待っています。

おいもたちの姿に、笑い声があがること間違いなし。いもほりの前に読めば、当日がより待ち遠しくなります。

14ひきのあきまつり

作:いわむらかずお 童心社

紅葉した森でかくれんぼをしていたら、ねずみのろっくんの姿が見当たりません。みんなで探しに行くと…?

秋色に染まった美しい森を、すみずみまで眺めたくなる一冊になっています。ねずみたちを探しながら読むのも楽しくておすすめです。

 

4歳児におすすめの秋の絵本

4歳児は、友だちと共通のイメージをもちながら遊びを楽しめるようになる時期です。次では想像の世界を味わえる内容の絵本や、実際の体験につながる絵本をご紹介します。

びっくりまつぼっくり

文:多田 多恵子  絵:堀川 理万子 福音館書店

まつぼっくりの不思議がぎゅっと詰まった科学絵本です。まつぼっくりを水につけるとかさが閉じることやタネがくるくると回りながら飛んでいくことなど、沢山の発見が描かれています。

読んだあとは、まつぼっくりを拾ってきて実験してみましょう。絵本で知ったことを自分で確かめる体験は、4歳児の探究心を伸ばしてくれます。

もりの てぶくろ

文:八百板 洋子 絵:ナターリヤ・チャルーシナ 福音館書店

森に落ちていたてぶくろの形の黄色い葉っぱにまつわるお話です。ねずみやうさぎたちが次々と手をあててみますが、大きさが合いません。ぴったりだったのはだれでしょうか。

美しい絵からは、秋の森の空気が伝わってきます。読んだあとには、落ち葉に手をあてて大きさくらべをしてみたくなります。

おちばいちば

作:西原みのり ブロンズ新社

さっちゃんがどんぐりの馬に乗って到着したのは、不思議な「おちばいちば」。木の実のごちそうや落ち葉のスカートが並ぶ、にぎやかな市場です。

絵本いっぱいに広がる落ち葉の世界に、子どもたちの想像もふくらみます。物語を題材にして落ち葉や木の実でごちそう作りやお店ごっこを楽しめば、秋の遊びがどんどん広がります

 

5歳児におすすめの秋の絵本

5歳児は、長いお話の絵本でも最後まで楽しんで聞くことができ、登場人物の気持ちを考えられるようになってくる時期です。ここからは聞き終えたあとに心が動き、物語の世界をたっぷり味わえるような絵本をご紹介します。

おおきなおおきなおいも

作・絵:赤羽末吉 福音館書店

楽しみにしていたいもほり遠足が、雨で延期になってしまうところから物語ははじまります。がっかりした子どもたちは大きな紙においもを描き、かいじゅうに見立てたり船にしたりなど、想像の世界でおいもに親しみ、楽しみます。

物語がテンポよく展開されていくので、5歳児の子どもたちは夢中になって聞いてくれます。子どもたちの発想が面白い一冊です。

まゆとブカブカブー

文:富安 陽子 絵:降矢 なな 福音館書店

元気いっぱいのやまんばのむすめ・まゆが林を歩いていると、おばけの噂におびえる動物たちに出会います。まゆが好奇心いっぱいにおばけの正体をさぐるお話しです。

ドキドキ、ワクワクする話の展開に、子どもたちの感情がたくさん動かされる一冊になっています。読んだあとにお散歩に出かけると、まゆの冒険を思い出しておばけ探しを楽しむことができます。

ばばばあちゃんの やきいもたいかい

作:さとう わきこ 福音館書店

行事の導入にぴったりの絵本です。ばばばあちゃんが落ち葉を集めて、やきいも大会をひらきます。

おいもだけでなく、みんなが持ち寄ったものをどんどん焼いていく遊び心いっぱいのお話です。読んだあとに「何を焼いたらおいしいかな?」と話し合い、焼きいもパーティーや収穫祭の内容をふくらませるきっかけになるでしょう。

 

秋の絵本で、季節の深まりを子どもたちと楽しもう(まとめ)

秋はどんぐりや落ち葉、いもほりにお月見など自然の変化を感じられたり、季節にちなんだ行事が沢山あるので、絵本の世界と実体験をつなげやすい季節です。絵本で出会ったものを戸外で見つけたり、行事の前に絵本で期待をふくらませたりと楽しみ方もそれぞれです。

年齢の発達や子どもたちの興味に合わせて絵本を選ぶことで、読み聞かせが、秋の深まりを感じる豊かな時間になります。今回ご紹介した絵本を参考に、子どもたちとお気に入りの秋の一冊を見つけてくださいね。


シェアする

LINE Facebook X

人気のひきだし

ページトップに戻る