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2026.08.21

【室内・戸外】異年齢保育におすすめの活動12選!3〜5歳児の遊び

3〜5歳児が一緒に過ごす異年齢保育。年齢の差があり、活動選びに悩む保育士の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、縦割り保育で一緒に楽しめる遊びを、12個ご紹介します。あわせて、異年齢保育のねらいや活動がさらに楽しくなる援助のポイントもまとめましたので、保育の参考にしてくださいね。

異年齢保育とは?活動のねらいと魅力

まずは、異年齢保育(縦割り保育)の基本とその魅力について解説します。

異年齢保育とは

異年齢保育とは、3歳児・4歳児・5歳児など、年齢の異なる子どもたちが一緒に過ごす保育です。「縦割り保育」とも呼ばれています。

少子化の影響で、地域のなかで年齢の違う子ども同士が関わる機会が少なくなっている今、園での異年齢の関わりは子どもたちにとって貴重な経験です。行事のときだけでなく、日々の遊びや生活のなかに取り入れている園も多くあります。

異年齢での活動が子どもの育ちにつながる理由

異年齢での活動には、同年齢のクラスだけでは味わえない魅力がたくさんあります。

年下の子にとって、年上の子は憧れの存在です。「お兄さん・お姉さんみたいにやってみたい」という気持ちが、新しい遊びに挑戦する意欲につながります。

一方、年上の子にとっては、年下の子のお世話をしたり、遊びのお手本になったりする経験が自信を育みます。相手に合わせてルールをやさしく伝えようとする姿からは、思いやりが感じられるでしょう。

年齢の違う子ども同士が関わり合うことで、社会性や自己肯定感など、さまざまな育ちが期待できます。

異年齢保育におすすめの遊び12選

ここからは、3〜5歳児が一緒に楽しめる遊びを、室内あそびと戸外あそびに分けて12個紹介します。それぞれ、遊び方と異年齢ならではの楽しみ方をまとめました。

【室内あそび】3〜5歳児が一緒に楽しめる活動

ここでは雨の日や暑さ・寒さが厳しい日など、戸外に出られないときにおすすめの室内あそびを紹介します。

1.風船運びリレー

◆遊び方◆

  • 2人1組になり、チームに分かれる
  • 2人の体の間に風船をはさむ(布やタオルの上にのせてもOK)
  • 手を使わずに折り返し地点まで運び、次のペアと交代する
  • 途中で落としたら、その場で直して再スタートする

3歳児と5歳児でペアを組むと、年上の子が歩く速さを合わせてくれる姿が見られます。風船はゆっくり動くので、年下の子も安心して参加できますよ。

2.サーキットあそび

◆遊び方◆

  • マットや平均台、フープ、トンネルなどを組み合わせてコースを作る
  • 「マットででんぐり返し→平均台を渡る→フープをジャンプ」のように、いろいろな動きにつなげる
  • 順番にコースをまわって楽しむ

平均台の高さを変えたり、迂回できるコースを用意したりして、難易度を選べるようにすると、どの年齢の子も自分に合った挑戦ができます。年上の子がお手本を見せてくれると、年下の子の「やってみたい」という気持ちも高まります。

3.じゃんけん列車

◆遊び方◆

  • 音楽に合わせて自由に歩く
  • 音楽が止まったら、出会った友だちとじゃんけんをする
  • 負けた子は勝った子の後ろにつながる
  • 繰り返していき、最後に1本の長い列車になったら完成

じゃんけんが難しい3歳児には、保育士と年上の子が「どっちが勝ちかな?」と一緒に確認できるようにしてあげましょう。全員がひとつの列車になったときの一体感は、異年齢ならではの楽しさです。

4.新聞島

◆遊び方◆

  • 床に新聞紙を広げて島に見立てる
  • 音楽が流れている間は島のまわりを歩き、止まったら島の上に乗る
  • 1回ごとに新聞紙を半分に折って、島を小さくしていく
  • 乗れなくなった子は応援にまわる

島が小さくなってくると、年上の子が工夫して年下の子と一緒に乗る姿も見られるでしょう。助け合いゆずり合いが生まれる遊びです。

5.宝探し

◆遊び方◆

  • 保育室のさまざまな場所に宝物(カードや小さなおもちゃなど)を隠す
  • 「全部で10個あるよ」「机より下に隠れているよ」などのヒントを出す
  • みんなで探して、見つけた宝物の数を数える

異年齢のペアで探すようにすると、年上の子が年下の子に合わせて一緒に探してくれます。見つけた数をチームで合計する形にすれば、勝ち負けにこだわりすぎずに楽しむことができます。

6.はないちもんめ

◆遊び方◆

  • 2チームに分かれて、横一列に手をつなぐ
  • 「かってうれしいはないちもんめ」の歌に合わせて前後に進む
  • 相手チームから呼びたい友だちを相談して決める
  • 呼ばれた子同士がじゃんけんをして、負けた子は相手チームに移る

歌やルールは年上の子がリードすることで、3歳児も一緒に楽しめます。相談のときには「〇〇ちゃんはだれがいい?」と年下の子の思いも聞けるよう、言葉をかけてみてくださいね。

【戸外あそび】3〜5歳児が一緒に楽しめる活動

次に、園庭や散歩先の公園で楽しめる戸外あそびを6つ紹介します。体を沢山動かす遊びを集めました。

7.むっくりくまさん

◆遊び方◆

  • くま役の子を決めて、まわりを囲んで手をつなぐ
  • 「むっくりくまさん」の歌をうたいながらまわる
  • 歌が終わったら、目を覚ましたくまにつかまらないように逃げる
  • つかまった子が次のくま役になる

最初は保育士や5歳児がくま役になると、遊びの流れが伝わりやすくなります。また、「ここからここまで」と逃げる範囲を決めておくことで、スムーズに進められるでしょう。

8.ばななオニ

◆遊び方◆

  • オニを決めて、オニごっこを始める
  • オニにタッチされた子は、両手を頭の上で合わせてばななに変身する
  • 仲間が皮をむく動きでタッチしてくれたら、復活してまた逃げられる

つかまっても仲間が助けてくれるので、走るのがゆっくりな3歳児も最後まで楽しめます。「ばななになっている子はいないかな?」と年上の子が探して助けてあげる姿も、異年齢ならではの可愛らしい場面です。

9.しっぽ取り

◆遊び方◆

  • しっぽ(スズランテープやタオルなど)をズボンにはさむ
  • 合図でスタートし、自分のしっぽを守りながら友だちのしっぽを取る
  • 決めた時間までしっぽが残っていたら勝ち

年齢によってしっぽの長さを変える、「5歳児は3歳児のしっぽを取らない」などのルールを加えると、力の差があっても楽しめます。チーム対抗にして、取ったしっぽの数を競うのもおすすめです。

10.大縄あそび

◆遊び方◆

  • 保育士が大縄をまわしたり揺らしたりする
  • タイミングに合わせて、跳んだりくぐったりする
  • 歌に合わせて跳ぶ/li>

3歳児は、床で揺らした縄をまたいだり、へびのようにくねらせた縄をジャンプしたりするところから始めましょう。5歳児が連続で跳ぶ姿は年下の子の憧れになり、意欲にもつながります。

11.けんけんぱ

◆遊び方◆

  • 地面に丸をかくか、フープを並べてコースを作る
  • 「けん(片足)」「ぱ(両足)」とリズムに合わせて跳んで進む

片足跳びが難しい3歳児は、すべて両足ジャンプでもOK。5歳児には「けんけんぱ」の組み合わせを長くしたり、自分でコースを作ったりすると。遊びが発展します。年上の子が作ったコースをみんなで楽しむのもおすすめの遊び方です。

12.いろいろビンゴ

◆遊び方◆

  • 「赤いもの」「ざらざらしたもの」「ちょうちょ」など、探すものをかいたビンゴカードを用意する
  • カードを持って、園庭や公園を探し歩く
  • 見つけたらマスに印をつけ、そろったらビンゴ!

異年齢のペアやグループで探すと、年上の子が文字を読んであげたり、年下の子が思わぬ発見をしたりと、それぞれの良さが発揮されます。カードはイラスト入りにすると、3歳児にも分かりやすいですよ。

異年齢保育の活動がもっと楽しくなる!援助のポイント

異年齢での活動をより楽しい時間にするために、保育士が意識したい援助のポイントを3つ紹介します。

1.ルールは年下の子に合わせてシンプルにする

遊びのルールは、いちばん年下の子が理解できるシンプルさを基準にしましょう。言葉だけで説明するのではなく、保育士や年上の子が実際にやって見せると伝わりやすくなります。

最初は簡単なルールから始め、慣れてきたら少しずつアレンジを加えていくと、年上の子も飽きずに楽しめますよ。

2.年上の子の「お世話をしたい」気持ちを尊重する

年上の子が年下の子を手伝ったり、教えてあげたりする姿が見られたら、「優しいね」「助かったよ」と言葉にして伝えましょう。認められた経験が、自己肯定感の育ちにつながります。

一方で、お世話を役割として押しつけないことも大切です。年上の子自身が思いきり遊びを楽しめる時間も大切にしながら、異年齢での関わりを見守っていきたいですね。

3.安全面と発達の個人差に配慮する

3歳児と5歳児では、体格や運動能力に大きな差があります。追いかけっこなどの遊びでは衝突や転倒が起きやすいため、十分なスペースを確保し、遊ぶ範囲や約束事をあらかじめ確認しておきましょう。

また、発達には個人差が大きいものです。同じ年齢でも、できることや楽しみ方は一人一人違います。

参加を強制せず、見て楽しめるようにしながら、子どものペースを大切にしてくださいね。

異年齢保育の活動で、子ども同士の関わりを広げよう(まとめ)

異年齢保育の活動は、年下の子にとっては年上の子への憧れを育み、年上の子にとってはお世話やお手本になる経験を通して自信を育む、貴重な機会です。また、異年齢での活動中は、普段のクラス活動とは違う子どもの姿が見られることがあります。

一人一人の表情や関わりをよく観察しながら、次の活動へのヒントにしていきましょう。今回ご紹介した遊びを参考に、子ども同士の関わりが広がる楽しい時間をつくってくださいね。


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