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2026.08.17

これからの時代に強く生きる力を育てる!おすすめの知育絵本10選

1. 地頭の強さを育てる絵本

りゆうがあります
作・絵:ヨシタケシンスケ
出版社:PHP研究所

この絵本は、子どもの考える力を育てる導入に使いやすい一冊です。主人公の男の子は、つい鼻をほじってしまうクセについて、自分なりの理由を一生懸命考えます。PHP研究所の公式情報でも、子どもたちがついやってしまうクセには、ちゃんとした理由があるというユーモア絵本として紹介されています。

地頭の強さとは、単に勉強ができることではなく、なぜ?どうして?と考える力です。この絵本の面白さは、大人から見ると困ったクセでも、子どもの中ではちゃんと理由を考えられるところにあります。もちろん、行儀の悪さを正当化するためではなく、子どもなりに考えを組み立てる力に目を向ける導入として使えます。読み聞かせ後には、これはどうして起きるんだろう? 自分だったらどんな理由を考える? と問いかけると、正解を当てるより考える過程を楽しむ時間になります。

2. 感性の豊かさを育てる絵本

みえるとか みえないとか
作:ヨシタケシンスケ
相談:伊藤亜紗
出版社:アリス館

この絵本は、ものの見え方や感じ方は人によって違う、という感性の入り口に使いやすい一冊です。ヨシタケシンスケさんの公式サイトでは、宇宙飛行士の主人公が、目が3つある人の星に降り立ち、自分が普通にしているだけなのに不便そう、かわいそうと言われるところから物語が始まると紹介されています。また、伊藤亜紗さんに相談しながら作られた絵本でもあります。

感性の豊かさとは、美しい、面白い、不思議、違和感に気づく力です。この本は、自分にとって当たり前の見え方が、ほかの人にとっては当たり前ではないことを、楽しく考えさせてくれます。学童では、友だちと同じものを見ても感じ方が違う場面がよくあります。読み聞かせ後に、同じものを見ても違う感じ方をすることってあるかな? と聞くと、子どもたちの感性を大切にする時間になります。

3. 慈愛と思いやりを育てる絵本

てぶくろ
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:うちだりさこ
出版社:福音館書店

この絵本は、寒い雪の上に落ちていた手袋に、ネズミやカエル、ウサギ、キツネなどの動物たちが次々と入っていくウクライナ民話です。福音館書店の公式情報でも、雪の上に落ちていた手袋に動物たちが次々やってきて、手袋がはじけそうになるお話として紹介されています。

慈愛や思いやりは、相手の存在を受け入れる力です。この絵本は、手袋という限られた場所に いれて とやってくる動物たちを受け入れていく流れがあり、1年生〜3年生にもわかりやすく、仲間に入れること、場所を分け合うことの導入に向いています。学童では、遊びに入れてほしい子がいた時、席や道具を分け合う時などに重ねやすいです。読み聞かせ後には、もし自分の遊びに誰かが入れてと言ったらどうする? と問いかけると、日常の思いやりにつながります。

4. 自己肯定感を育てる絵本

たいせつなこと
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レナード・ワイスガード
訳:うちだややこ
出版社:フレーベル館

この絵本は、物事それぞれにとって大切なことを、シンプルな言葉で描いた詩の絵本です。フレーベル館の公式情報でも、生きていく上で大切なことは何かを教えてくれる絵本として紹介され、対象年齢には小1〜小6まで含まれています。

自己肯定感とは、自分は何でもできると思うことではなく、自分には自分の大切なところがあると感じられる心の土台です。この絵本は、コップにはコップの、スプーンにはスプーンの大切なことがあるように、その子にもその子の大切なことがあると伝えやすい一冊です。読み聞かせ後には、自分にとって大切なことって何だろう? 友だちの大切なところはどこだろう? と話し合いにつなげられます。目立つ特技がなくても、その子らしさに光を当てる導入になります。

5. レジリエンスを育てる絵本

もう ぬげない
作・絵:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社

この絵本は、服が引っかかって脱げなくなった男の子が、このままずっと脱げなかったらどうしようと考えながらも、なんとかなるかもしれないと想像を広げていくユーモア絵本です。ブロンズ新社の公式情報でも、服が引っかかって脱げなくなり、工夫しながら生きることまで考え始める内容として紹介されています。

レジリエンスとは、失敗しないことではなく、困った時に戻ってこられる力です。この本は、困った状況を深刻にしすぎず、ちょっと笑いながら乗り越える空気を作れます。学童では、工作がうまくいかない、遊びで負けた、思い通りにできないなど、小さなピンチが毎日起きます。読み聞かせ後には、困った時に自分ならどうする? 笑える作戦を考えてみよう、とつなげると、失敗を終わりにしない考え方が育ちます。

6. 自分で選ぶ力を育てる絵本

それしか ないわけ ないでしょう
作・絵:ヨシタケシンスケ
出版社:白泉社

この絵本は、未来は大変なことばかりだと聞いて不安になった女の子が、おばあちゃんの言葉をきっかけに、未来にはたくさんの選択肢があることに気づいていくお話です。白泉社の公式情報でも、考え方ひとつで楽しい未来がたくさん見えてくる絵本として紹介されています。

自分で選ぶ力とは、誰かに決められた答えだけを受け入れるのではなく、自分はどうしたいか、他にどんな方法があるかを考える力です。この絵本は、それしかないと思い込んでいる時に、別の選択肢を探す視点をくれます。学童では、遊びを決める時、友だちと意見が分かれた時、失敗した後の次の行動を考える時に役立ちます。読み聞かせ後には、ほかにどんな方法があるかな? と声をかけることで、子どもが自分で選び直す力につながります。

7. 違いを受け入れる力を育てる絵本

スイミー
作:レオ・レオニ
訳:谷川俊太郎
出版社:好学社

この絵本は、小さな黒い魚スイミーが、仲間たちと力を合わせて大きな魚に立ち向かう物語です。好学社の公式情報では、レオ・レオニの代表作であり、日本でもロングセラーを記録している作品として紹介されています。

違いを受け入れる力とは、自分と違う相手を否定せず、その違いを力として見られることです。スイミーは仲間たちと色が違いますが、その違いが最後に大切な役割になります。これは、同じであることだけが良いわけではないと伝える導入にぴったりです。学童では、遊び方が違う子、得意なことが違う子、少し目立つ子がいる場面でも使いやすいです。読み聞かせ後には、自分と友だちの違うところで素敵なところはどこかな? と聞くと、個性を認める活動につながります。

8. 気持ちを言葉にする力を育てる絵本

きもち
文:谷川俊太郎
絵:長新太
出版社:福音館書店

この絵本は、気持ちについて考える導入に使いやすい一冊です。福音館書店の公式情報では、谷川俊太郎さんの文、長新太さんの絵による作品で、かがくのともから生まれた絵本として紹介されています。

気持ちを言葉にする力は、子どもの人間関係を支える大切な力です。低学年は、嫌だった、むかつく、楽しい、くらいの言葉で気持ちを表しがちですが、実際の心の中には、悲しい、悔しい、心配、恥ずかしい、安心したなど、いろいろな気持ちがあります。この絵本を読むことで、気持ちは一つではなく、揺れたり変わったりするものだと伝えやすくなります。読み聞かせ後には、今の自分の気持ちに近い言葉は何かな? と聞くと、トラブル後の整理や帰りの会にも使えます。

9. 自分を守る力を育てる絵本

おしえて!くもくん プライベートゾーンってなあに?
企画:MASUMI
制作:サトウミユキ
監修:小笠原和美
出版社:東山書房

この絵本は、子どもが自分の体を守るために必要な知識を学べる、プライベートゾーン教育の絵本です。東山書房の公式情報でも、子どもたちを性被害から守るために必要な知識が盛り込まれた絵本であり、生命の安全教育の教材として最適と紹介されています。

自分を守る力とは、危険な場面だけでなく、嫌なことを嫌と言う力、困った時に大人へ相談する力も含みます。この本は、低学年にも伝えにくい体の大切な話を、絵本を通してやさしく導入できる点が強いです。学童では、ふざけて人の体に触る、嫌なのに言えない、友だちの行動を止められないといった場面があります。読み聞かせ後には、自分の体は自分のもの、嫌な時は嫌と言っていい、困ったら大人に話していいと確認できます。

10. 好奇心と学び続ける力を育てる絵本

100かいだてのいえ
作:いわいとしお
出版社:偕成社

この絵本は、縦に開いて100階建ての家を上へ上へと進んでいく、数字と物語が一緒に楽しめる絵本です。偕成社の公式サイトでは、作者が子どもとの遊びや算数の学びから発想し、本の構造を使って数字がわかる絵本を作ろうとしたことが紹介されています。

好奇心とは、知らないことを面白がり、次を見たい、もっと知りたいと思う力です。この絵本は、次の階には誰がいるんだろう、どんな部屋なんだろうと、子どもの興味を自然に引き出します。1年生〜3年生には、数字、観察、想像、発見が同時に楽しめるので、学びの導入にもぴったりです。読み聞かせ後には、自分なら何階にどんな部屋を作りたい? と問いかけると、創造力や探究心につながります。

 

ライクキッズ株式会社 指導員 K.Y先生


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