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2026.02.16

後輩保育士の育成に悩んだら?指導で大切にしたい5つのポイント

後輩ができることは嬉しい反面、これまでとは違う保育の難しさを感じる保育士さんも多いのではないでしょうか。特に後輩保育士の指導や育成に携わることになると、「どう伝えたらいいのだろう」「これで合っているのかな」と指導方法に悩みますよね。

この記事では、後輩保育士を育成する上で意識したい指導のポイントを解説します。また後輩指導で自分自身が悩みすぎないようにするコツもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

後輩保育士の育成で難しさを感じる点とは?

後輩保育士の育成や指導に携わる中では、思っていた以上に難しく感じる場面もあるでしょう。ここでは、特に多くの先輩保育士が直面しやすい後輩指導の難しさについて整理します。

後輩育成に明確な正解がない

後輩保育士の育成には、「こうすれば必ずうまくいく」という正解がありません。保育はその時の状況や子どもの様子によって対応が変わるため、自分自身も迷いながら子どもと関わる場面が多いはずです。

そのため、「この伝え方で合っているのか」「この指導法でよいのか」と不安を感じやすくなることがあります。

世代や保育観が違う

育ってきた環境や学んできた保育の考え方が異なることで、価値観の違い認識のズレを感じることがあります。自分にとって当たり前の行動や考え方が、後輩保育士にとってはそうではない場合もあり、その中ですれ違いが生まれることも考えられるでしょう。

日々忙しく、話し合う時間が少ない

保育現場は日々の業務に追われ、保育士同士の話し合いの時間が確保しづらいのが現実です。話し合いが十分にできないことの積み重ねは、思いの行き違いが生じる要因の一つになります。

後輩保育士の育成で大切にしたい5つの指導ポイント

後輩保育士の指導や育成を行う際には、伝え方や関わり方に少し意識を向けるだけで、関係性が大きく変わります。以下では、後輩保育士の指導や育成において特に大切にしたい5つのポイントを紹介します。

具体的に指示を伝える

「ちゃんとして」「気をつけて」といった曖昧な表現は、後輩保育士に指導の意図が伝わりにくい原因となります。何を、どのように行動すればよいのかを具体的に伝えることで、後輩保育士も安心して行動に移しやすくなりますよ。

できていることに目を向ける

指導と聞くと、できていない点に目が向きがちですが、後輩保育士のできていること良い点を認めることが1番大切です。小さな成長や努力を先輩が言葉にして伝えることで、後輩保育士の自信につながり、保育業務を前向きに学ぶ姿勢を育てることができるでしょう。

後輩保育士の置かれている現状を考えながら伝える

経験年数や業務量、その日の体調や気持ちによって指導の受け取り方は変わります。自分の新人時代の気持ちを思い返し、後輩保育士が今、どのような状況にあるのかを考えながら伝えることで、無理のない指導につながりますよ。

後輩保育士の話を聞く時間を意識的につくる

指導する側が話すだけでなく、後輩保育士の話を聞く姿勢も重要です。短い時間でも話を聞く機会をつくることで、後輩保育士は安心して先輩に悩みや疑問を相談しやすくなります。

一度に多くを求めず、ポイントを絞って伝える

特に新人の時期は、日々の保育業務の中でも覚えることが沢山ありますよね。その中で一度に多くのことを伝えると、後輩保育士は混乱してしまうことも予想されます。

その時に最も大切なポイントを絞り、段階的に伝えていくことで、理解しやすくなるでしょう。

後輩保育士の育成をする上で気をつけたいこと

後輩保育士の育成は大切な役割ですが、先輩である自分自身が悩みすぎては長く続きません。今章では、後輩保育士の育成や指導に関わる中で自分自身が気をつけたいことを解説します。

一人で育成を抱え込まない

後輩保育士の育成や指導は、先輩一人で行うものではありません。職員間で情報を共有しながら、チームで支えていくことが大切になります。

迷ったときは一人で抱え込まず周囲に相談し、アドバイスをもらうことも後輩保育士の育成につながりますよ。

後輩保育士に完璧を求めすぎない

後輩保育士は、保育士として成長の途中段階にあります。後輩保育士に完璧を求めるのではなく、できることが増えていく過程を見守り、その都度必要な指導を行う姿勢が重要です。

自分の心の余裕も大切にする

保育業務が日々忙しい中で後輩保育士の育成や指導に携わるのは簡単なことではありません。自分自身の心の余裕を大切にし、無理をしすぎないことも良い育成や指導につながるでしょう。

後輩保育士への寄り添った指導が信頼関係を築く

後輩保育士の育成では、指導することだけでなく、後輩保育士の悩みや困りごとに寄り添い、思いに共感する姿勢が大切です。先輩の温かい関わりがあることで、後輩保育士は安心して日々の保育業務に向き合うことができるでしょう。

また、後輩保育士との良好な信頼関係を築いていくことで、指導の意図も伝わりやすくなります。後輩保育士の育成や指導に携わることは、自分自身の学びにもつながりますよ。

無理をせず、後輩保育士とともに成長していける関係を大切にしていきたいですね。

執筆:原島円


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