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あそびのひきだし

2022.02.28

■SDGsへの取り組み【働く車、ゴミ収集車で遊ぼう!】

働く車、ゴミ収集車で遊ぼう!

子どもたちと、SDGsを身近に感じましょう!
SDGsの目標のうち、目標12「つくる責任・つかう責任」に関わる取り組みです!

ねらい・目的

働く車に興味が高く、散歩途中でゴミ収集車を見つけると、立ち止まり興味深く様子を見る姿から、空きパックでゴミ収集車を製作しました。なりきりを楽しめたらと思います。

内容・手順

1ℓの紙パックとダンボール、ストロー、厚紙を使ってゴミ収集車を作ります。

本体の作り方
①紙パックの注ぎ口部分を切り離す。切った部分は潰して折りたたみ、テープで固定する(1面分の大きさにしておく:収集車の後ろ扉になります)

②画用紙等で装飾し、出来上がったら透明テープで補強する。


タイヤの作り方
①ダンボールを直径4㎝の円に8~12枚切り、それぞれ真ん中にストローが通る穴を開けたものを2~3枚グルーガン等で接着させるとタイヤ1つができるので、これを4つ作る


②ストロー(太口の物)を12~13cmの長さに2本切る

③厚紙を縦4.5cm×横6cmの大きさに2枚切り、透明テープで補強した後、縦を三等分(1辺1.5㎝)に折り、高さ6㎝の三角柱を2つ作る

タイヤの組み立て

①ストローにタイヤを1つ通し、ストローの端から2cmほど切込みを5つ入れ、花のように開いてタイヤと接着させる

②三角柱にした厚紙にストローを通し反対側にもタイヤを通し、①と同じ要領でタイヤと接着させ、画用紙等で装飾する。前輪が完成。

③同じ物をもう一つ作り後輪が完成


 

完成
①組み立てたタイヤの厚紙の1面に両面テープを貼り、前輪と後輪を本体に貼り付ける

②ゴミ収集車の後ろ扉をガムテープ等で貼り付けて完成  (開口部分より扉が小さめなので、ガムテープ等で調整して下さい)

工夫のポイントや作成時の注意点

・タイヤが安定して可動するよう、ダンボールを重ねてタイヤを厚く丸くし、車軸となるストローは太口のしっかりしたもので作ると壊れにくくなる。

子どもの学び

・シュレッダーの紙屑を緩衝材として入ってきたビニール袋に入れた小さな可燃ごみを用意し、実際に出し入れして遊ぶ中でゴミにも興味が出て、ゴミ捨ても進んでやってくれる姿が見られるようになった。

・散歩中など、ゴミ収集車がどのようにゴミを入れるかもよく見ている。

園長からのコメント

・男児が多いので興味のある遊びを通して楽しい時間を過ごしたり、登所することへの期待に繋がって欲しいと思った。

・後ろの扉が稼働するようになってから、いちだんと一つの遊びに集中して楽しむ姿が増えました。

・実際のゴミ収集車と同じ色、言葉も入れてもらえて本物に近いゴミ収集車となっていると思います。本物をよく見たことで、オレンジ色のゴミ収集車にはAEDが装備されていることを知り、特に散歩時には、AED搭載のゴミ収集車が走っているか確認するようになりました。

子どもたちからの声

・収集車の後ろの扉が飾り扉になっていたが、ゴミを入れるところから遊びたい思いが強く、開け閉めできるようにしてほしいという子どもからの提案があった。

保護者からの声

・牛乳パック、コーヒーパック等は家でもある為、興味がある保護者様に作り方を聞かれお伝えした。家でも遊ばせてあげたいと言ってくださっていた。

改善点

・力を入れて動かすことも多いので、タイヤが取れないよう強度を高めたい。


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