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2026.10.23

【カタカナを使わずに話せる?】言いかえる力が育つ学童の発表あそび

    カタカナを使わずに話せる?言いかえる力が育つ学童の発表あそびは、子どもたちが今日の学校での出来事や給食のメニュー、休み時間にした遊びなどを発表する時に、カタカナの言葉を使わずに説明してみる遊びです。特別な道具は必要なく、会話だけで始められるため、帰りの会前や室内遊びの時間にも取り入れやすい内容です。

    この遊びのルール

    発表の中でカタカナの言葉を使ってはいけません。もしカタカナの言葉を言いそうになったら、別の日本語に言い換えます。たとえば、サッカーなら足で球をける遊び、ドッジボールなら球を当てたりよけたりする遊び、カレーなら黄色いごはんにかける料理、スープならあたたかい汁もの、パンなら小麦でできた焼いた食べ物、チャイムなら時間を知らせる音、というように表現します。

    準備物

    必要に応じてお題カードを用意する程度です。今日の給食、休み時間、学校であったこと、好きな遊び、好きな食べ物、ハロウィンで思いつくもの、などのお題を紙に書いておくと進めやすくなります。カードがなくても、先生が口頭でお題を出せばすぐに始められます。

    進行手順

    まず先生が、今日はカタカナを使わずに話すゲームをします と伝えます。次に、例を出します。たとえば、今日の給食はカレーでしたと言いたい時は、今日の給食は、黄色いごはんにかける料理でした、と言い換えてみせます。子どもたちは、お題に合わせて発表します。カタカナの言葉を使ってしまった場合は、アウトにするのではなく、言い換えチャンスにします。

    この遊びで子どもが興味を持ちやすいのは、いつも普通に使っている言葉が急に使えなくなる面白さです。普段なら、今日サッカーした、給食はパンだった、チャイムが鳴ったで終わる話が、カタカナを禁止するだけで、別の説明に変わります。聞いている子も、何のことを言っているのかを考えるため、発表する子と聞く子の両方が参加できます。

    盛り上げるコツ

    カタカナを言ってしまった時に責めないことです。今カタカナ出たね。じゃあ別の言い方にしてみよう と声をかけると、失敗ではなく遊びになります。友だちが助けてもよいルールにすると、発表が苦手な子も安心して参加できます。たとえば、スープを言い換えられずに困っていたら、あたたかい汁もの、野菜が入った飲むおかず、など周りの子が案を出せます。

    この遊びの目的

    子どもたちが言葉を選んで伝える力を育てることです。カタカナの言葉は子どもの生活の中にたくさんあります。だからこそ、それを別の言い方にするには、ものの特徴を考えたり、相手に伝わる説明を工夫したりする必要があります。

    育成に役立つ理由

    語彙力だけでなく、説明力や発表力にもつながるからです。言い換えるためには、それがどんなものなのかを考えます。パンは何でできているのか、サッカーはどんな遊びなのか、テストは何をするものなのかを説明する中で、子どもたちは言葉を分解して考える経験をします。

     

    学童で行う時は、最初から長く話させなくても大丈夫です。1文だけ、または一つの言葉だけでも遊べます。今日の給食をカタカナなしで言ってみよう、休み時間にした遊びをカタカナなしで言ってみよう、という短い形から始めると参加しやすくなります。

    ハロウィンの時期には、ハロウィン、キャンディ、パーティー、マント、モンスターなど、カタカナの言葉がたくさん出てきます。それを別の日本語に言い換えると、甘い小さなお菓子、みんなで楽しむ集まり、背中につける布、こわいふしぎな生き物、というように表現が広がります。

    スタッフや施設長が取り入れやすいポイントは、準備がほとんどいらず、学びの要素が伝わりやすいことです。遊びながら語彙力、説明力、聞く力、発表する力が育つため、単なる暇つぶしではなく、言葉を育てる活動として取り入れられます。子どもたちの発想で思わぬ言い換えが出るところも面白く、室内遊びとしても帰りの会前の短時間活動としても使いやすい遊びです。

     

    ライクキッズ株式会社 指導員 K.Y先生


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