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2026.11.02

ことばえらびえほん ふわふわとちくちく|言葉の使い方を考えるきっかけになる一冊

監修:齋藤孝  絵:川原瑞丸 
出版:日本図書センター

学童では、子ども同士の何気ない言葉が、トラブルのきっかけになることがあります。本人は軽い気持ちで言ったつもりでも、相手は傷ついていたり、言い返されてけんかになったりすることもあります。そんな時に、言葉の使い方を子どもたちと一緒に考える導入として使いやすいのが、『ことばえらびえほん ふわふわとちくちく』です。

この本は、相手の心をあたたかくする言葉と、相手の心を痛くしてしまう言葉について、子どもにも分かりやすく考えられる絵本です。低学年の子どもに、やさしい言葉を使いましょうと伝えても、具体的にどんな言葉がよいのか分からないことがあります。この本を使うと、ふわふわ言葉、ちくちく言葉というイメージで、言葉が相手に与える印象を考えやすくなります。

学童で読むなら、友だちとの言い合いが増えている時期や、新年度で関係づくりをしている時期におすすめです。読み聞かせの後に、どんな言葉を言われたらうれしいかな、反対にどんな言葉を言われたら悲しいかなと問いかけると、子どもたちが自分の経験と結びつけて考えやすくなります。

活動につなげるなら、ふわふわ言葉集めをしてもよいでしょう。ありがとう、だいじょうぶ、一緒にやろう、すごいね、教えてくれてありがとうなど、子どもたちから出た言葉を紙に書いて掲示すると、日常の声かけにもつながります。

この本のよいところは、注意や説教ではなく、言葉を選ぶ力として伝えられることです。友だちにやさしくしなさいではなく、この言葉は相手にどう届くかなと考えるきっかけになります。学童の中で、言葉のトラブルを減らしたい時に取り入れやすい一冊です。

 

ライクキッズ株式会社 指導員 K.Y先生


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