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保育士のひきだし

2020.06.09

フリー保育士だからこそできる5つの事!やりがいを見つけてスキルアップしよう

フリー保育士は担任を持たないから楽な仕事と思われがちですが、実はとても大変な仕事です。フリー保育士の働き方で担任の負担は大きく変わります。担任ではないため「つまらない」「楽しくない」と思う方もいるかもしれません。しかし、フリー保育士だからこそできることはたくさんあります。

本記事ではフリー保育士の魅力とフリー保育士だからこそできること、やりがいをご紹介いたします。

フリー保育士とは?役割や仕事内容を紹介

フリー保育士は保育現場において必要不可欠です。まずは、フリー保育士がどんな仕事をしているのかチェックしていきましょう。

担任保育士のサポート役

フリー保育士とは「担任を持たない、フリーで動ける保育士」を指します。基本的に、担任保育士のサポート役として活躍しています。例えば、次のような業務を行います。

  • 保育活動の準備・環境設定…活動に必要な道具の準備、机やいすをセッティングする
  • 担任保育士が援助しきれない子どもをフォロー…食事・製作を援助
  • 散歩の持ち物を準備する…水稲やボール、縄跳びなど
  • 給食の準備や配膳
  • その他の援助…オムツ替えや着替えの援助

つまり、フリー保育士は「担任保育士がスムーズに保育できるよう、裏で動く」ことが役割です。そのため、担任保育士が何をしてもらいたいかを察して動ける気配りや、常に先を見て行動できることが必要です。「サポートしてるだけ」と思われがちですが、実は常に全体の把握が必要な難しい業務なのです。

雑務や急なヘルプにも対応する

さまざまな雑務もフリー保育士の業務内容です。

  • 食事の片付けや掃除
  • トイレ・保育室・玄関などの掃除
  • ぞうきんやエプロンなどの洗濯
  • 食器洗い
  • 乳児用のミルクを調乳する
  • おもちゃの片付けや消毒

もちろん他の保育士と分担しますが、ほとんどの雑務をフリー保育士が中心にこなします。また、人手不足なクラスがある場合、フリー保育士がヘルプとして入ることもあります。状況によっては、1日そのクラスの担任業務を代行するケースも。このように、複数の業務を臨機応変に対応する力も、フリー保育士に求められるスキルです。

電話対応や備品チェックなどを行う

フリー保育士は保育園全体の運営のサポートもします。例えば、電話や来客の対応、保育に必要な備品チェックなどが挙げられます。いずれも園の円滑な運営のためには欠かせない業務です。

あるある!フリー保育士のよくある悩み3

担任保育士のフォローや保育園全体サポートに忙しいフリー保育士には、悩み事が付きものです。ここでは、多くのフリー保育士が抱えている悩みをご紹介いたします。

担任ならではのやりがいが感じられない

フリー保育士は、担任保育士ならではの「やりがい」が感じられないという声があります。例えば、お遊戯会や運動会を含むイベントの企画・運営や、クラスの主活動を考えて実践することには、あまり関わらなくなってしまいます。また、担任保育士と比べると、子どもとの関係もやや浅くなってしまうでしょう。もちろん、担任業務はハードなので、そのプレッシャーからは解放されます。ただ、しばらくすると「物足りない…」と感じてしまうのが本音でしょう。

担任保育士との関係に悩む

保育をスムーズに進めるためには、担任保育士とのチームワークが大切です。しかし、担任保育士と保育観や性格が合わないと、業務がやりにくいと感じてしまうでしょう。

本来ならば、担任保育士でもフリー保育士でも、立場は平等のはずです。もちろん、役割は異なりますが、対等な立場で互いに協力し合うのがベストな関係です。しかし、パワーバランスが偏っていたり、コミュニケーションがうまくとれないと、関係が悪い方へ進んでしまいます。互いに歩み寄って信頼関係を築くことが理想ですが、現実はなかなか難しいものですね。

業務内容はハードなのに楽だと思われる

フリー保育士の仕事はかなりハードです。常にやることが山積みで、頭をフル回転して動いているため、気力も体力も消耗します。しかし、「担任じゃないから楽だよね」「私もフリーになりたい」とほかの保育士からうらやましがられたり、下に見られたりすることもあるかもしれません。また、他の業務があるのに「これやっといてくれる?」と言われたら、断れず業務を引き受けてしまう人も多いようです。大変さを周りに理解されないことも、フリー保育士の大きな悩みと言えるでしょう。

フリー保育士でよかった!と感じる5つのやりがい

大変だと思うことや悩み事もありますが、フリー保育士にはたくさんの「やりがい」やメリットがあります。ここでは、フリー保育士が「フリーでよかった!」と感じる5つのポイントを取り上げていきます。

① いろいろなクラスの保育を学べる

フリー保育士はたくさんのクラスにヘルプとして入るため、さまざまな保育の様子をじっくり観察できます。子どもの年齢や、担任の保育士によって保育内容は異なるため、「こういう保育の進め方もあるんだな」「この遊び、ほかの年齢の子どもにもできそう!」と、さまざまな保育のスタイルを学べます。いつか担任を持ったときに、フリー保育士の経験を生かすこともできることが大きなメリットです。

② たくさんの子どもと関わることができる

フリー保育士はさまざまなクラスに出入りするため、たくさんの子どもと関わることができます。年齢ごとの発達が学べるほか、担任保育士とは少し異なった「中立的な立場」で子どもと関われるため、「新しい接し方」が発見できるチャンスと言えるでしょう。後で担任保育士になったときも、フリー保育士として子どもと関わったことがあれば、子どもたちからも受け入れてもらいやすくなります。

③ 担任保育士や園長から信頼される

フリー保育士がいるからこそ、担任業務も保育園全体の運営もスムーズに進められるのです。どんな雑務もテキパキとこなし、常に陰で支えてくれるフリー保育士は、担任保育士や園長にとって、信頼できるパートナー的存在です。「いつもありがとうね!本当に助かるよ!」と褒められるだけでなく、働きぶりが評価されれば責任あるポジションに任命されるチャンスがつかめるかもしれません。

④ 保護者の方に顔を覚えてもらえるため打ち解けやすい

フリー保育士はさまざまなクラスのヘルプに入ったり、来客や電話の対応もしているので、保護者の方から顔を覚えてもらいやすいというメリットがあります。また、フリー保育士は担任保育士や子どもとは一歩離れた中立的な立場であるため、「担任保育士には言えないようなことも、フリー保育士になら言いやすい」という保護者の方もいます。外から姿を見かける機会が多いため、保護者の方にとって気軽に声がかけやすいのでしょう。このように保護者の方と打ち解けやすいという点も、フリー保育士の特権ですね。

⑤ 全体を見通す力が身に付く

フリー保育士になると全体を俯瞰(ふかん)する力が身に付きます。フリー保育士として「保育の流れをスムーズにするために、今すべきことは…」と全体の流れを予測したり、細やかなことに気付いたり、とにかく「広い視野」を持つことが必要です。最初は大変ですが、プロの保育士として大きく成長できるポジションとも言えます。

フリー保育士がやりがいを持って働くコツ

フリー保育士がやりがいを感じながら働くためには、どんな心がけが必要なのでしょうか?ここでは、フリー保育士が毎日働く中で心がけるべき3つのポイントをピックアップします。

担任保育士と積極的にコミュニケーションを取る

フリー保育士として働く上で一番重要なのは、担任保育士と積極的にコミュニケーションを取ることです。コミュニケーションが足りていないと、「何をしていいのか」「何をしなくていいのか」と気づくことができず、保育がスムーズに進みません。ちょっとしたすれ違いは、関係を悪化させてしまう原因になります。行動に迷ったときは、担任保育士に遠慮せず、その都度「○○してもいいですか?」と確認を取ったり、打ち合わせで「いつも○○のときって、どうすればいいか迷っちゃって…もう一度動きを確認してもいいですか?」と話し合うことが必要です。

小さなことも見逃さない!全体を見渡せる広い視野を持つ

フリー保育士は広い視野を持つことが必要です。担任保育士が必要としている助けを言われずに察したり、段取りを立てて雑務をこなすことはもちろん、子どものちょっとした変化や保育士の発言にも気付く力も重要です。「○○ちゃん、さっき咳き込んでいて、熱もあるようですし、ちょっと様子を休ませた方がいいかもしれません」と担任保育士に相談したり、「そういえば、○○先生がこの前、○○の備品が足りないって言ってたな」と、ちょっとした発言を聞き逃さずに業務に取り組むうちに、全体を見通す力が身に付くでしょう。

常に「吸収」を意識してスキルアップに励む

フリー保育士は担任を持っていないため、「スキルアップできないのでは?」と悩んでしまう人もいるでしょう。しかし、これまで取り上げてきた「コミュニケーション力」「広い視野を持つ力」などを身に付けていけば、「頼りになる保育士」として周囲から期待されるようになるでしょう。いろいろなクラスの保育を経験し、園の運営にも関われるポジションなので、大きく成長できる絶好のチャンスです!

まとめ

フリー保育士の中には、やりがいが感じられないと考える人もいるでしょう。しかし、「フリーの仕事を通して、いろいろなことを学ぶぞ!」という姿勢を失わなければ、やりがいを感じながら働けます。保育園全体のために働いているうちに、自分にあった保育観が見つけられるかもしれません。フリー保育士だからこそ学べる「予測力」「広い視野」を、今後の保育にも生かしていきましょう。


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