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保育士のひきだし

2018.12.25

あなたは保育士に向いている、向いてない?保育士向きな性格・適正

保育士になりたいと考えたとき、多くの人が自分は保育士に向いているのだろうかという思いを抱きます。また保育士として働き始めてからも、本当は保育士に向いていないのかも、という壁にぶつかることは少なくありません。

では、どんな人が保育士に合っていて、どんな人が保育士に合っていないのでしょうか?

保育士に向いていないと同僚や先輩保育士に言われたからと言って、本当に保育士に向いていないとは一概には言えません。

自信を持って保育士として働くためには、まず保育士の向き・不向きを知ることから。そして保育士としての適正を持つ方法をご紹介します。

保育士に向いている人ってどんな人?

まずは保育士に向いている人の性格や適性を見ていきましょう。

子どもが大好きという思いを持っている

保育士の適正としては不可欠な条件です。子どもが好きなだけでは保育士は務まらないと言いますが、大前提として子どもが好きでなければ保育士は務まりません

  • 大好きな子どものためだから大変な仕事も頑張れる
  • 大好きな子どもの笑顔を見ると疲れも吹き飛んでしまう
  • 子どもと一緒に過ごすことが楽しい
  • 子どもが好きだから保育士の仕事を選んだ

このような思いを抱いて仕事ができている人は、他の向いていないと感じる部分はどうにでも改善できます。

子どもが好きで保育士の仕事を選んだけれど、子どもをかわいいと思えないという人は要注意!毎日の仕事が忙しすぎて余裕がなくなっている可能性があります。ひと呼吸おいて、目の前にいる子ども達とじっくりと関わる時間を確保しましょう。

体力に自信がある

保育士は体力勝負の仕事です。戸外で子ども達と走り回って遊び、息つく暇もなく身の回りの援助をする。毎日がその繰り返しです。

そのため、どんなに疲れて帰っても1日寝ると疲れが取れる、体力には自信があるということは保育士として大きな強みになります。

楽しいことを考えるのが好き

子ども達から「この先生の近くにいると楽しいことをしてくれる」と思ってもらえることが、子どもの心を惹きつける第一歩です。そのためには、保育がマンネリ化しないように常に子どもの興味に沿った新しい遊びを考える必要があります。

また、年間を通してたくさんの行事を開催する保育園。他の保育士が思いつかないような行事内容を考えることができれば、同僚から一目置かれる存在に!

学生時代にイベントを企画するのが好きだったという人も保育士に向いています。

人と話したり関わるのが好き

保育士はコミュニケーション能力が求められる職業です。

  • 子どもとの会話の中で子どもの思いを汲み取る
  • 保護者との会話と通して信頼関係を築く
  • 同僚と声を掛け合いながら協調性を持って仕事をする

子どもだけではなく、保護者や同僚など大人との関わりも不可欠なのです。だからこそ、人と話すことが好き、関わるのが楽しいと思える人は保育士に向いています。

責任感と忍耐力がある

保育士は子どもの命を預かる責任の重い仕事です。少しの判断ミスが大きな怪我につながる恐れもあります。その重大さを理解し、責任感を持って仕事と向きあえる人は保育士に向いている人です。

また、自分の働きかけがすぐに結果に表れる仕事ではありません。成長過程の子ども達。声を掛ければすぐに行動してくれるわけではありませんし、子どものペースに合わせて待つ時間もとても大切なのです。そんなときに、イライラせずに忍耐強く待つことも保育士には求められます。

明るくしっかりしたあいさつができる

保育士は保育園の顔です。保育士が気持ちよく明るいあいさつを子どもや保護者にできていれば、「明るく雰囲気の良い保育園」。ほとんどあいさつをしない保育園であれば「なんだか雰囲気の悪い保育園」と思われてしまうのです。

だからこそ、しっかりとしたあいさつが保育士には求められます。

子どもの見本となる立場でもあるので、明るく気持ちの良いあいさつを心掛けましょう。

保育士に向いていない人ってどんな人?解決策とは?

保育士に向いている人の性格や適性をご紹介しましたが、反対に向いていない人にはどんな特徴があるのでしょうか?解決策も一緒に見ていきましょう。

体力に自信がない

体力に自信がなくてすぐに疲れてしまう、子どもと思い切り体を使って遊べない…そんな悩みを抱える人は、まずは基本的な生活習慣を整えることから始めましょう。

規則正しく食事を取り、夜できる限り早く寝るだけでも、かなり体力は回復します。寝る前にストレッチをして体をほぐしたり、休みの日にウォーキングなどで無理をしない程度に体を動かせば筋力アップにもつながりますよ。

子どもと遊ぶのが苦手

子どもは遊んでくれる保育士が大好きです。そのため、どんなに子どものことが大好きでかわいいと感じていても、遊んでくれない保育士のところには来てくれないのです。

  • 子どもとの遊び方がわからない
  • 遊びたいけれどうまく遊べない
  • 子どもが自分のところにだけきてくれない

そんな悩みを抱えたときには、先輩保育士の遊び方を真似ることから始めましょう。どんな保育士でも初めから上手に遊べるわけではありません。

まずは真似ることから。初めはぎこちない遊び方になってしまうかもしれませんが、めげずに遊び続ければだんだんと遊び方が板についてきますよ。

楽しい遊びが思いつかない

子どもは新しい遊びや目新しいものが好きなので、楽しい遊びや活動を考え付く保育士の元に寄っていきます。発想力がある人の強みですね。

しかし、発想力がないからと言ってがっかりする必要はありません。自分で思いつかなくても、保育雑誌に載っている活動やわらべ歌遊びなど、長い間子どもに愛されてきた遊びをどんどん保育に取り入れればば良いのです。

遊びを思いつかないときには、さまざまなツールを使って子どもが楽しめる遊びを提案し、子どもの気持ちを引き付けましょう。

人前で話すことが苦手

保育士は人前で話すことの多い職業です。朝の会や帰りの会、行事の司会・進行など大勢の人の前で話すことが苦手だと、つらい場面も多くあります。

また、子どもにならば問題なく話ができるけれど、保護者対応になると緊張してうまく話しができないという場合も。

これについては慣れることが一番です。今は人前で話すことに対して全く緊張していないように見えるベテラン保育士も、初めての司会で緊張した経験を経て今があります。

保護者対応も初めは緊張しますが、毎日話をしていれば必ず慣れます。

初めは失敗しても当たり前です。失敗を恐れずに挑戦してみましょう。

書類作成が苦手

保育士の仕事の1つに書類作成があります。お便り作りや週案、月案、園児の個人記録作成など書類の内容はさまざま。週案が終わらない、お便りを作っても何度も修正が入ってしまうなど、書類作成に悩みを抱える人は少なくありません。

そんなときには、期日を決めて作成する習慣をつけましょう。この日までには週案を終わらせよう、など自分で目標を設けると良いでしょう。

このときに重要なのが、園に必ず提出しなければならない期限から余裕を持たせた期日を設定しておくことです。余裕があれば修正が入っても期限には間に合うので焦らなくてすみます。

多くの書類作成を抱えてしまったときには、優先順位を決めて取り組むと効率的に進められますよ。

せっかちですぐに焦ってしまう

保育の中で待つ時間はとても大切です。子どもは大人のように効率的に行動することができませんし、身体能力も発達中ですので全てのことに時間がかかります。

そんなときに「早くして」「時間がなくなっちゃうよ」という声掛けは絶対にNG。自分でやろうとする気持ちをなくしてしまうからです。

日常生活の中で周りの人に対して「早くしてほしい」とすぐにイライラしてしまう人は要注意。子どもに対しては意識をしてゆっくりと見守るように心掛けましょう。

また、時間までに終わらせなければと焦ってしまう人も、子どもには焦りを見せないようにしましょう。保育園では生活リズムが決まっていますので、ある程度の時間を守る必要はあります。しかし、いつも保育士が焦っていると子どもは園での生活に疲れを感じてしまいます。

保育士にとっては職場ですが、子どもにとっては生活の場であることを忘れずに!子どもがいるときにはゆったりとした雰囲気作りを意識してみてくださいね。

それでも改善できないときは今の保育園に合っていないだけかも

自分なりに苦手な部分を改善しようとしている、でもやっぱり向いていないと感じてしまう。そんな場合は、今働いている保育園が合っていない可能性もあります。

同僚や先輩との相性が合わない

保育園に通う子ども達が皆一人ひとり違うように、保育士も保育観や子どもへの働きかけは一人ひとり違います。

そのため、自分では良いと思っている子どもへの関わりを先輩保育士や同僚に否定されることも少なくありません。相手の意見を保育に取り入れることは保育士としての成長には欠かせませんが、常に否定されていると「保育士に向いていないのでは…」という悩みを抱えることに。特に、複数担任で合わない同僚と組むと、その悩みは大きくなります。

保育に正解はありません。一緒に働く同僚との意見の食い違いから「保育士に向いていないのでは」と悩んだときには、まずは意見交換をしてお互いの良い保育を取り入れられる関係作りをしましょう。それでもやはり「合わない」と感じる場合にはクラスを変えてもらうという方法もあります。

子どもや保護者となかなか打ち解けられない

保育園にはそれぞれのカラーがあります。その雰囲気に賛同した保護者が子どもを通わせる場合が多いのですよね。そのため、子どもや保護者と打ち解けられないと感じたときには、保護者が求める雰囲気との相違がある可能性も。

まずは、園の保育方針をしっかりと把握し、周りの保育士の様子を観察してみましょう。

それでも子どもや保護者と打ち解けられない場合には、特殊な保育方針であったり、自分の保育観と保育方針が大きく違っている場合もありますよ。

もっと子どもと接したいが、事務仕事が多すぎる

子どもと関わりたくて就いた保育士の仕事。関わる時間を確保するために、優先順位を決めて効率的に事務仕事を終わらせるように努力している。それでも、事務仕事が終わらずに子どもとなかなか関われない…。

そんな悩みから「向いていないのかも」と感じるときには、そもそも行うべき事務仕事が多すぎる可能性があります。

保育園で作成すべき書類は大まかには決まっていますが、細かい部分は園の裁量に任されています。そのため、園によって事務仕事の量は全く違うのです。事務仕事に追われて子どもと関わる時間がなくなってしまっては本末転倒です。

子どもと関わる時間を一番に考えて、事務仕事を簡略化している保育園はたくさんあります。

周りの保育士がみんな元気

自分以外の保育士がみんな元気に働いているのに、自分は同じように元気に子どもと接することができない、おとなしい自分は保育士に向いていないのでは…そんな悩みを抱える方へ。おとなしいからと言って保育士に向いていない訳ではありません。

子どもを育てるお母さん達にも、いろいろなタイプの人がいますよね。子どもと思い切り走り回って遊ぶ人。穏やかに子どもの話をじっくりと聞いて受け止める人。保育士もみんな同じでなくて良いのです。むしろ、いろいろなタイプの大人と接することは子どもにとってプラス要素。「保育士は元気がないとダメ」と元気の良さを求められた場合には、その園が合っていなかったという方向性でも考えてみましょう。

「保育士に向いていない」と感じたときに実践したいこと

保育士に向いていないと感じたときに、少しの行動力と考え方の変化で保育士としての楽しさや自信を取り戻すことができます。

同僚に相談する

まずは一緒に仕事をしている先輩保育士や信頼できる同僚に相談してみましょう。自分でも気が付かなかった良い部分を教えてくれたり、改善策を提案してくれることもあります。

そのときに気を付けたいのが、相談をする人です。どんなに保育士経験があっても、相手の意見に対して否定から入る人には相談をしないようにしましょう。ますます、自信をなくすだけです。しっかりと話を聞いてくれて信頼できる先輩や同僚を見極めて相談することが大切です。

考え方を変えてみる

初めから完ぺきに保育ができる人はいません。ベテランの保育士も、たくさん失敗をしながら保育経験を積んでいったのです。

今、保育士に向いていないのかもと感じているということは、自分の保育がしっかりと見えているということ。あとは改善するべき部分は改善をして、焦らずにゆっくりと経験を積んでいけばきっとすてきな保育士になれます。

ただ、自分の個性を隠して周りの保育士と同じようになろうとする必要はありません。いろいろなタイプの保育士がいるからこそ、いろいろなタイプの子どもや保護者を受け入れることができるのです。「こういう保育士にならなければならない」という固定概念を捨てて、目の前の子どもに対して自分が良いと感じる働きかけをしてあげてくださいね。

他の保育園を探し転職という選択肢も

どうしても自分の保育に自信が持てない、園の方針や一緒に働く同僚と合わないと感じたときには、他の保育園に転職するという方法もあります。

今働いている保育園だけが、保育士として働くことができる職場ではありません。

・方針の違う保育園に転職したら自分らしく働けるようになった

・転職した園は事務仕事が少なく、子どもと十分に関わることができた

・同僚との関係が良好で、毎日楽しく保育ができるようになった

このように、転職をすることで「保育士に向いていないのかも」という悩みが解決する可能性は十分にありますよ。

保育士は「親に変わって」子育てをする大切な仕事

保育士は子ども達の成長を見守り、働く保護者の手助けをする大切な職業です。

保育士をしていると「自分は保育士に向いていないのでは」という不安を抱える瞬間もあります。そんなときには、子ども達の笑顔を思い浮かべてみましょう。子ども達は保育園の先生が大好きです。子どもが笑顔を向けてくれることに自信を持ってください。

そして、周りに相談をしたり、考え方を少し変えてみることで不安解消の糸口が見つかることも。ときには、働く環境を変えることで自信を取り戻せる可能性もあります。

保育士をしていて楽しい、保育士になって良かったと思える瞬間を大切にしてくださいね。

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