保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集

保育士のひきだし

2018.10.25

保育士のやりがい・魅力をご紹介します!保育士がやりがいを感じる瞬間とは

保育士は子どもの命を預かる責任の重い仕事です。さらには子どもとの関わりの他にも、保護者対応や事務仕事など仕事量が多く、責任の重さと仕事量に押しつぶされそうになることも…。そんな保育士の大変さがクローズアップされることも多いですよね。

しかし、保育士の仕事には、そんな大変さを上回るほどのやりがいと魅力があります。その魅力に気付けたとき、保育の本当の楽しさが分かります。子どもや保護者との関わり、そして日々の仕事の中にどんな魅力があるのか、どんな瞬間にやりがいを感じるのかを具体的にご紹介します。

子どもとの関わりの中で感じるやりがい・魅力

保育士の1番の役割である子どもとの関わり。日々子どもと向きあいながら過ごしていく中で、たくさんの魅力を感じることができます。詳しく見ていきましょう。

子どもの笑顔が引き出せたとき

保育士をしていて1番嬉しい瞬間は子どもの笑顔が見られたときです。泣き顔も怒った顔も全部が大切な子どもの姿ですが、やはり笑顔は特別。

  • 自分が設定した遊びで子ども達が笑顔になってくれた

  • 慣らし保育で泣いていた子どもが笑ってくれた

  • 登園時、笑顔で走り寄ってきてくれた

このように、自分の存在や設定した保育が子どもの笑顔を引き出せた瞬間は大きなやりがいを感じます。こんなにも笑顔あふれる環境の中で働ける仕事は、多くはないのではないでしょうか?

子どもの「特別」になれたとき

保育士を目指す人のほとんどは「子どもが好き」という思いを持っているのではないでしょうか?そして日中のほとんどの時間を保育園で過ごす子ども達にとっては、保育士は家族の次に安心できる特別な存在です。

大好きな子ども達から「先生大好き!」と言ってもらえたとき。笑顔で「先生~!」と自分の元に走ってきてくれたとき。今までの疲れも吹き飛んでしまうほど、「保育士をしていて良かった」と心から思いますよ。

またクラスの担任になると、自分のクラスの子ども達は特別に可愛く感じます。そして、子ども達にとっても、どんなにベテランで子どもの対応が上手な保育士よりも、担任の先生は特別な存在なのです。

担任を持つと責任も重く仕事量もさらに増えますが、子どもとの絆を常に感じられる担任の魅力は仕事量の多さにも上回ります

子どもの成長を感じられたとき

子どもは日々成長しています。その成長を近くで感じられるのは保育士の特権。

  • 昨日まで歩けなかった子どもが今日初めて歩けた

  • 食べられなかった食材を一口食べられた

  • 使いたいおもちゃがあったときに「かして」と言葉で伝えられた

  • 初めて前回りや逆上がりができた

他にも子どもは数えきれないほどの成長を日々見せてくれます。

また、1年を通して成長が見られることも保育士のやりがいの1つ。ひとりひとりの成長はもちろんですが、クラスとしてのまとまりも4月当初と年度末の3 月では格段に違います。立派に卒園、進級していく子ども達を送り出す瞬間は正に感無量です。

子どもの気付きに驚かされることも

子どもの視点は大人とは少し違います。遊びを想定して環境設定をしても、全く違った遊び方を始めてうれしい驚きがあったなんてことも。子ども達の姿が保育の幅を広げてくれるのです。散歩中にも大人では気付かないような、小さな虫や面白い葉っぱや木の実を見つけて、小さな大発見を保育士に教えてくれることもあります。そんな子どもの姿に癒されることも多いですよ。

子ども同士の会話も何気ない大人の言葉を真似ていたりと、聞いていると思わず笑顔になってしまいます。

卒園後の子どもと出会えたときの喜び

保育園で働き続けていると、卒園して大きくなった子どもが保育園に遊びに来てくれるといううれしいサプライズもあります!

保育園に通っていたときには、あんなに小さかった子どもの立派に成長した姿が見られた瞬間は保育士冥利に尽きます。この喜びを感じられるのは、保育士を続けてきたからこそのご褒美です。

保育園時代を思い出しながら、子どもや保護者と思い出話に花を咲かせましょう。

保護者との関わりの中で感じるやりがい・魅力

保護者との関係がそのまま子どもとの関係につながるのが保育園です。子どもは親の姿をよく見ているので、保護者と良い関係が築けていると、その子どもとの関係作りもスムーズになります。反対に保護者との関係が上手く築けていないと、その子どもが保育園や保育士に慣れるまでに時間が掛かることもあります。だからこそ、日々丁寧に保護者と関わり関係を築く必要があるのです。

そうは言っても、保育園にはさまざまな保護者がいます。保護者との関係で悩むことも少なくありません。そんな中で、保護者との関係を築けたと感じる瞬間は大きなやりがいにつながります。

保護者から育児の相談をされたとき

保護者は、見ていないようでも保育士の仕事ぶりをよく見ています。子どもとの関わりや育児について相談をされるということは、信頼の証。プロの保育士として、保護者から仕事ぶりを認めてもらえることは、大きなやりがいにつながります。

保護者に適切なアドバイスができるように、さらに知識を深めようと思うきっかけにもなりますね。

保護者から感謝の言葉を言ってもらえたとき

保護者から「先生が担任で良かった」「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを言ってもらえた瞬間、悩みながらも保護者対応を頑張ってきて良かったと全てが報われたように感じます。なかなか関係が築けなかった保護者の場合はなおさらのこと。

たくさんの保護者と接する中では、上手くコミュニケーションがとれずに保育士に向いていないのではと感じることもあります。しかし、この一言をもらうと「やっぱり保育士は辞められない!」と保育士の魅力を再確認できますよ。

行事の中で感じるやりがい・魅力

保育園では季節ごとに多くの行事が用意されています。行事を開催するまでには、計画を立て作り物をして、子ども達との練習やリハーサルを積み重ね、ようやく当日を迎えます。

行事準備中の忙しさに悲鳴をあげたくなることも…。しかし、大変さを乗り越えたからこそ感じる魅力もあるのです。

子どもの成長を感じることができる

行事は子どもの成長を感じられるチャンスです。

例えば運動会。全くできなかったお遊戯を毎日練習する中で覚え、当日立派に踊ることができたときなど。

このように行事を通じて、子ども達はひとつ、またひとつと成長していくのです。行事という目に見える目標に向けて子ども達が頑張る姿、そして成長した姿が見られることは行事の大きな魅力です。

行事を成功させた達成感を味わえたとき

1つの大きな行事を乗り越えることは、子どもだけではなく保育士も達成感を味わうことができます。当日に向けて準備と話し合いを積み重ね、成功した瞬間。保育士同士の団結も強まりますし、保育士としての自信にもつながりますよ。

行事に向けて頑張ってきたからこそ感じられる達成感ですね。

季節を感じることができる

日常の中で季節を感じる瞬間は、あまり多くはありません。大人になってから、自宅で七夕の短冊を飾る、ひな祭りのお祝いをするという方は少ないのではないでしょうか?

しかし、保育士として季節の行事を開催することで、季節の移り変わりを子どもと共に感じ、行事を楽しみに待つワクワクした気持ちを持つことができます。

また、子どもと散歩をしながら紅葉や季節の花を楽しんだりと、行事以外にも保育の中で季節を感じる瞬間が多いことも保育士の魅力です。

同僚や先輩との関係の中で感じるやりがい・魅力

保育士の仕事はとにかく多忙です。分刻みのスケジュールで会議や事務仕事をこなすことも。だからこそ同僚とのちょっとした関わりがやる気とやりがいに繋がります。

  • 自分が作ったお便りや書類を先輩保育士に褒められた

  • 初めて大きな行事の司会を任された

  • 会議で提案した保育や行事内容が採用された

一つひとつはささいなことですが、周りに認められるということはやりがいに繋がります。認められたらもっと頑張ろうと思えますよね。仕事内容が多岐に渡る分、自分の得意分野で認められる機会が多いことも保育士の魅力の1つ。

先輩保育士や同僚の一言でやりがいを感じることができたら、今度は自分が後輩保育士や同僚のやる気につながる一言をかけてあげたいですね。

社会貢献という部分から感じるやりがい・魅力

保育園と保育士は、保育を必要とする子どもと保護者のためにあります。日々の保育の中で感じるやりがいや魅力はたくさんありますが、それと同時に社会に貢献できることも保育士の仕事の大きな魅力です。具体的に見ていきましょう。

子どもの成長にとって重要な幼児期に関わることができる

子どもの成長にとって、幼児期の大人との関わりは重要な意味を持ちます。日中のほとんどの時間を保育園で過ごす子ども達にとって、保育士は重要な大人の1人。子どもの成長を担っていると考えると責任の重い仕事ではありますが、それだけやりがいにあふれた仕事でもあるのです。自分が関わってきた子どもが、成長して世の中で活躍すると考えるとワクワクした気持ちになりますよね。

働く保護者の手助けができる

働く保護者にとって保育園はなくてはならない場所です。そして保育園は保育士がいなければ運営できません。働く保護者のサポートをすることで、社会貢献ができることは保育士の誇りです。また、一時保育や地域との交流の中で、家庭で子育てをしているけれど育児に悩む方の手助けができるという側面もあります。

自分自身が成長し続けられるという魅力

保育に正解はありません。そのため、「子どもへの対応は適切だったのだろうか?」「もっと良いアドバイスが保護者にできたのでは…」と何年保育士をしていても悩みます。だからこそ、保育士は常に成長できるのです。

常に悩み続けることで保育の幅が広がり、より子どもが楽しめる遊びを考え付いたり、より適切な声掛けができるようになります。またその姿を真似て後輩保育士も保育士としての立ち振る舞いを身に着け、保育の幅を広げていきます。

自分ではなかなか自分の成長を感じることはできませんが、子どもの姿や後輩の成長に自分自身の成長を感じることもしばしば。

自分が子どもを産んで子育てをするときに保育士としての経験が役立ち、自分の成長を感じられることもあります。

保育士って楽しい!やりがいと魅力が満載な仕事

保育士は大変な仕事です。辛いことや悩みを抱えることもたくさんあります。しかし、それ以上にやりがいを感じられる瞬間がたくさんあって、魅力満載なのも保育士の仕事です。

こんなにも笑顔にあふれていて、感謝の言葉を多くもらえる仕事は、なかなかないのではないでしょうか?

子どもの笑顔を守るため、保護者に安心して子どもを預けてもらうために、保育士は日々悩み、多くの仕事をこなしています

保育士になりたいけれど大変さを耳にすることが多くて心配・・・。今現在保育士として働いているけれど日々の忙しさに押しつぶされそう・・・。そんなときに、保育士のやりがいや魅力を再確認してもらえたら嬉しいです。


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