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保育士のひきだし

2019.12.25

保育士のメイクでOKなもの、NGなもの

メイクは女性にとって身だしなみです。それは保育士であっても同じ。子どもと過ごす保育士にメイクは必要ないのでは、と考える方もいますがそんなことはありません。保育士にふさわしいメイクなら、子どもや保護者の方からの印象アップにもなりますよ。

しかし、動き回って汗をかいたり、子どもに顔を触られたりと、メイク崩れが気になることも。また、忙しい毎日で、メイクにかける時間がないという悩みを抱える方も少なくありません。

保育士にふさわしいメイクとはどんなメイクなのか、反対にNGなメイクとは?

化粧崩れを防ぐ方法や化粧直しのコツ、時短メイクやイベントごとにおすすめのメイクなど、保育士のメイクについてご紹介いたします。

保育士の基本はナチュラルメイク

保育士にふさわしいメイクは、一言でいうとナチュラルメイクです。では、保育士らしいナチュラルメイクとはどんなメイクなのかを見ていきましょう。

メイクは身だしなみ

女性にとってのメイクは、身だしなみの1つです。特に保育士のような、人と接する仕事では、メイクで印象が大きく変わるため、印象アップのメイクをマスターしておくとよいでしょう。

保育士は、派手なメイクをする必要ありません。プライベートでは、自分の気持ちを盛り上げたり自分を良く見せたりするために、流行のメイクをすることもあるでしょう。しかし、プライベートと仕事ではメイクを区別する必要があります。

ナチュラルメイクの基本は、自然な雰囲気と清潔感です。シンプルなアイメイクや派手すぎない色の口紅、自然な太さの眉などを意識し、清潔感のあるメイクを目指しましょう。

顔色をよく見せる

顔色をよく見せると、明るい印象になります。しかし、明るい顔色にしたいからといって、自分の肌色よりも明るすぎるファンデーションを選ぶことはNG。顔だけが浮いてしまいます。ファンデーションは自分の肌色に合わせた色を選びましょう。

化粧下地で肌を整え、コンシーラーでくまなどをカバーしてからファンデーションを塗ると、自然で清潔感のある印象に仕上がりますよ。また、チークを薄く入れることで顔色がよく見えます。濃く入れすぎると派手な印象を与えますので、注意しましょう。

日焼け止めは重要

保育士のメイクに欠かせないのが、日焼け止めです。子どもたちと一緒に戸外で過ごす時間が長いので、日焼け対策は重要です。日に焼けると体力を消耗し、シミの原因にもなります。化粧下地は日焼け止め効果のあるものを選び、ベースメイクの前に日焼け止めを塗るなど、日焼け対策を万全に行いましょう。

できれば避けたほうが良いメイク

できれば避けたほうが良いメイクは、色味の濃い口紅やチーク、ラメの入ったアイシャドウや濃いマスカラなど、派手に見えるメイクです。特に濃い口紅やラメの入ったメイクは、子どもの洋服に移ったり、子どもが顔に触った時に手に付く恐れがありますので、避けましょう。また、つけまつげは、もし外れて落ちてしまったことに気付かなかった場合に誤飲につながりますのでNGです。

ネイルは保育園の方針として、不可としている園も少なくありません。爪が伸びているとけがの原因になり、保育中に剥がれたマニキュアが落ちてしまうなど、不衛生なので控えた方がよいでしょう。

イベントごとのおすすめのメイク

保育園にはたくさんのイベントがあります。イベントの時には、普段とは違った服装をすることも多いでしょう。きちんとTPOを理解したメイクや服装なら保護者の方にも好印象です。保育園で行うイベントごとの、おすすめメイクをご紹介いたします。

入園式や卒園式向け

入園式や卒園式は、保育士もスーツで参加します。そのため、メイクも普段の保育のときよりも、フォーマル感がある方が服装に合います。

例えば、普段のメイクではアイシャドウを付けていなくても、自然な色のアイシャドウを付けるたけでも目元がはっきり見えます。口元もリップクリームだけで済まさず、落ち着いた色の口紅をプラスしましょう。

写真撮影の機会もあるので、普段以上に崩れにくいメイクがポイントです。入園式なら、ピンクの口紅やアイシャドウなど、春らしく華やかなものもおすすめです。卒園式では、子どもたちの成長や立派な姿に泣いてしまうことも。マスカラやアイラインはウォータープルーフのものを使用すると、目の周りが真っ黒!なんてことになりません。

参観日や保護者会向け

保育参観は、日頃の保育を保護者の方に見てもらう機会です。普段の保育と同じように、子どもたちと触れ合いますので、メイクも変える必要はありません。しかし、参観前は準備などで忙しく、くまや肌が荒れることも多いので、コンシーラーをプラスして、いつも以上にベースメイクをしっかりと行うことを心がけましょう。

保護者会は保育参観の後に続けて行うこともあります。メイクを直す時間がある場合は、ファンデーションのよれや口紅を塗り直すだけでも印象が変わります。保護者会を参観とは別日に設けている場合には、服装に合わせたメイクを心がけましょう。

運動会や遠足向け

運動会や遠足は、子どもたちと一緒に身体を動かす場面が多くあります。化粧崩れを直す時間もありませんので、いつも以上にメイク崩れに気を使う必要があります。

まずは日焼け止めをばっちりと。1日中屋外なので、日焼け対策は万全にしましょう。ファンデーションは落ちてもよれが気にならないくらい薄くつけたほうが、かえってメイク崩れが気になりません。肌のくすみが気になる場合には、日焼け止め入りの化粧下地を色付きのものにすると、肌色をカバーしてくれるのでおすすめです。

ハロウィン向け

日本でも一般的なイベントになりつつあるハロウィン。多くの保育園でも、イベントとして取り入れています。ハロウィンでは子どもたちだけではなく、保育士も一緒に仮装をすることもあります。いつもとは違う保育士の姿に、子どもたちも大いに喜んでくれるでしょう。

保育士のメイクも、仮装の一部として派手なものにしてもよいでしょう。魔女の仮装なら真っ赤な口紅や濃いアイシャドウがぴったりです。ただし子どもを怖がらせないように気をつけてくださいね。

長持ちするメイクのポイント

保育士のメイクでは崩れにくく、短時間で化粧直しができるのが一番です。子どもと一緒に思い切り遊んでも崩れにくい、長持ちするメイクのポイントを見ていきましょう。

毎日のスキンケアとベースメイクが重要

メイクが崩れないようにとファンデーションを厚く塗りすぎると、反対によれが目立ったり、汗で流れたときに汚く見えてしまいます。

崩れにくいメイクに仕上げるためには、毎日のスキンケアで肌を整えることが重要です。たっぷりの化粧水で肌にうるおいを与えましょう。また、市販されているオールインワンは、時短でスキンケアできます。試供品で試しながら、自分に合ったスキンケア用品を探す方法もおすすめです。

素肌がきれいだと、ファンデーションを薄く塗るだけで、透明感があり崩れにくいメイクに仕上がりますよ。くまやくすみなどの肌トラブルが気になる場合には、コンシーラーでカバーすると効果的です。化粧下地で肌を整えることも忘れずに。

フェイスパウダーで化粧直し

どんなに崩れにくいメイクを意識しても、子どもと動き回っているうちに崩れてしまうこともあります。そんなときには、さっと崩れを直せるフェイスパウダーでの化粧直しがおすすめです。てかりやすいTゾーンやファンデーションがよれやすい目や口の周りを、フェイスパウダーでおさえると、メイク崩れがカバーできますよ。休憩中に、さっと直せるのでおすすめです。

BBクリームで時短

BBクリームは、化粧下地や日焼け止め、ファンデーションの役割を1本で果たしてくれます。カバー力に優れたものなら、コンシーラーを使用しなくても、くまやくすみをカバーしてくれます。

忙しい朝でも1つのアイテムでOKなので、かなりの時短です。BBクリームは種類がたくさんあるので、自分に合ったものを選びましょう。1本あれば早番で時間がない朝に手早く使えて便利です。

消えない眉毛を持続する

メイクの中でも、アイブロウは重要な役割があります。薄い眉毛では寂しげな印象になり、すっぴんのように見えます。しかし、朝きちんと眉毛を描いたのに、汗で消えてしまった、なんてことも。

そうならないためには、メイクの段階で消えない眉毛を作ってしまいましょう。

おすすめの方法がアイブロウコート。いつもと同じように眉毛を描いた上から、ひと塗りするだけで消えない眉毛が完成します。透明なジェルなので、見た目にはわかりません。塗ってすぐに乾くので、時間もかかりませんよ。

消えない眉毛を作るもう1つの方法が、眉ティントです。眉ティントとは、眉毛に塗って少し待ち、はがすだけで、数日から1週間ほど消えない眉毛を持続させてくれるアイテム。時間のない朝に眉毛を描く必要がなく、汗で消えることがないので、最近人気のアイテムです。忙しい保育士にもぴったりのアイテムですね。

まとめ

子どもや保護者の方は、保育士の顔をよく見ています。すっぴんで出勤すると顔色が悪く見え、「先生、疲れてますか?」と保護者の方に気遣われてしまうことも。子どもは元気で明るい先生が大好きですし、保護者の方も、疲れている様子の保育士よりも元気のよい保育士の方が安心して任せられます。

身だしなみの1つとして、保育士らしいメイクをマスターしましょう。基本はナチュラルメイクです。迷ったときには、先輩保育士のメイクを参考にしてもよいですね。清潔感のある自然なメイクは、保護者の方からの印象もアップしますよ。

また、イベントごとにメイクに少し変化をつけたり、崩れにくいメイクを意識することもおすすめです。メイク崩れを気にすることなく子どもと関わるためにも、長持ちするメイクを試してみてくださいね。


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