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保育士のひきだし

2018.10.29

保育園のクリスマス会で子どもが喜ぶゲームや出し物を紹介!

12月が近付いてくると、保育園のクリスマス会の準備を始めている保育士さんも多くなってくるのではないでしょうか。

「クリスマス会の担当になったけど、何をしよう」「出し物がマンネリ化している」「たまには変わったこともしたい」とお悩みの保育士さんも多いと思います。

本記事では、保育園のクリスマス会の流れや、子どもが喜ぶゲーム・遊び・出し物のアイディアをご紹介します。

クリスマス会の出し物を考える時の流れ

保育園では行事ごとに担当が付きますが、初めてクリスマス会の担当になった方は、何をすればいいのかわからないと悩むかもしれません。

まず、クリスマス会の担当になった時に出し物を考える上で気を付けたいポイントは以下の3つです。

  • 出し物をするのは子ども?保育士?それともサンタクロース?
  • 毎年恒例の出し物にするか
  • 出し物の対象は乳児を含めるか含めないか

出し物をするのは子ども?保育士?それともサンタクロース?

クリスマス会で出し物を行う人をまず決めましょう。

子どもが行うのか、保育士が行うのか、サンタクロースが行うのか。

保育園では子ども(幼児)と保育士、それぞれ一つずつ出し物を用意すること多いです。

クリスマス会の中で時間配分を考えて、どの出し物にどのくらい時間を使うかを決めておきましょう。

毎年恒例の出し物にするか

出し物の内容は毎年恒例になっている保育園もあるかと思います。

初めてクリスマスの担当になった場合は、先輩の保育士に昨年までどのような事をやっていたのか聞いてみましょう。

毎年恒例になっていると、比較的準備もスムーズで担任も行事に向かって計画を立てやすいです。

Point:毎年恒例の出し物がある場合、新しい出し物を提案するのはハードルが高いかもしれません。

ただ、新しい事を取り入れることで違う見方ができて新たな発見があります。まずは恒例のプログラムの中に新しいアイデアを入れてみたり、既存のものを1つ置き換えてみたり、すべてを変えるのではなく一部分を変更してみると上手くいくかもしれません。

出し物の対象は乳児を含めるか

保育士の出し物を見るのは何歳児クラスか、子どもの出し物を行うのは何歳児クラスかを決めておきます。

特に乳児クラスは、幼児クラスよりも30分近く給食の時間が早い場合もあり、生活リズムが変わってきます。

乳児クラスもゲームや遊びに参加したり出し物を見たりするのであれば、会の最初の方に入れておき、集中力が切れないように工夫しましょう。

クリスマス会の大まかな流れ

クリスマス会のプログラムは保育園によってさまざまです。

サンタクロースが登場するかしないか、保育者の出し物があるかないか、発表会とクリスマス会を兼ねているかどうかなど、保育園によって大きく異なります。

以下は、クリスマス会の日の大まかな流れです。あくまで一例として、参考にしてみてください。

【クリスマス会のおおまかな流れ】

10:00

クリスマス会開始:開始の挨拶・歌

10:10

保育士からの出し物(劇やハンドベル、パネルシアターなど)

10:30

サンタクロース登場:プレゼントを配布

10:50

0~1歳児は記念写真を撮ってクラスに戻る

11:00

幼児クラスの出し物(合唱や合奏)

11:10

みんなでゲーム

11:30

クリスマス会終了。各クラスクリスマス給食をみんなで食べる

 

クリスマス会の当日は、一日中クリスマスムードが続くと子どもたちも楽しめます。お昼寝後に、幼児クラスが乳児クラスの部屋に遊びに行き、サンタクロースからもらったプレゼントで一緒に遊んだりするのも思い出に残るのではないでしょうか。

Point:0~1歳児が楽しむためのクリスマス会への配慮

0~1歳児は長い時間集中することは難しいので、クリスマス会の序盤に出し物やサンタクロースが登場するようにします。

また、サンタクロースが登場すると、人見知りや怖がって泣いてしまう子も多いです。

泣いてしまった場合は無理せず、保育士に抱っこしてもらい横に並んで写真を撮る、保育士と一緒にプレゼントをもらうなどのフォローを忘れないようにし、「サンタさん=怖い」というイメージをつけないようにします。

クリスマス会におすすめのゲーム・遊び・歌

保育園のクリスマス会では子どもや保育士が出し物をする時間を設定している保育園がほとんど。

まずは、子どもたちが喜ぶゲーム・遊び・歌をご紹介します。

みんなで盛り上がるゲーム・遊び

子どもがみんなで楽しめるゲームはクリスマス会におすすめです。全園児が参加するのか、乳児と幼児に分かれて行うのか対象年齢を考えてゲームを選びましょう。

クラス対抗プレゼントゲーム

プレゼントに見立てた箱を子どもが順番に積み重ねていき、時間内で一番高く積み上げたクラスの勝ちというシンプルなゲーム。難しくないので誰でも簡単に楽しめるのが良い点です。

プレゼント運びリレー

ソリに見立てた段ボールの箱車にプレゼント(ふうせんや日常の保育で使用しているおもちゃなど)を詰めて、クラス対抗でプレゼントの箱をリレーで回していきます。最初にゴールに着いたクラスが勝ちというルールで進めましょう。

Point:全園児が楽しめるように、クラス対抗戦にする場合はハンデをつけ、保育士がサポートするといった工夫をします。

定番のクリスマスの歌

みんなでクリスマスの歌を一緒に歌うのも盛り上がります。

12月に入ってから各クラスで練習し、クリスマス会が楽しみになるようにしましょう。

ただ歌うだけではなく、一工夫加えるとさらにクリスマス会が楽しくなります。

クリスマスの歌がきこえてくるよ

○○のうたが~の○○の部分をクラス名に変えて、替え歌を作り各クラスで発表しあうのも面白いです。それぞれのクラスの色が出るので、毎年やっても違いが出るのも楽しめるポイントです。

あわてんぼうのサンタクロース

どんどんどん、しゃららんらんなどの擬音の部分は、楽器を使ってみるのも一つのアイディア。

各クラス担当する楽器(1歳児は鈴、2歳児はタンバリンなど)を決めてもいいですね。

ジングルベル

定番のクリスマスソングですが、乳児には少しリズムが難しい場合もあります。

苦手な子でも覚えやすいように、手拍子や簡単な振付をつけるのがおすすめです。

Point:子どもは歌詞を覚えるときに目で見て分かりやすいものがあると覚えやすいです。絵カードを取り入れたり、振付をつけたりすると少し難しい曲でもスムーズに覚えて歌うことができますよ。

子どもが楽しめるクイズ

子どもが大好きなクイズ。準備の手間も少なく、子どもも楽しめる、保育士にも子どもたちにもうれしい出し物です。

保育園のクリスマス会で行うクイズであれば、サンタクロースが出題するとさらに盛り上がります。

せっかく遊びに来てくれたサンタクロース。ただプレゼントを持ってくるだけではなくて、クイズを出題してもらい、子どもに「サンタクロースにさらに詳しくなってもらう」のはどうでしょう。

  • サンタクロースが住んでいる場所はどこでしょう
  • トナカイの名前は何でしょう
  • 煙突がない家にはどうやってプレゼントを配っているでしょうか

など、保育士の想像力も必要ですね。

子どもが楽しめる!おすすめの保育士の出し物

保育士からの出し物=子どもへのプレゼントと言ってもよいでしょう。普段とは違う先生たちの姿を楽しみにしている子どもも多いのではないでしょうか。

年末は発表会や卒園に向けた準備など思っているよりも忙しい時期。感染症で保育士がダウンといったトラブルも考えられます。練習する時間は余裕をもって設けておくと安心です。

なじみのある絵本を用いた劇

子どもたちが大好きなものを劇にしてみましょう。

例えば、「カレーライスのうた」をモチーフにした劇。

各野菜や豚肉になりきった保育士たちが鍋の中に入っていき、お母さん役の保育士がかき混ぜてというシンプルなものですが、先生のコミカルな演技が少しあるだけで子どもたちは喜びます。

他にも定番の「大きなかぶ」をクリスマスバージョンに変えて、サンタがクリスマスプレゼントを引っこ抜く。といったものも楽しいですね。

幻想的な雰囲気に!ブラックパネルシアター

誕生日会などでも定番のパネルシアター。パネルを使って、おはなしや歌あそびなどを表現するものですが、クリスマス会でおすすめしたいのがブラックパネルシアターです。

いつもの保育室を少し暗くして、ブラックライトを用いて行うブラックパネルシアターは幻想的な雰囲気でクリスマス会にぴったりです。

Point:部屋を暗くするということに乳児クラスの子どもたちは「怖い」と感じてしまうことも。

パネルシアターを演じる保育士さんはいつもより少し高いトーンで行い、怖いという印象を少なくしてあげましょう。不安がっている子どものそばに担任がつくといったケアも大切です。

みんなで盛り上がりたい!合奏

楽器が得意な先生が多いのであればみんなで合奏をするのも盛り上がります。

保育士には吹奏楽部出身だったりピアノが得意だったりする先生がいます。あの先生が実はこんな特技を持っていたなんて!と驚くこともあります。

保育園にある楽器だけではなく、トランペットやクラリネットといった普段あまり見る事のない楽器に触れるのも楽しいですね。

Point:合奏を行う場合は楽器ができる先生以外の先生も参加できるように、ダンスを踊ったり歌をうたったりすると全員で発表できます。

参加せず子どもの側に付く先生も、手拍子やタンバリンといった楽器を用いて、場を盛り上げましょう。

クリスマス会を成功させるポイント

クリスマス会を成功させるには、担当の保育士はもちろんの事、クリスマス会に参加しているすべての保育士が子どもと一緒に楽しむという事が重要です。

また、クリスマスという行事への期待を高めるためにも、廊下にクリスマスの装飾を施したり、クリスマスにちなんだ絵本を読み聞かせたりという日々の活動が大切になってきます。

クリスマス会の日だけクリスマスの事を行う。のではなく、事前準備、クリスマス会への導入として12月に入った頃から日常的にクリスマスを意識できるようにしておきたいですね。

室内の装飾でクリスマスの雰囲気を

クリスマス会を行うホールにはクリスマスツリーを飾る以外にも、クリスマスにちなんだ装飾をしてみましょう。子どもたちの作品を飾るのもおすすめです。

  • 全クラス同じ作品(たとえばステンドグラス)を作る
  • 各クラスでツリーの飾りを作り、ホールの大きなツリーに飾り付ける

というように、子どもの作品を飾ると「自分たちも参加している!」という気持ちが強くなりますよ。

まとめ

一年は本当にあっという間、クリスマス会は年明け前の最後のイベントなんていう保育園も多いのではないでしょうか。

保育士にとっては”師走”の名の通り忙しい月ですが、子どもたちにとっては一年で一番ワクワクする月といっても過言ではありません。子どもたちも保育士も楽しい一日になるよう、事前準備からクリスマス会当日まで保育士が全力で楽しむことが大切です。

クリスマス会が最高の一日になりますように!

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