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おやこのひきだし

2018.12.25

子どもの習い事はいつから・何を始めればいい?習い事の始め方

子どもの将来を考え、習い事をさせたいと考える保護者は年々増加傾向にあります。ひと昔前であれば、習い事をしている子どもはそこまで多くありませんでした。しかし、現代の子どもは忙しいと言われるように、習い事をしている子どもは増えています。中には、いくつもの習い事を掛け持ちする子どももいるほどです。

とはいえ、初めて習い事をさせるときは、どのようなものをさせたらいいのか迷いますよね。

そこで今回は、子どもにおすすめの習い事についてご紹介いたします。子どもの才能を開花させ、将来の可能性を広げられるかもしれません。

いつから子どもの習い事を始めたらいいの?

習い事は、3歳~4歳くらいに始めている人が多いです。小学生から習い事を始める人はそこまで多くありません。ほとんどの場合未就学児で、幼稚園や保育園に通うタイミングを目安にして習い事デビューしています。

また、5歳以降で習い事を始めるときは、就学したときの準備という意味合いが強いでしょう。

幼児期に親と離れ、新しい世界に飛び込むのは子どもにとっていい刺激となります。運動能力についても、幼児期から積極的にスポーツを取り込むことで身体能力を高められると期待されているのです。

どれくらいの頻度で習い事に通ってる?

習い事の頻度は、週に1日。掛け持ちをしていれば週に2日になる子どももいます。中には、ほぼ毎日習い事に通っている子どももいるようです。

週に12日であれば親との時間、友達と遊ぶ時間も確保できるので、いいペースかもしれません。経験を積ませ、健全な成長を促すのは大切なこと。習い事をしすぎて、子どもの負担にならないようにすることも心掛けたいものです。

気になる子どもの習い事の費用は?

家庭によってさまざまですが、子ども1人に対し、もしくは1つの習い事に対して毎月1万円前後の費用をかけていることが多いです。ただしこれは各家庭によって異なり、月に5千円までという人から3万円以上の費用をかけているところもあります。

習い事自体が5千円から1万円程度の月謝となるので、いくつも掛け持ちをすれば当然毎月の出費は大きくなります。また、未就学児よりも小学生、低学年よりも高学年というように年齢があがるにつれて費用や習い事の数も増加傾向にあります。

そして、意外と盲点なのは入会金や月謝以外の費用です。習い事によっては指定のグッズ、教材費、衣装代、発表会の費用など毎月決まった費用がかかるわけではありません。これらの出費が痛いと嘆く保護者が少なくないのです。

習い事で家計が圧迫しないように、毎月いくらまでなら負担なく費用を算出できるのかシミュレーションすることが大切です。無理がない程度で、家計に合った習い事を選びましょう。

習い事を選ぶときのポイント

習い事の種類は多種多様で、一体何をさせたらいいのか迷いますよね。そこで、習い事を選ぶときのポイントについて下記にまとめました。

子どものポイント

  • 子どもの長所をのばせるもの
  • 子どもが興味を持ったもの

保護者としては苦手なものを克服してあげたいという気持ちが強くなりがち。ですが、嫌なものを長く続けるのは簡単なことではありません。それよりも、子どもが興味をもったもの、好きなことを優先してあげることがおすすめです。

1日体験教室に参加して先生や教室の雰囲気を知ることが大切です。先生や教室との相性が悪ければ、子どもは楽しく続けることができないのです。

保護者のポイント

  • 通いやすさ
  • 費用面のリサーチ

子どもの性格と習い事との相性チェックは当然大事なことですが、保護者にかかる負担も忘れてはいけません。実際に送迎するのは、保護者です。週に1日とはいえ、遠方に通い続けるのは難しいのではないでしょうか。

また、費用面のリサーチも大切です。先に話した通り、習い事は月謝だけではなくそれに付随した出費もあります。どの程度の費用がかかるのか、事前にチェックしておくことが大切です。

このように、保護者と子どもに負担がないこと、楽しめることをポイントして習い事を選ぶと失敗せずに続けられます。

共働き世帯の習い事

共働き世帯では、送迎の問題が出てきます。子どもの習い事は、低年齢の頃は親の送迎が必須です。しかし、夕方までの明るい時間帯のみに行っている教室が多いのが事実です。

そこで、共働き世帯で習い事をさせている人は下記のような工夫をしています。

  • 送迎ありの教室を探す
  • 祖父母に頼む
  • 習い事を休みの日に集中させる
  • 自治体のファミサポを使う

無理なく続けられるように、負担を軽減させる工夫が大切です。

スポーツで人気の習い事

体を動かすことが好きなら、スポーツ系の習い事をさせてみてはいかがでしょうか。身体能力が鍛えられるだけではなく、礼儀作法も身に付きます。

水泳

水泳は、常に習い事の人気ランキングの上位にあがります。ケイコとマナブ.netによると、2017年ではどの年齢でも水泳が断トツ1位でした。

水泳は基礎体力作りに役立つこと、心肺機能を鍛えられることが大きな魅力です。学校でも水泳の授業はありますが、時間は限られているので足りないと感じる人が少なくありません。

ぜんそくの子どもの体を鍛えるために選択する保護者もいます。水泳は周囲の湿度が高くぜんそくの発作が起こりにくい状況で、全身運動できるのがメリットです。0歳から始められるのもうれしいですね。

また、水泳は左半身と右半身で同じ動きをするため、左右の筋肉がバランス良く発達するというメリットもあります。泳法によっては、息継ぎなど左右で異なる動きをする場合もありますが、水泳はバランス良い体づくりができる習い事と言えるでしょう。

ダンス

ダンスは平成24年から中学校の必須科目となりました。親世代もなじみがなく、自分たちで教えることが難しいので、授業に対応できるようにダンスを習わせる保護者が増えているようです。

ダンスはリズム感を養うこと、音楽に合わせて体を動かすことができるので、音楽面の良さとスポーツ面の良さを同時に得ることができます。

体操

体操は、体力向上・体幹強化・集中力・柔軟性など総合的に心身を鍛えることが可能です。運動の基礎作りができていると、他のスポーツにも対応できますし、けがを防ぐという効果も期待できるようです。

小学生になり体育が始まると、運動好きと運動嫌いに別れます。できないという苦手意識が、運動から遠ざけてしまうのです。

しかし、体操を通じて運動の楽しさを知ると、運動嫌いになることを避けられるとも言われています。

バレエ

バレエは姿勢がよくなり、体も引き締まるというメリットがあるので女の子に人気の習い事です。チュチュを着て、ステージで踊る子どもの姿を見たいと思う保護者も多くいます。

しかし、バレエは発表会の参加費や衣装代、トゥシューズなど、月謝以外の出費は思いのほか大きいようです。発表会への参加費用は5万円から10万円、それ以上になるところも多くあります。長く続けていくほど、費用が高くなるので家計との相談が必須です。

サッカー

男の子に人気の習い事は、サッカーです。運動能力だけではなく、サッカーを通じてコミュニケーション能力も高まるというメリットがあるようです。

サッカーは月謝以外に、年に数回3万円程度の遠征費がかかったり、ユニフォームなどのサッカー用品を購入する必要があります。1度買ったら終わりではなく、その都度購入しなければならないので月謝以外にも定期的に費用がかかることを忘れてはいけません。

野球

サッカーよりは人気は劣りますが、野球の人気も根強いです。野球は礼儀作法が身に付きますし、チームプレーにより協調性が育まれるとされています。また、与えられたポジションを全うすることで、責任感も生まれます。

野球もサッカーと同じく、遠征費やユニフォームやシューズなどを必要に応じて購入する必要があります。

音楽系で人気の習い事

続いて、音楽系で人気の習い事を見ていきましょう。音楽は子ども感性を磨き、情緒豊かな子に育ってくれることが期待できます。ただし、月謝の他に発表会や衣装代などの費用がかかるので、家計と相談しながら決めるといいでしょう。

ピアノ

不動の人気を誇るのはピアノです。

ピアノの魅力は、音楽に触れることで感性が磨かれることだけではありません。楽譜を見て両手で鍵盤を叩き、音楽を作り上げるという、同時にしなければいけないことが多いのがピアノです。これらは脳に刺激を与えるので、判断能力が高まり思考力も向上すると言われているのです。

また、小さい子どもは歌を歌ったり楽器を演奏するのが好きなので、楽しく習うことができるのも人気の理由でしょう。

バイオリン

バイオリンもおすすめの習い事です。

音楽の習い事は表現力が豊かになり、聞く力が身につきます。脳の発達に役立つとされているのです。

ただし、バイオリンは身長によって買い替える必要があります。1台あたりおおよそ5万円~10万円程度かかるものと考えておきましょう。

まだまだある人気の習い事

それ以外にも、人気の習い事がいくつもあります。一つひとつ詳しく見ていきましょう。

英会話

習い事の人気ランキングにも常に入るほど、不動の人気を誇るのは英会話です。現在習っていなくても、これから習わせたいと思う保護者も多くいます。小学校では必修化されているので、授業で苦労しないようにという思いもあるようです。

英会話は、週に1日だけ通ってもすぐに話せるようになるわけではありませんが、英語に触れ楽しいというイメージを持つことが大切です。英語を聞く機会を与えるという意味では、0歳児から通うのも効果的。

学校で英語を習うとなると、どうしても苦手意識を持ってしまいますが、幼児期から楽しく学ぶことで、英語に対するポジティブなイメージがつきます。それが結果として英語力向上につながるのです。

学習塾、幼児教室

学習塾と聞くと、受験対策として通わせるイメージを持つ人が多いかもしれません。

しかし、それだけではなく幼児教室や学習塾に通うと、学習能力の基礎が学べるのです。勉強に対する苦手意識を取り除くことができるので、学ぶことや自分で考えることの楽しさを知ることが学習能力向上につながります。

プログラミング

パソコン関連は今注目されている習い事です。プログラミングは2020年に小学生の必修科目になることが確定しており、それに備えて習わせる保護者が増えているのです。

プログラミングは、昨今ビジネススキルとして注目されているロジカルシンキング(論理的思考)の習得につながると期待されています。

プログラミングができるようになるといった直接的なメリットだけではなく、他分野に置いても論理的なアプローチができるとようになるといったことも大きなメリットです。

そろばん

日常生活でそろばんを使う機会はありませんが、そろばんを習うメリットはいくつもあります。例えば、集中力や記憶力、忍耐力。学習の基礎を学ぶことで、学習意欲が増します。

過去には習い事といえば、そろばんと言われるほど多くの子どもたちが習っていましたが、現在でもその魅力は健在です。

書道

書道の月謝は手頃な値段のところが多く、始めやすいというメリットがあります。

字がきれいで損をすることはありません。男女関係なく上手に字を書けるのは、得をすることばかりです。

書道は集中力や礼儀作法が身に付くのでおすすめの習い事です。

また、書道は月謝や道具代以外にも検定料が発生するので、事前にリサーチしておくといいでしょう。

【参考】ケイコとマナブ.net 『ケイコとマナブ 』2017 年 子どもの習い事ランキング

習い事を嫌がったときの対応

「せっかく習い事を始めたのに、子どもが嫌がる…どうすればいいの?」と、子どもの習い事について悩む保護者が多いようです。それでは、子どもが習い事を嫌がったときには、どのように対応すればいいのでしょうか。

理由を聞いてみる

まずは、子どもの話をじっくり聞きましょう。嫌がるのには、子どもなりの理由があるはずです。理由が分からないのに、頭ごなしに否定したり無理強いすると、子どもはますます苦手意識を持つはずです。

習い事を嫌がる子どもの理由として多いのは、下記のようなことです。

  • 教室の雰囲気になじめない
  • 先生が苦手
  • うまくできなくて嫌になっている
  • 友達と遊びたい
  • 甘えたいだけ

保護者からするとささいなことに思えても、子どもにとっては大きな問題。理由を聞き、不安や不満を取り除く努力をしましょう。

意思の疎通が難しい2歳までの子どもなら、楽しくできるように気持ちを盛り上げる工夫をしましょう。

それでも嫌がるならいったんお休みするか習い事を辞めるという選択肢を

習い事を嫌がるときはいったんお休みするという選択肢があります。何らかの理由で、やる気が削がれ、心が疲れてしまっているのかもしれません。一度習い事から離れると、気持ちが落ち着きまた始めたくなることもあります。

それでもかたくなに嫌がるなら辞めるという選択肢も間違いではありません。辞めることは挫折ではありません。子どもの可能性は無限大です。保護者としては子どものためにと思い、送迎したり費用を捻出しているので簡単に辞めてほしくないものです。また、辞め癖がつくかもという懸念もあるでしょう。

しかし、辞めてもこれまでのことがリセットされるわけはありません。学んだことは、必ず身になっています。

辞めたいという意思を尊重することも大切なのではないでしょうか。辞めたことをきっかけに、新しく興味が持てるものと出会えるかもしれません。

辞めたいと言われてもネガティブに受け取らず、一緒になって答えを探すことが大切です。

まとめ

子どもの習い事は、小学生になる前の3歳~4歳くらいで始めることが多いようです。費用は月に1万円程度かかり、年齢があがるにつれ費用が高くなります。また、複数の習い事を始める子も増えるので、家計に合わせて選ぶといいでしょう。

人気の習い事は水泳や英語で、どの年齢にも選ばれています。プログラミングやダンスなども学校の必須科目に関連して、興味を持つ保護者が増えています。

このように子どもの習い事は、近年では特別なことではなく、やっていて当たり前という時代になっているのかもしれません。

しかし、子どもの負担にならないように、日頃から子どもの様子に注意を払い、楽しく続けられるケアをするのを忘れないようにしたいものです。

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