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2026.09.02

紙芝居と絵本の違いって??

保育園の読み聞かせで大活躍する「紙芝居」と「絵本」。同じ読み聞かせの教材に見えて、実は大きな違いがあります。

今回は、紙芝居と絵本が持つそれぞれの特徴と違いをご紹介します!ポイントを押さえて、子どもたちと一緒に素敵な読み聞かせの時間を楽しみましょう!

絵本とは

絵本とは、「絵と文がお互いを支え合っている」本のことを言います。

絵本の始まりは仏教の「お経」だと言われており、代表的な作品である『過去現在絵因果経』を見てみると、上の段に絵が、下の段に文章が配置されており、現代の絵本に似ていることが分かります。

また、絵本は子ども向けとして親しまれていますが 、視覚的な表現と文学的な要素が重なることで、近年は大人も楽しめる総合芸術としても評価されています。

過去現在絵因果経

作者:山名貫義模、原本:住吉慶忍、聖衆丸筆 所蔵者:東京国立博物館

出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム

紙芝居とは

紙芝居は絵で物語を見せながら、読み手が語り聞かせる構成になっており、

絵と文章が分かれているため、読み聞かせる人の演じ方が重要な役割を果たします。

また、紙芝居の源流は江戸時代の「のぞきからくり」や「写し絵」だと言われています。

色絵のぞきからくり

製作地:伊万里(有田)所蔵者:九州国立博物館

出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム

障子腰板に写し絵

作者:歌川豊国筆  所蔵者:東京国立博物館

出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム

紙芝居は日本発祥の文化のため、海外でも「kamishibai」と呼ばれているそうですよ!

それぞれに適した場面

絵本と紙芝居は、どちらも読み手の声のトーンや表情によって物語に引き込まれる点では共通していますが、その選び方や使い道には違いがあります。                                   

絵本が活躍する場面

子どもと1対1で向き合うときには、アイコンタクトを取りながらその子のペースや反応に合わせて進められる絵本が向いています。子どもが絵と文を丁寧に感じながら物語に集中することができ、文字の学習にも繋がります。

紙芝居が活躍する場面                                      

複数の子どもを相手にする時は、大きな紙に絵が大きく描かれており、多少離れた位置からでも見やすい紙芝居の方が向いています。しっかりと絵が見渡せるため、みんなで一体感を持って同じ物語を楽しむことができます。

このように絵本と紙芝居にはそれぞれに合った使い方があるため、人数や状況に合わせて使い分けることが大切になります。

おわりに

今回は紙芝居と絵本の違いを紹介しました!

絵本も紙芝居も、子どもたちの豊かな心を育て、物語の世界へと誘うかけがえのないツールです。

それぞれの良さを知り、その日の人数や、子どもたちの雰囲気に合わせて上手に使い分けることで、より子どもたちの心に残る読み聞かせをすることができます。

ぜひ素敵な読み聞かせのひとときを楽しんでみてくださいね!

ライクキッズ 指導員 S.H先生


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