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まなびのひきだし

2018.07.10

73.「子どもの人権」

こんにちは。子どもの人権を大切にする保育が大切なことは理解しているのですが、具体的にはどんなことなのでしょうか。

 

子どもの権利条約というものに、子どもの人権についての基本が明記されています。その基本の4つの柱はこうです(ユニセフによる)。

 

生きる権利:子どもたちは健康に生まれ、安全な水や十分な栄養を得て、健やかに成長する権利を持っています。

 

守られる権利:子どもたちは、あらゆる種類の差別や虐待、搾取から守られなければなりません。紛争下の子ども、障害をもつ子ども、少数民族の子どもなどは特別に守られる権利を持っています。

 

育つ権利:子どもたちは教育を受ける権利を持っています。また、休んだり遊んだりすること、様々な情報を得、自分の考えや信じることが守られることも、自分らしく成長するためにとても重要です。

 

参加する権利:子どもたちは、自分に関係のある事柄について自由に意見を表したり、集まってグループを作ったり、活動することができます。そのときには、家族や地域社会の一員としてルールを守って行動する義務があります。

 

子どもの権利条約ですね。どのように保育のなかで反映していくのでしょうか。

 

これらの権利は同時に児童福祉法の理念そのものであることが分かるでしょう。保育所にももちろん当てはまります。

 

生きる、守られる、育つを実現することは言うまでもなく保育所の使命です。

 

さらに、参加する権利は乳幼児が自分の言葉で語れるとは限りませんが、その発言や活動からその望みや考えを推察し、尊重することができます。

 

保育の中で一人ひとりの望みを尊重したいと心掛けてはいますが、、、

 

全て子どもの言うとおりにするということではなく、仮にその主張や要求にしたがないとしても、それを認め、できる限り受け入れるようにするのです。

 

わかりました。ありがとうございます。また、お願いします。

 

さようなら、また来週!

監修者

無藤 隆

白梅学園大学教授
内閣府子ども・子育て会議会長
当社保育アドバイザー

略歴
東京大学 教育学部教育心理学科、東京大学大学院教育学研究科博課程、聖心女子大学・お茶の水女子大学教授を経て、2005年より現任
専門
幼児教育 発達心理学
著作
「幼児教育のデザイン: 保育の生態学(東京大学出版社)」(2013)、「学研ことばえじてん(学研)」(2013)他多数

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