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まなびのひきだし

2018.06.26

71.怒ると叩く子(4歳児)

こんにちは。怒るとすぐに物をなげたり、叩いたりする子がいます。話をしてもなかなか理解できません。どのように接したらよいでしょう。

 

かっとなりやすい気質であったり、家庭で辛いことがあったり、いささか力で言うことを聞かせるしつけをしたりしていると、怒ったときに、暴力に頼ることがあります。

 

また知的な理解が足りなかったり、相手の気持が分かりにくい特質があると、そういった乱暴な行動に出やすい場合もあります。

 

そうなんですね。

 

まず、その怒りに共感する必要があります。

 

時々、なぜそんなに怒るのか、わからないことがあります。

 

そうだと認めることはなくても、その怒りを感じたことは子どもに取って本当のことなのですから、「怒っているんだね、イヤだったんだね」と気持を受け入れます。

 

イヤだった気持ちを受け入れる。

 

その上で、どういうことがイヤなのかを話してもらうようにします。

 

そして、たぶん誤解をしていることも多いので、その誤解をただしますが、それも、そう思っていたんだ、だったら怒りたくなるね、と同情心が必要です。

 

怒りが収まるまで、だっこしたり、なでてやったりしましょう。

 

収まるまでゆっくりと。

 

気持が収まってきたら、「では、どうすればいいかな」と本人に気づきを促しながら、「こうすればよさそうだね」とやり方を指導します。

 

なお、危険な行為は「危ないからしない」と約束するようにします。

 

はい。ありがとうございます。また、お願いします。

 

さようなら、また来週!

監修者

無藤 隆

白梅学園大学教授
内閣府子ども・子育て会議会長
当社保育アドバイザー

略歴
東京大学 教育学部教育心理学科、東京大学大学院教育学研究科博課程、聖心女子大学・お茶の水女子大学教授を経て、2005年より現任
専門
幼児教育 発達心理学
著作
「幼児教育のデザイン: 保育の生態学(東京大学出版社)」(2013)、「学研ことばえじてん(学研)」(2013)他多数

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