2026.08.27
れいぞうこに マンモス!?
文: ミカエル・エスコフィエ
絵: マチュー・モデ
訳: ふしみみさを
出版社: 光村教育図書
ページをめくるたびに、「次はどうなるの?」と子どもたちの期待が高まる、ユニークで楽しい絵本です。
大胆で思わず笑ってしまうような展開に、子どもたちはすぐに夢中になります。
電話をかけるシーンでは『プルプル』と、電話の音を真似、消防車が通るシーンに合わせて『ウー!カンカン…』とサイレンの音を真似て読み上げます。
そうすることで更に愉快な雰囲気になるようで友だち同士で顔を見合わせながら大笑いする姿も見られます。
テンポよく進むストーリーは、小さな子どもたちも飽きることなく楽しめる魅力があります。
そんな賑やかな物語ですが、終盤になると場面は少しずつ夜の静かな雰囲気へと変わっていきます。
読み手も自然と「しいいっ…!」と小声になり、子どもたちもそれに合わせるように声を潜め始めます。
先ほどまで笑い声を響かせていた子どもたちが、自然と穏やかな表情になり、ゆったりと絵本の世界に入り込んでいく様子がとても印象的です。
最後は、眠っているマンモスさんのイラストで物語が締めくくられます。
その余韻が心地よく、子どもたちの気持ちも落ち着いていきます。
暑い夏の日にたくさん遊んだ後、クールダウンをしながら楽しめる一冊です。
入眠前の読み聞かせにもぴったりで、子どもたちと穏やかな時間を共有できるおすすめの絵本です。
にじいろ保育園高田馬場東 保育士 ちえ先生












