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おやこのひきだし

2019.06.14

ママ友との上手な付き合い方を紹介。疲れる原因と付き合い方を知って毎日を楽に!

みなさんは、ママ友との付き合い方に悩んでいませんか?「ママ友付き合いが疲れる」「苦手なママ友も、子どものことを考えて気を使いながら付き合っている」「プライベートまで踏み込んでくるママ友が嫌」など、学生時代の友人とは違うママ友という特別に思える関係に戸惑い、悩む親御さんが多くいます。

 

そうとはいえ、ママ友が1人もいないのは寂しいものかもしれません。また、保育園や幼稚園、小学校に入ると保護者会など保護者間のやりとりが必要になるもの。そんな中、ママ友の輪に入れないと複雑な想いになることがあります。

 

ママ友は上手に付き合うことができれば、子どもにとっても親御さんにとっても、価値がある関係です。今回は、ママ友との上手な付き合い方や気の合うママ友ができる場所をご紹介いたします。

 

ママ友付き合いが疲れる原因

まずは、ママ友付き合いが疲れる原因を探っていきましょう。

 

相手に気を使いすぎている

ママ友に気を使いすぎている場合、付き合いが疲れてしまいます。ママ友との付き合いは、自分だけの問題ではなく子どもにも関わることだと考えているので、気を使わずにはいられないのです。

 

もし、子どもの生活環境に全く関係がないのであれば、もう少し気を張らずに付き合っていけたかもしれませんよね。嫌なら嫌で距離を置くことができますし、はっきりと自己主張する人もいるはずです。

 

しかし、子どもの親である自分が嫌われたら子どもに影響があるのでは…と心配になるとママ友付き合いにストレスを抱えても、我慢することを選択してしまいます。相手に嫌われないように、仲間外れにされないように、と円滑な人間関係を作ることを意識しすぎてしまうのです。中には、ママ友同士のSNSのグループに入り、通知がくるたびに輪から外れないように胃が痛い思いをしながら交流を持つ人もいるようです。

 

このタイプの場合、相手と仲良くなりたいというよりも仲良くしなければならないという使命感があるのでしょう。

 

ママ友との付き合い方が分からない

ママ友とうまく付き合おうとするばかりに、付き合い方が分からなくなってしまうことがあります。例えば、明るく接することを意識しすぎて空回りしたり、うまく対応できずに冷たい印象を与えてしまったりとさまざま。

 

ママ友の反応がいちいち気になり、少しでも表情が曇ったように見えると、何か余計なことを言ってしまったかもと心配になるという人もいます。ママ友とうまく付き合えないことを考えれば考えるほど不安になり、落ち込むことが増えるのです。

 

ママ友の距離が近すぎる

ママ友と適度な距離感を保ちたいのですが、距離が近すぎてストレスを感じていませんか?保育園や幼稚園、小学校の中だけの関係にしてほしいという人もいるのではないでしょうか。

 

それなのに、送迎時の会話が長時間になってしまったり、ママ友が自宅に遊びに来ようとしたり、休日に誘われたりとなると、少し引いてしまう気持ちが生まれることもあります。行動にはうつさなくても、質問責めをされて嫌な思いをすることもあるのではないでしょうか。あまり親しくない人から、あれこれ家庭状況を詮索されると気持ちの良いものではありません。

 

しかし、距離感が近いママ友を拒絶しすぎると、子どもに影響があるかもと心配なのではっきりと言えずにモヤモヤすることが多くなります。自分と同じ距離感ではない人との付き合いは、ストレスになるものです。

 

価値観が大きく異なる

価値観が大きく異なるママ友との付き合いは、疲れる原因のひとつ。ママ友同士は、年齢や育った環境、今の家庭状況はそれぞれ違いますよね。そのため、愚痴の多い人や、夫婦間の赤裸々な話をする人、自慢話の多い人など、さまざまなタイプの人がいるものです。癖があるタイプではなくても、金銭感覚や子育てに対する考え方などが違う場合も付き合うのが難しいと感じることもあります。

 

このように価値観が大きく異なり、付き合いにくい相手でも、ママ友同士はある程度付き合わなければならないため、精神的な負担を感じることが多いのです。

 

ママ友の性格が苦手

ママ友と付き合いにくいと感じる根底にあるのは、相手への苦手意識かもしれません。もし、ママ友と波長が合ったり、魅力的な相手であれば嫌だと思うことはないはずです。苦手なのに、子どものためにと無理をしているから疲れてしまうのです。

 

ママ友という関係は、自分が付き合いたい相手だけと付き合えるわけではありません。ここが一般的な友だち付き合いと大きく違うところかもしれませんね。

 

ママ友との上手な付き合い方

次に、ママ友と上手に付き合うためのコツをご紹介いたします。

 

家庭のことを質問したり話しすぎず適度な距離感を保つ

ママ友と付き合うときは、家庭のことを質問したり、こちらも話し過ぎないようにしましょう。ママ友同士は、トラブルが起きる確率が高いです。原因は、相手との距離が近すぎること。

 

例えば、ママ友の家庭状況を質問したことが詮索だと受け取られ、不快な思いをさせたり、こちらの家庭状況を話したことが自慢だと捉えられることがあります。本意とは違う受け取られ方をしてしまうのです。そして会話をした翌日から突然距離を置かれたり、根も葉もない噂話を流されるなどのトラブルが起きるケースもあります。

 

ママ友と上手に付き合い続けるためにも、適度な距離感を保つことを心掛けるようにしましょう。深入りせずに、付かず離れずがちょうどいいのです。

 

スルー力を身に付ける

スルー力を身に付けるのは、ママ友との付き合いで大切なことです。ママ友は仲良しの集まりとは限りませんよね。子ども同士のつながりを前提とした付き合いなので、輪の中には価値観が異なるママ友や癖が強い苦手なママ友もいるもの。

 

本音では距離を置きたいママ友ではないと言う場合は、相手の言動が気になってしまいがちです。しかし、こういったことをすべて気にしていると精神的なストレスはたまる一方です。嫌なことを我慢する必要はありませんが、ささいなことならスルーした方が楽な面もあります。本当に嫌なことだけはっきりと伝えればいいのです。

 

ママ友との付き合い方の場合、全力で向き合うとストレスになったり、そこからママ友同士のトラブルに発展する危険性があるので、苦手なママ友とは特に省エネの付き合い方が賢いですよ。

 

悪口には関わらないことを徹底する

ママ友の中には、悪口を言う人もいますが、同調したり一緒になって悪口を言わないようにしましょう。これがのちにトラブルの元になります。

 

目の前で悪口を言っていると、次のターゲットにされそうで怖くて同調してしまったり、もしくははっきり否定しすぎてママ友との関係がこじれることもあります。ママ友という揺らぎやすい関係では、悪口の問題は大きいもの。だからこそ、言動には気をつけなければならないのです。

 

もし、ママ友が誰かの悪口を言っているときは相づちを打って聞き役に回ったり、用事を思い出した等の理由をつけてその場から離れた方がいいです。悪口は目の前のママ友との関係だけではなく、周囲にまで影響するので気をつけましょうね。

 

ママ友との関係は一時的なもの

ママ友との関係は一時的なものなので、ある程度割り切って考えることも必要です。保育園や幼稚園、小学校など成長するにつれてママ友同士が交流する機会は減っていくもの。保護者の方が、付き添わなくても子どもだけで付き合っていけるようになります。そうすると、仲のいいママ友以外とは疎遠になることが多いですし、こちらから距離を置いても問題がない場合もあるのです。

 

ママ友付き合いに悩んでいると、この関係がいつまで続くのか嫌気がさしてしまいますが、終わりがくるので心配いりませんよ。

 

気の合うママ友を作るコツ

会うと疲れる関係ではなく、子育ての悩み、成長の喜び、時にはプライベートなことまで気軽に共有できるママ友なら作りたいと思う人が多いはず。また、子どもがトラブルを抱えたときも、ママ友という存在が大きな救いになることがあるのです。

 

ここからは、気の合うママ友を作るコツについて見ていきましょう。

 

子育てサロンや児童館などに参加する

子育てサロンや児童館などに参加して、ママ友ができたと言う人は多くいます。初対面で仲良くなったり、何度かあいさつを交わして顔見知りになって次第に距離が縮まったり、さまざまです。受け身でいるよりも自分からあいさつをしたり、世間話をしてみましょう。波長が合うママ友に会えると、自然と仲良くなれますよ。

 

ママ友付き合いはストレスの元になることがありますが、心許せるママ友に出会えれば財産になります。ママ友がいると、インターネットでは得られない地域情報が得られることもあるのです。心許せるママ友と出会えると、子育てのよき理解者になるでしょう。

 

自然体でいる

ママ友との関係が疲れるという人は、ママ友という関係性を意識しすぎているのかもしれません。ママ友の輪から、はみ出さないようにしようと苦手なものや、できないことを無理をしてやろうとしてしまうことがあります。これでは、精神的にも金銭的にもさまざまな方面で無理が生じてしまいます。

 

自分ではないものになろうとすると疲れてしまうもの。誰でも苦手なことがありますし、完璧な保護者はいないのではないでしょうか。

 

始めから、ある程度自分を出してしまうと気持ちが楽になりますよ。もし素の自分を出したときに距離を置かれたとしても気にしないようにしましょうね。離れていくママ友に固執するよりも、楽に付き合えるママ友がいるはずなので、去る者追わずというスタンスで大丈夫です。

 

また、子育てに悩むときはママ友が完璧に思えて自分を卑下してしまいがちです。自分は自分のやり方、考え方があることに自信を持ちましょう。背伸びしないで自然体で付き合っていきましょう

 

ママ友がいなくても焦らない

ママ友がいなくても焦らないようにしましょうね。保育園や幼稚園、小学校の行事に参加したとき、保護者同士が仲良くしているとママ友がいないことを焦ることがあります。輪に入れないことが不安になるのです。そうすると、どうにかしてママ友を作らなければいけないと躍起になることが多いでしょう。

 

例えば、相手のことが良くわからないのに距離を詰めようとしたり、ママ友ではなく友だちになろうと頑張りすぎて人間関係がうまくいかなくなって悩みの種を作ることに繋がります。

 

たしかに、ママ友がいると子育ての強い味方になるものですが、必ずしも必要かというとそうではありません。価値観が違う相手と無理に仲良くしても得られるものはないはずです。また、子どもの人間関係に影響がないならママ友にこだわる必要もないのではないでしょうか。焦っているときは、いい結果にはなりませんよ。

 

気の合うママ友は自然とできるものです。積極的に話しかけるのはいいのですが、距離感に気をつけたり、相手の性格を見極めることも大切ですよ。

 

まとめ

ママ友との付き合いに疲れるという人は多くいます。ママ友に気を使いすぎてしまったり、価値観が合わなかったり、そもそも苦手なタイプのママ友だから本音を言うと付き合いたくないなど、理由は様々です。ママ友との関係には大切な子どもも関わってくるので、無理をして付き合い続けてしまい、余計に疲れてしまうもの。

 

こうなると、ママ友は厄介な関係に思えてしまいますが、適度な距離感を保つこと、むやみやたらと家庭情報を話したり相手を詮索しないこと、スルースキルを身に付けるなど、いくつかのことに気をつければストレスを最小限に抑えて付き合うことができます。

 

ママ友と上手に付き合うと、子育ての悩みを共感し合えたり、子どもの助けになるなど大きな存在になりますよ。向き合い方を少し工夫して、ストレスフリーなママ友付き合いをしましょう。きっと子育ての味方になってくれるはずです。


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