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2017.08.22

23.きまりを守る

むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。

 

ひとり一人に合わせて保育が必要だと思っていますが、少しずつ友だちと生活する中できまりの大切さをわかってほしいなと思っています。

 

やはり、根気よくきまりを伝えるしかないのでしょうか。

 

決まりは誰でも守るべきもの(例えば、ものをほしいといっても殴ってはいけない)と園やクラスとして守るべきもの(例えば、給食の時間には席に着く)などがあります。いずれもどこかで守れるようになってほしいものです。

 

はい。私もそう願っています。

 

それは大人や年長の子どもがやっていることを見習い、それをするのは当然と見えてきて、始まります。といって、決まりは目に見えるものではないので、個々の場面と行動を見習うことが出来ても、決まりとして身に付けるのは大変です。

 

まず、危険な行動は止めましょう。危なくならないように、子どもに分かりやすいやり方を定着させます。

 

多くの決まりは、他にやりたいことがあるので守れないものですから、そういう遊びを別に用意します。高いところに登るのは子どもの好奇心と挑戦心の発露ですから、それを止めるというより、危なくないと同時に大人に困ることがない遊びの機会を提供します。

 

ただ待ったり我慢したりも苦手ですから、それも先の見通しを明確にし、その間やる活動があれば、待ったりも出来ます。

 

見通しを明確に!

 

子どもの感じる面白さを大切に、守るべき決まりは少数にして確実に、ということを心がけましょう。

 

ありがとうございます。また、お願いします。

 

さようなら。また、来週!

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