保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集保育のひきだし こどもの可能性を引き出すアイデア集

一年目の担当クラス:3歳児

一年目の勤務先:

子どもと本気で向き合い、家庭の負担も軽減

my73さん
(保育士歴:5年目)

一年目の担当クラス:3歳児

一年目の勤務先:

【私の「保育のお仕事1年目」】うまくいかなくて悔し涙を流す日々だった1年目

自分が通っていた幼稚園に大好きな先生がいて、私もその先生のようになりたいとずっと思っていました。念願叶って大学卒業後は幼稚園に就職。5歳児クラスを担当し、30人の子どもを1人で見ていて、とにかく毎日大変で(笑)。先輩と同じようにやりたいのに子どもとうまく接することができず、悔し涙を流したこともたくさんありました。
その後、視野を広げたいと思って他業種に転職したけど、やっぱりこの業界に戻って来たのは子どもが大好きだから。大学卒業時に幼稚園教論と保育士のふたつの資格を取得していたこと、そして乳児のお世話に興味があったので今度は保育園を選んだんです。

保育園へ再就職、トイレトレーニングに悪戦苦闘!

保育士1年目は3歳児を担当しましたが、幼稚園3歳児との大きな違いにショックを覚えましたね。一番驚いたのはクラスの半分の子がおむつだったこと。幼稚園だと「入園時におむつは外して来てください」というのが基本なので、トイレトレーニングの経験がなかった私はものすごく焦り、悪戦苦闘したことが忘れられません。私が幼稚園で働いていたときに接していたのは専業主婦のお母さんたちが多く、時間に余裕があったのだと思います。対して保育園は、なるべく保護者に負担をかけないよう、本来は家庭でおこなってほしい保育もできるだけ助けていくスタンス。このジレンマをどこまで相談すべきか、保護者への対応にも頭を悩ませていた1年目でした。


【5歳児との接し方】思い切り身体を動かす遊びをさせてあげたい

運動会のリレーの作戦会議では、子どもたち同士たくさんの意見を交わす姿もあり、私たちも一緒に悩んだり喜んだり、接していてとても楽しい学年ですね。

遊びでよくやるのは、どろけい(泥棒と警察のおにごっこ)やドッチボール。今は外遊びをする機会がどんどん減ってきて意外と運動能力が下がっているので、思い切り身体を動かす遊びをさせてあげたいんです。


【職業病あるある】日頃からアンテナが保育に

日頃から自分のアンテナが保育に向かっていますね。ディズニーランドのパレードを観たときも「あの振り付けはお遊戯会に使えるな」ってすぐ考えます。最近の盛り上がりネタは、DA PUMP『USA』のダンスをどのイベントで使うか(笑)。先生同士で取り合いになっています。


【実習生に一言!】子どもに素直な気持ちを伝えて

失敗を恐れているのか、何もしないで動かない学生さんが増えていると思います。怖がらずに子どもと向き合ってほしい。先生の気持ちを素直に伝えれば、きっと子どももそれに応えてくれますよ。私も後輩の保育士には、実習生はできなくて当たり前で、実習に来て楽しかったと思えるような雰囲気作りを心掛けてと伝えるようにしています。


【就活生に一言!】幼稚園と保育園の違いを考えましょう

先ほど話したおむつの件もそうですが、幼稚園と保育園の決定的な違いは“家庭環境の質”です。幼稚園に通う子どもの一番はお母さんだけど、保育園の子どもたちにとって一番安心できる場所は保育園である場合が多いかもしれません。 その分、子どもたちとは濃密な時間を過ごせますが、自分はこの子の本当の母親ではないという線引きも必要。私自身、様々なことに本気で向き合い、悩みながら毎日過ごしていますが、それがこの仕事の醍醐味だと思っています。

 



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