お盆も過ぎ８月も終わりに近づきましたが、暑さから逃れるのはまだまだ先のようです。暑い夏の間、よく見かけるのはセミたちです。夜、土の中から這い出して刻々と変化し、朝には立派なセミとなって羽ばたいていく姿は不思議で力強さを感じます。早朝から、数種類のセミが大合唱で賑やかな散歩ですが、私の住んでいる地域では、アブラゼミの数が一番多いようです。皆さんも子どもたちと近くを散策して、セミの鳴き声の違いに耳を傾けたり、生態を観察してみると面白いですよ。

★抜け殻

★クマゼミ

★アブラゼミ

眩しい太陽の元では、葉の上で食事中のマメコガネ、木々の間には巣をはりじっと餌を待つクモの姿が・・・

★マメコガネ

★クモ

ヤブガラシの花の周りでは、スズメバチが姿を見せはじめ、木々の下では、お洒落なカミキリムシを見つけました。

★スズメバチ

★ゴマダラカミキリ

次の日の散歩では、足元にふと目をやると、ちょろちょろしてはじっと止まるトカゲの子どもを発見！小さく光る目に小さな手・・・一生懸命生きる姿に出会うと「かんばれ！」と応援したくなりますね。

★トカゲの子

私の散歩は、藤沢駅から徒歩圏の住宅街です。年々、草原や空き地がマンションや住宅に変化していますが、四季を通して様々な生きものとの出会いを楽しめます。皆さんも、「あれ？」と感じるアンテナをはり、住んでいる街を子どもたちと散策して残り少ない夏を楽しみましょう。