３月になり春らしい日も多くなりましたが、寒さを感じる日もあり気温が上下する日々が続いています。散歩の途中でスギの木を見上げると・・・びっしりと固い雄花を付けた枝が風に揺れているのが見え、これがいっせいに開く時を想像すると鼻がムズムズしてきました。気温が上がるとスギ花粉も多く飛散し、辛い時期の方も多いのではないでしょうか？春の訪れは嬉しいのですが、こちらは困りものですね。

★スギ雌花

★スギ雄花

暦の上では啓蟄も過ぎ、そろそろ虫たちが目覚めて動き始める時期になりました。暖かな日差しの中では早々、てんとう虫たちが草の間を忙しそうに歩き回る姿が見られるようになりました。

★てんとう虫１

★てんとう虫２

今年も道端ではヨモギが、新しい葉をたくさんひろげ始めています。柔らかい新芽でお餅を作ると混ぜやすく、色もきれいで美味しい草餅ができるので、子どもたちと作るにはこの時期がお勧めです。

★ヨモギ

道端や草原にホトケノザやヒメオドリコソウが小さな花を咲かせていますが、花をよく見てみると葉の形や大きさも全く違うのですが、花がちょっと似ている気がします。

★ヒメオドリコソウ１

★ホトケノザ１

子どもたちとの散歩で、小さな花等を見つけた時にルーペで観察してみると、花の形やつくりが大きく見えるので、園外用の持ち物に加えておくと便利で活動も広がります。

★ヒメオドリコソウ２

★ホトケノザ２

もうすぐ卒園や進級の時期を迎えますが、春の訪れを子どもたちと肌で感じながら楽しい素敵な時間を過ごしましょう。

★コブシ