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サクセス子ども子育て研究所

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34.新しいクラスで(1歳児)

投稿日時:2017/05/23(火) 10:30

むっちゃん先生、こんにちは。 新年度になり担当が変わり1歳児クラスになりました。
 
子ども達は昨年からの保育者の方ばかりにいってしまします。早く仲良くなりたいと思うばかりです。
 
1歳児は愛着の形成・安定の時期です。そういった以前から親しみを持っている大人を信頼し、そのそばにいたいというのは当然ですし、望ましいことです。
 
そう思います。
 
愛着は複数の人に感じることが出来るようになるのです。
 
遊びに誘う!
 
焦らずに、まずは以前からいる保育者のサポートをすることから始めましょう。
 
次第にその人ばかりを何人もの子どもが奪い合うのがつまらないと気づく子どもが出てきて、その子たちがそばに寄ってきます。
 
サポートしつつ、面白い遊びに誘ってみます。子どもの好きそうな遊びをたくさん考えておこう!ありがとうございます。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!

32.生き物に親しみ命を大切にする

投稿日時:2017/05/16(火) 07:19

むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。
 
外遊びの時にアリの様子をじっと見ていると思ったら、アリを見つけてつぶしていました。(3歳児)
 
「かわいそうだよ」「やめようね」などとやらないような声かけをしたのですが、なんとなく不十分な気もします。
 
好奇心の表れですから、叱らなくてよいのですが。ただ、命は大事にしてほしいという保育者の思いは伝えましょう。「あらあ、そういうのは先生はイヤだな。ありさんも命があるからね。」というくらいでしょうか。
 
命の大事さを伝えられるかな?
 
そして、例えば、ありがどこに行くのか、追いかけてみても面白いですね。ありが餌を運んで、巣穴に入れるのを、砂糖などを置いて観察も出来ます。
 
楽しそう!
 
その上で、長い目で見て、動物への関わりを増やします。ありが生きていて、おもちゃとは違う、という実感を得るようにしていく必要があります。
 
例えば、ガラスの巣箱に土を入れて、ありを飼ってみる。ありが生まれ、育ち、餌を食べ、という生態を知ると、殺したりしなくなります。
 
飼うことで、身近に感じそうです。
 
生態を描いた絵本を折に触れ、読んでやるのもよいでしょう。
 
そうですね。ありがとうございます。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!

【5月】5月の風景

投稿日時:2017/05/12(金) 11:57

今年の連休は天候に恵まれ、久しぶりに電車に揺られて、新緑の山々や移り行く車窓の風景を楽しんで来ました。 いつもの時間や地域から離れて目にするものは、新鮮でワクワクするものばかりです!
★ 新緑の山



★ 車窓の風景



★ 茶畑


停車中の線路脇で見かける草花も、地域によって違いがあるので自分の地域と比較してみる等、楽しみ方は色々あります。 富士山の裾野では田植えが始まり、車窓から眺める水田の苗が風にたなびく様は、清々しい気分にさせてくれました。
★ 線路脇の草花



★ 5月の水田


初夏の様な日が続き汗ばむ程でしたが、ゆっくりと近所の散歩も楽しむことが出来ました。 プランターにはきゅうりの苗が植えられ、路地栽培のいちごには、鳥よけの覆いがかけられました。
★ きゅうりの苗



★ いちご


燃えるように花開く赤や紫の皐月やつつじは、虫たちを誘い私達を楽しませてくれます。 見事にしだれ咲く藤の花には、大きな羽音をたててホバリングするクマバチが繰り返し訪れます。
★ つつじ



★ 藤の花


鮮やかなシラー・ベルビアナの花の間を歩き回るアリや、ねぎぼうずに潜り込むハナムグリ等、様々な虫たちの姿も見かけるようになりました。
★ アリ



★ ハナムグリ


また、道ばたで良く見かける小さい可愛い花、オニタビラコやカタバミは子ども達にも親しみやすい小さい花たちです。
★ オニタビラコ



★ カタバミ


若葉の木々を見上げ空を仰ぐと、本当に気持ちがよい季節です。 子どもたちと心地よい5月のそよ風と一緒に散策に出掛けてみましょう。
★ もみじ



★ いちょう

 

04.応答的ってなあに?

投稿日時:2017/05/09(火) 07:00

週刊むっちゃん(保育Q&A)
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保育者歴3年目の「たっくん」と5年目の「さっちゃん」。2人の保育者が、保育のあんなこと・こんなこと、素朴な疑問をむっちゃん先生(無藤隆教授)にぶつけます。2人の疑問にむっちゃん先生はどんな回答をくれるでしょう!毎週火曜日、どうぞお楽しみに。

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むっちゃん先生こんにちは。先生にいろいろなことを相談できると聞いてうかがいました。よろしくお願いします。
 
毎日の保育の中で、子どもたちがいろいろな表情を見せてくれ楽しくすごしています。また、その中で子どもへの応答的な関わりが大事であると学びました。
 
そうですね。
 
でも、ある先輩は、『応答と言っても、子どもの要望を全部聞くわけではないでしょ。』といいます。応答的って範囲があるんですか。
 
応答とは、相手の要望通りにことをすることではありません。
 
気づかないとか、無視するのではなく、ダメとか、違うことを提案することを含めて、返事をし、相手のしていることを認め、したい気持ちを受け入れ、その上で、発展を促したり、方向を修正したりするのです。
 
したい気持ちを受け入れ、促したり、方向を修正したりするんですね。ありがとうございます。また、来週お願いします。
 
さようなら。また、来週!

おおむね6歳の発達とは

投稿日時:2017/05/02(火) 11:04

むっちゃん先生と学ぼう
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このコーナーでは、むっちゃん先生(無藤隆教授)が、保育・幼児教育の大事なポイントを分かりやすく解説します。一人でじっくり読むのもよし!研修の素材として、園やクラスのみんなと読むのもよし!様々な形でご活用ください。毎月1回(第1水曜日を予定)お届けします。読まなきゃ、損。差がつきますよ!

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こんにちは、無藤隆です。今月のテーマは、「おおむね6歳の発達とは」です。


おおむね6歳(保育所保育指針第2章子どもの発達2.発達過程(8)) 全身運動が滑らかで巧みになり、快活に跳び回るようになる。これまでの体験から、自信や、予想や見通しを立てる力が育ち、心身ともに力があふれ、意欲が旺盛になる。仲間の意思を大切にしようとし、役割の分担が生まれるような協同遊びやごっこ遊びを行い、満足するまで取り組もうとする。様々な知識や経験を生かし、創意工夫を重ね、遊びを発展させる。思考力や認識力も高まり、自然事象や社会事象、文字などへの興味や関心も深まっていく。身近な大人に甘え、気持ちを休めることもあるが、様々な経験を通して自立心が一層高まっていく。

6歳とは年長児の誕生日を迎えたところから小学校への就学までです。主には年長児の後半の時期を思い浮かべればよいでしょう。  運動発達については、身体を巧みに動かし、様々なスポーツに入っていける時期です。歩く、小走り、全力疾走などもその上手さはいろいろにしてもかなりよく出来るようになります。縄跳びなども道具を使った運動も練習の機会があれば、上達していきます。それだけ自分の思うように身体のいろいろな部位を動かせるようになるからです。さらにボール投げをするなど複雑な動きは身体の諸部位を互いに関連させて、一つのフォームに出来るからです。今後、小学校半ばくらいまで徐々にそのスキルは向上していきます。

いろいろとやってみたいことが増えていくばかりでなく、積極的に取り組もうとするでしょう。たとえ、多くの子どもがやっていることは、すぐに出来ないことでも工夫したり、練習したりすれば出来るようになるのだと分かってきて、進んで取り組もうとします。その機会をどれほど豊かに用意するかが、子どもの何に対しても挑戦する力や粘り強く取り組む力を伸ばします。園で可能な活動が多く出来るようになるため、自信を持ち、年下の子どもをリードし、また出来ないでいる子どもに助言したり、また自ら苦手なところを友だちから教わったりもするでしょう。どんなことでもすぐにあきらめるのではなく、興味を感じ、意欲を持った子どもに成長しているかどうかが園の保育の良さをよく示すことでもあります。

仲間関係が育ってきて、単なる仲良し関係だけではなく、協力し合う関係が生まれてきます。そばにいて楽しいとか、似た遊びをするとか、というのはかなり小さい子どもでも見られますが、役割を明確に分担して、それに沿って動くのは年長児あたりによく見られます。互いの役割やすることを統合的に捉えて、大きな目的やルールの下で一緒にやっていくことが把握できる必要があります。ドッジボールで味方のチームはともに敵に対して協力する関係であり、味方同士で投げるボールを取り合っていては勝てません。ごっこ遊びでお母さん役と赤ちゃん役はそれらしく振る舞い、しかも相手のすることに合わせて、役を演じます。皆で劇作りをするなどはかなり何日も掛けて取り組む活動ですが、そうすると、役や台詞や小道具や大道具作りを互いに調整し、練習しつつ、どうすれば一つのまとまりのある劇になるかをともに考えねばならないのです。互いにアイディアを出し合い、相手の希望を活かし、時に折り合いをつけ、よりよいものにすることを繰り返して、完成度の高いものにしていきます。
 

 身の回りの事柄への興味も広がり、そのものの特徴に気づくだけでなく、どうしてそうなるのだろうかと理由や原因を考えることも出てきます。たとえば、氷を見つけて、割って遊ぶだけでなく、どうしてあるところだと厚い氷が出来るのか、きっと寒いところだからだと考えたりもします。

 文字の読み書きも多くの子どもがするようになるでしょう。絵本や掲示その他で、かな文字にはしょっちゅう出会います。それを見ているうちに、その文字と発音との対応が出来ると、一文字ずつは読めるようになります。書く方は筆順などが難しい上に、小さいところに納める指先の器用さが必要ですが、それは年長児から小学校1年生に掛けて進んでいきます。

生活習慣の自立のみならず、自分で何でもやりたいし、出来るようになります。小学校に入ると、送り迎えも、集団登下校もあるにしても、親から離れ一人でやらねばなりません。自立の習慣とともに、自立心を育てていきましょう。
 
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いかがでしたか?次回のテーマは、「砂場遊びとは」を予定しています。それではまた来月

 
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