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47.小学校との連携その②

投稿日時:2018/01/16(火) 10:30

むっちゃん先生こんにちは。先週は小学校との連携は、
1.子ども同士の交流
2.職員同士の交流や情報共有や相互理解
3.児童要録の送付、
は必ず実施するよう求めているということでした。
 
それはなぜ必要か。
 
なぜですか。
 
子どもの発達の連続性の故です。
 
子どもは乳幼児期の発達を保育所の保育を通して促され、様々なことを学んできています。それを引き継ぎ、発展させるのが小学校です。
 
引き継いでいくことが大切なんですね。
 
ですから、保育所側は小学校で行う学習のあり方を見通し、小学校側は幼児期に育った子どもの力や保育所の指導のあり方を理解して、子どもの育ちと学びが順調に引き継がれていくようにするわけです。
 
なるほど!
 
ですから、子ども同士が触れ合い、年齢の異なるもの同士で、小さい子どもは年上の子どものすることにあこがれを抱き、年齢の高い子どもは低い子どものお世話をして、成長を実感する機会とするのです。
 
そうかぁ。
 
また保育士と小学校教諭が互いにやっていることは相当に異なっていても、それぞれの時期にふさわしい教育(あるいは保育)をしているのですから、それぞれを尊重しつつ、どうやれば、うまくつながるかをお互いに考えるのです。
 
尊重し合う。
 
それにふさわしいことを、保育所側も小学校側もともに連携して進めましょう。
 
わかりました。
 
そうなっていますか。
 
そうですね。この2週間での説明をみんなで確認してみます。ありがとうございました。
 
さようなら。また、来週!
 

【1月】感じる心を大切に!

投稿日時:2018/01/15(月) 14:01

新しい年を迎え、元日には初日が眩しい光を放ちながら昇って来るのを、ゆっくり眺めることが出来ました。 ここ数日は、寒波の到来でこの冬一番の寒さや、大雪の影響が各地であり心配です。

★初日


冷え込む朝、畑の野菜や草に霜が降りていました。 よく見ると霜の結晶は色々な形があり、とても綺麗で面白い形をしています。 いろいろな霜の結晶をルーペ等で拡大すると楽しめるので、活動に取り入てみてはいかがでしょうか・・・

★ブロッコリ-葉の霜1 


★ブロッコリ-葉の霜2 


★草の霜


日が差し始めて暖かくなると、スズメは木の枝等に集まり羽根を休め、ハシボソカラスは、畑で土を突きながらエサを探して歩く姿が見られました。

★スズメ


★ハシボソカラス


歩いていると塀の上に冬鳥のジョウビタキが舞い降り、辺りの様子をうかがう可愛い姿を見ることが出来ました。 また、ガサガサと音がする枯れ草に目をやると、アカハラも確認することが出来ました。

★ジョウビタキ


★アカハラ


寒さに震える梅の蕾はまだ小さくて固いですが、スイセンが咲き始めいい香りを漂わせています。

★梅の蕾


★スイセン


道ばたの草にも葉を放射状に広げ、冬の太陽を効率的に受ける種類がいくつかあります。バラの花のようなので、ロゼット葉といい、春を待つ植物が見せる冬越しの姿です。 ※(タンポポやオオバコの様に一年中ロゼット状の葉の植物もあります)

★ロゼット


今年も子どもたちと“感じる心が”育まれる自然との関わりを大切に過ごして行きましょう。

★冬の草地

 

保育所保育指針の改訂のポイント(その 7) 保育の環境

投稿日時:2018/01/10(水) 10:00

むっちゃん先生と学ぼう
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このコーナーでは、むっちゃん先生(無藤隆教授)が、保育・幼児教育の大事なポイントを分かりやすく解説します。一人でじっくり読むのもよし!研修の素材として、園やクラスのみんなと読むのもよし!様々な形でご活用ください。毎月1回(第1水曜日を予定)お届けします。読まなきゃ、損。差がつきますよ!

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こんにちは、無藤隆です。今月のテーマは、「保育所保育指針の改訂のポイント(その 7)保育の環境 」です。


保育所保育指針
第1章 総則
2 養護に関する基本的事項
⑴ 養護の理念
保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とするものである。保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。


  保育所保育における教育は養護に支えられたもので、しかも、まずは養護の確保が成り立って、教育は意味をなします。子どもは保育所の中で安全に暮らし、安心して過ごし、そこから落ち着いた気持ちでいられるからこそ、周囲へと関心が向けられ、様々なことに関わろうとするようになるのです。
その養護のあり方は何より子どもが命を持って生きているという事実に向かい合うことから始まります。生きているというのは生物であり、生存しているということを超えた人のあり方が生きるという生命のあり方に根ざしているということを指しています。

児童福祉法の第一条と第二条にこうあります。

第一条 全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのつとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する。

第二条 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
2 児童の保護者は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。
3 国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。
健やかに生まれ育っていくためには、何より生活の保障が必要であり、それは単に衣食住だけのことではなく、世話する人が愛し保護することによってなのです。それは何より保護者の責任ですが、同時に、国・地方公共団体から保育の責務を依託されて担っている保育所においても、生活の保障と愛し保護することの責任があります。衣食住が同時に愛し保護することに重なりつながるようなあり方が必要なのです。
そうすると、生命として生きるということには、大人からの愛情と保護が欠かせないのだと分かります。そうであってこそ、子どもはその人間らしいあり方を保持し発揮できるのです。 保育指針では、この養護を生命の保持と情緒の安定という二つとして整理しています。それは、養護性という大きな子どもの生命のあり方に根ざして成り立つ二面であり、まったく別なことというのではありません。生命とは単に飢えないとか眠れるということを含めて、そこに心身のあり方の生き生きとしたあり方の保全と発展を志向するものだからです。
衣食住の保障からさらに子どもの生き生きとしたあり方を可能にしていくことが養護です。それは、実際に、生命を保持する保育士の営みが愛護と不可分であり、そこに子どもの生命性の発揮としての生き生きとした状態を支え、広げていくことなのです。
子どもの情緒の安定からさらに自己を肯定し、周りの「世界」に開かれていくことに発展していくので、そのことを養護と教育の一体性と名付けています。子どもの眠り、起き、周りを見回し、排泄が気持ちよくなされ、お腹が空いたらミルクや食べ物を口にできる。そこに、周りの大人が親密な関わり方をすることで、養護の働きかけが子どもの健やかな育成の土台を作っていくことになります。
保育士がとりわけ子どもが小さい時期にまた長い時間保育所で生活するときに、養護としての関わりを丁寧に行うことから子どもは周りへの関心が生まれ、育ち、能動的な主体としての子ども自身の物事や周りの人への関わりが始まっていきます。そのような子どものあり方を引き出すためにこそ、日常の一コマ一コマにある小さな世話に愛情を込め、丁寧に子どもに応答していく保育の仕事のすばらしさがあるのです。

 
いかがでしたか?それではまた来月

46.小学校との連携その①

投稿日時:2018/01/09(火) 12:00

小学校との連携で保育所児童保育要録を送ったり、学校見学に行ったりしています。連携とはこのようなことなのでしょうか。
 
それでは、説明しよう。
保育所保育指針を見ると、第3章には、「保育所の保育が、小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに留意し、幼児期にふさわしい生活を通して、創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにすること。」とあります。
 
第4章では、特に「小学校との連携」と題して、「子どもの生活や発達の連続性を踏まえ、保育の内容の工夫を図るとともに、就学に向けて、保育所の子どもと小学校の児童との交流、職員同士の交流、情報共有や相互理解など小学校との積極的な連携を図るよう配慮すること。」とあります。
 
さらに、その次に、「子どもに関する情報共有に関して、保育所に入所している子どもの就学に際し、市町村の支援の下に、子どもの育ちを支えるための資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること。」となっていて、保育所児童要録の必要性を指摘しています。
 
はい。
 
つまり、保育指針で求めている連携とは、
 
子ども同士の交流
 
職員同士の交流や情報共有や相互理解
 
児童用録の送付、は必ず実施するよう求めています。
 
そうなんですね。
 
それはなぜ必要か。
 
続きは、また来週!
ありがとうございます。早く来週来ないかな!
 

45.「心情、意欲、態度」

投稿日時:2017/12/26(火) 10:00

むっちゃん先生、こんにちは。保育の計画を考える時に「子どもが身に付けることが望まれる心情、意欲、態度」が大切だと聞きました。
 
分かるような気もするのですが、やっぱり難しいです。
 
心情、意欲、態度とは、楽しいこと、面白いことを見つけること、熱中すること、何度でも試すこと、難しいことに挑戦すること、それを持続させて粘り強く取り組むこと、などのことです。
 
熱中して、試したり挑戦したりする。
 
それを具体化するには、領域ごとの内容について、楽しいことや集中できる遊びの機会を用意したり、子どもが見つけた面白い遊びを続けられ、発展できるようにしてやることなのです。
 
子どもが見つけた面白い遊びを明日に繋げていくんですね。
 
まさに保育そのもののことだと思いませんか。
 
そうですね!
 
そこから育つ学びの中核を心情・意欲・態度と呼んでいます。
 
ありがとうございます。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!
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