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サクセス子ども子育て研究所

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19.連絡帳に何を書く?

投稿日時:2017/07/25(火) 14:00

むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。
 
日中の様子を保護者に伝えたいと思い連絡帳に様子を書くのですが、読まれていないような気もします。保護者にもっと興味や関心をもってもらえるようにはどのようにしたらよいでしょうか。
 
その子どもが何をしたか、何を話したか、何を見つけたかを保護者は知りたいのです。
 
それも、昨日と違う今日のことです。「楽しく遊びました」ではそれは毎日のことです。「砂場をしました」でも、それは連日のことでしょう。
 
確かにそうですね。
 
今日のことを一文で良いので書くようにしましょう。なお、カメラで撮った写真に1行コメントをつける方式も増えてきました。
 
ありがとうございます。工夫してみます。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!

51.保護者との関係

投稿日時:2017/07/18(火) 12:50

むっちゃん先生こんにちは。いけないと思いつつ、苦手な保護者がいるのです。
 
少しでも良い関係を作りたいとは思うのですが、どうしたらよいですか。
 
もしかすると、先方でも苦手と思っているのかも知れません。
 
苦手というのは相互に感じていて、だから、互いにぎこちなくなり、ますます苦手な関係が固定してしまいます。
 
そうかもしれません。
 
まず、声を掛けましょう。他の人以上ににっこりと挨拶をします。
 
笑顔ですね。
 
帰りがけなら、そのお子さんの素敵だった様子を簡潔に伝えます。「今日は、・・・ちゃん、こんなことで頑張っていましたよ、こういうところがすてきだと思いました。」と分かってもらうのです。
 
子どものことなら伝えられそうですが。
 
もちろん、すぐに苦手な感情は消えません。
 
そう感じる相手の保護者も対人関係が苦手だとすると、そういった挨拶や声かけにも反応が悪かったり、戸惑っているかも知れません。
 
そうかぁ。保護者も戸惑っているのですね。
 
でも、数週間から3か月くらいで、そういう保護者も子どもと同じに変わっていくものなのです。
 
ありがとうございます。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!

【7月】夏野菜の花々

投稿日時:2017/07/18(火) 11:23

セミの声が聞こえ始め、そろそろ梅雨も明けそうです。 今年も豪雨の災害が続きここ数年、しとしと雨の降る梅雨のイメージが、地域によっては、梅雨=豪雨と気象の著しい変化に梅雨の捉え方が変わっていく様な気がします。
★雨粒


また、太陽が顔を出すと蒸し暑さと強い日差しが真夏を思わせる様になり、梅雨冷えも少なくなってきた気がします。
★夏の日差し


住宅街のプランターや菜園の夏野菜が、日々すくすく育っています。 皆さんは夏野菜を色々と口にすると思いますが・・・花は知っていますか? 当然、野菜にも色々な色や形の花々が咲き、身近で見る事が出来る可愛い花たちです。
★いんげんの花



★いんげん


きゅうりの花とすいかの花は共に黄色で似ていますが、花びらの形に違いがあります。 よく見ると、それぞれ花の元に小さな実が付き、きゅうりはとげとげで細長く、すいかは丸いので子どもたちと成長を観察してみると面白いです。
★きゅうりの花



★すいかの花


紫色の中心に黄色のポイントがあるなすの花は、つやつやの大きな実に育ちます。 畑やプランターでも栽培できるので、よく見かける身近な夏野菜のひとつです。 へたの部分に棘とげがあるので、触るときは気をつけましょう。
★なすの花



★なす


大きな可憐な花を咲かせるおくらの花は、ハイビスカスの花にも似ています。 この花があのおくらに成長するのは、不思議な気がします。
★おくらの花



★おくら


美味しい夏野菜の花々を、散歩の途中に子どもたちと楽しんでみませんか・・・
★とまとの花



 

10.乳幼児期の音楽ってなぁに?

投稿日時:2017/07/11(火) 07:00

むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。
 
僕は、楽器を演奏するのが得意ではありません。でも、子どもたちと歌や手遊びは取り組んでいます。しかし、なんだか物足りないような気がするのです。
 
もっと、何かしたほうがいいですよね。幼児期にとっての音楽ってなんですか。
 
乳幼児期の音楽は、まず音を丁寧に聴き取り、味わうところから始まります。お皿をテーブルに置くときにだって、そっと置けば、やさしい音になります。ガラスをたたくときれいな音がします。それを交互に繰り返すとリズム遊びになります。
 
音を丁寧に聴くのですね!
 
体も動かせば楽しい遊びになるでしょう。ダンスもよいでしょう。音の響き、体のそれと呼応したリズミカルな動き、自分と相手が対応した動きが可能になることが基本です。
 
声を出して歌うときも小さな優しい声を大事にして、それを聞き取るように努めます。それを子どもに指導しましょう。
 
そういった音と、音の呼応・共鳴関係が土台であり、それが本格的な音楽へと展開します。そのためには、各種の子どもに使える打楽器を中心とした楽器を増やすとよいと思います。
 
音と、音の呼応・共鳴関係を意識していきます。ありがとうございました。また、お願いします。
 
さようなら。また、来週!

保育所保育指針の改定のポイントとは(その1) 保育所保育に関する基本原則

投稿日時:2017/07/03(月) 13:23

むっちゃん先生と学ぼう
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このコーナーでは、むっちゃん先生(無藤隆教授)が、保育・幼児教育の大事なポイントを分かりやすく解説します。一人でじっくり読むのもよし!研修の素材として、園やクラスのみんなと読むのもよし!様々な形でご活用ください。毎月1回(第1水曜日を予定)お届けします。読まなきゃ、損。差がつきますよ!

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こんにちは、無藤隆です。今月のテーマは、「保育所保育指針の改定のポイントとは(その1) 保育所保育に関する基本原則」です。
2017年3月31日に保育所保育指針が改訂され、大臣告示されました。この改定のポイントを保育指針の本文に即して、順次解説していきます。なお、理解のため、改定されていないところを含めて、基本的な考え方を述べることとします。

 1 保育所保育に関する基本原則
(1) 保育所の役割
ア 保育所は、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第39条の規定に基づき、保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない。

イ 保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。

ウ 保育所は、入所する子どもを保育するとともに、家庭や地域の様々な社会資源との連携を図りながら、入所する子どもの保護者に対する支援及び地域の子育て家庭に対する支援等を行う役割を担うものである。

エ 保育所における保育士は、児童福祉法第18条の4の規定を踏まえ、保育所の役割及び機能が適切に発揮されるように、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術及び判断をもって、子どもを保育するとともに、子どもの保護者に対する保育に関する指導を行うものであり、その職責を遂行するための専門性の向上に絶えず努めなければならない。
 
「保育所の役割」の上の大きな見出しとして、「保育所保育の基本原則」となっています。今回、単に「保育所」とか、単に「保育」と呼ぶのではなく、「保育所保育」というまとまった言い方を多用しています。それは、保育所の保育の独自性・専門性を強調するためなのです。  「保育所の役割」は従来のものと基本的には同じです。もちろん最も大事なことなので、改めてその意味を読み取りましょう。
 

第1、保育所は「保育を必要とする子どもの保育」をするところです。保護者が面倒を見るはずのところ、代わりに小さな子どもの面倒を保護者に替わって行うということが児童福祉法で規定する保育所の福祉の最も基本となる働きです。その上で、保育所は子どもの健全な心身の発達を図ることを目的とするのですから、単に預かれば良いのではありません。発達を進めること、つまり教育という働きを担いますが、その働きは健全な心身の発達という人間の総体に関わるものなのです。ですから、子どもの最善の利益を考慮して、それを可能にする場として保育所の生活を構成していかねばならないのです。  

第2、保育所は保育に関する専門性を有する職員がその保育を行います。専門性を持つという規定が極めて重要です。単に子どもを預かる、例えば近所の人ではないのです。なお、保育士ではなく、職員とあるのは、保育士以外の職員も保育関わる業務を専門的に行うからです。また、乳幼児という時期を踏まえて、家庭との密接な連携を行いつつ、保育所の保育を行います。さらに、保育所の保育は環境を通してとあり、園の環境がその教育を含めた保育の基本的なあり方となります。その保育は養護と教育を一体的に行い、心身の世話であり、子どもの心の安定を図る養護の営みの上に初めて教育が成り立つことを述べています。その教育を含めた保育は子どもの発達や様子を見つつ、それに相応しい対応が求められます。

 第3、保育所は家庭や地域の様々な人々と連携して保育を進めます。また子どもの保護者や地域の子育て家庭に対する子育ての支援もその専門的な業務となります。

 第4、保育所の保育士は専門性を持ってその業務を進めます。適切な倫理観を持ち、専門的知識と技術と判断により子どもを保育し、保護者を支援するのです。その際、その職責を遂行するための専門性の向上に努めるとあり、これは従来、第7章に位置していた専門性の向上に関わるところを一文で要約して、保育士の専門性の記述に含めました。その専門性は向上に努めてこそ専門的であり得るのですし、日々の実践の中でその向上の努力が求められます。それは保育所の役割の中に置かれたことにより、単に保育士の個人的な努力だけではなく、保育所として組織的にその専門性の維持・向上の機会を日々設ける必要があります。
 
 
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いかがでしたか?次回のテーマは、「保育の目標(その1)」を予定しています。それではまた来月
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